ポケット図解 発達心理学がよ~くわかる本

概 要

ヒトの思考・心理が育つ過程を観察や実験によって確かめ、体系化したのが発達心理学です。従来は、誕生から幼児期、青年期までに注目が集まっていましたが、最近では「生涯発達心理学」として成人から高齢者として死を迎えるまでの人生全体にわたっての心理過程が対象となっています。本書ではこうした最新の発達心理学を、臨床医として第一線で活躍する著者の豊富な実践経験を踏まえながら、やさしく解説した入門書です。子を持つ親から学生、教育者、医療・福祉に関わる人など、発達心理学に関心を持つすべての人におすすめします。

著者 橋本浩
価格 本体1300円(税別)
ISBN 4-7980-1235-1
発売日 2006/02/08
判型 四六
色数 2色
ページ数 292
CD/DVD
対象読者 入門
シリーズ ポケット図解
表紙イメージ
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目次

序章 心理学と発達心理学

0-1 発達とは何か、心理学と発達心理学

0-2 生涯発達心理学の登場、発達心理学の歴史(1)

0-3 日本における発達心理学の歴史、発達心理学の歴史(2)

0-4 発達心理学の応用、臨床発達心理学

第1章 発達心理学の研究方法

1-1 研究の基本、インフォームド・コンセントとラポール

1-2 研究法の基本、フィールド研究

1-3 発達心理学の分析方法、時間に関わる研究方法

1-4 発達心理学のアプローチ方法、生命科学的アプローチ

1-5 臨床発達心理学の実務的手法

第2章 発達心理学の基本的重要概念

2-1 人はどのように発達するのか、発達段階と課題

2-2 知能と熟達化、知能と生涯学習

2-3 人は環境と相互交渉する、コンピテンス

2-4 人はどのようにして人間になるか、社会化

2-5 時代や地域によって異なる児童観

2-6 性格と気質、性格とは何か

第3章 胎児期・新生児期

3-1 胎児の性の分化

3-2 胎内で聞こえる母の声、出生前心理学

3-3 赤ちゃんの性格の違い、気質と母子相互作用

3-4 赤ちゃんは目が見えているか、最初の微笑みと視力

3-5 生まれたときにある力、新生児心理学(1)

3-6 赤ちゃんが認識する世界、新生児心理学(2)

3-7 新生児特有の原始反射、新生児心理学(3)

第4章 乳児期

4-1 身体の成長の仕方、赤ちゃんの身体発育(1)

4-2 臓器の発育、赤ちゃんの身体発育(2)

4-3 赤ちゃんの手、手の機能的発達

4-4 愛着の強さと人見知り、微笑の発達に伴う変化

4-5 乳児の育ちと親子の愛情、情緒的コミュニケーション

4-6 赤ちゃんの意思表示、感情表現と喃語

4-7 親子のコミュニケーションと発達、言葉の発達

4-8 子どもは親から学ぶ、大切なスキンシップ

4-9 遊びと乳児、乳児はなんのために遊ぶのか

第5章 幼児期

5-1 親子のコミュニケーションと言葉の発達、幼児の言葉の発達

5-2 幼児期の遊びには発達段階がある。遊びの発達

5-3 自我が芽生える、反抗期とは何か

5-4 けんかも大切な学習課題、子ども同士の遊び

5-5 幼児の問題行動、注目獲得行動と嘘をつくこと

5-6 父親が幼児の育児に参加することの効用、父親との接触

5-7 論理的に考える幼児、ピアジェの考え方に対する批判

5-8 絵の上達、幼児の描画発達

5-9 言葉の上達と絵本との出会い、言葉と情緒の発達

5-10 遊びの発達と社会性、ごっこ遊びと協同遊び

5-11 幼稚園・保育所と幼児、感情抑制や自己理解の発達

第6章 児童期

6-1 入学前の学力、幼児は個人差が大きい

6-2 学校への適応、集団遊びや仲間活動

6-3 いじめ、劣等感と自己効力感

6-4 やる気を伸ばすには、学習の自信と教師期待効果

6-5 自律的に学ぶこと、学習方法の自律

6-6 集団生活で学ぶ社会性、道徳性の芽生え

第7章 思春期・青年期

7-1 友人と親友、友人関係の発達

7-2 身体変化への戸惑い、性的成熟

7-3 性への目ざめ、性経験の発達と性役割

7-4 将来の生き方を決める、アイデンティティ

7-5 アイデンティティとキャリア発達

7-6 受験勉強はなぜつらい? テスト不安

7-7 社会の立場について考える、道徳性の発達

7-8 社会に対する関わり、向社会性、非社会性、反社会性

第8章 成人期

8-1 どう生きるべきか悩む、アイデンティティ

8-2 初恋から始まるアイデンティティの確立、初恋から愛へ

8-3 結婚と愛の起源、結婚の喜び

8-4 子育ての楽しさ、つらさ、育児ノイローゼ

8-5 実子でなくとも親機能は果たせる

8-6 結婚生活への適応・不適応、離婚とその心理的影響

8-7 働く意味、仕事におけるやりがい

8-8 通信技術の発達、インターネットと人間関係

8-9 変化の速い現代社会における中年の危機

8-10 子離れできない親、親離れと子離れ

第9章 老年期

9-1 定年退職と生活、退職後の人間関係の変化

9-2 おばあちゃん子は三文安いのか、祖父母と孫

9-3 加齢と呆け、老人性認知症

9-4 高齢化社会を生きる、高齢期の健康

9-5 人生を振り返る、人生を回顧することの意義

9-6 高齢化社会の介護、介護とストレス

9-7 死をどうとらえるか、死に対する意識の発達

9-8 孤独感、孤独感の規定因子と人生における変化

9-9 幸福とは何か、生涯発達心理学と幸福

第10章 発達の問題と援助

10-1 発達心理学的問題と心理学的問題、疾患や問題の分類

10-2 精神遅滞、発達の障害(1)

10-3 自閉症とアスペルガー症候群、発達の障害(2)

10-4 脳性麻痺、発達の障害(3)

10-5 学習障害と注意欠陥/多動性障害、発達の障害(4)

10-6 サヴァン症候群、発達の障害(5)

10-7 虚弱児と肥満児、発達の障害(6)

10-8 言葉の遅れ、発達の障害(7)

10-9 発話の障害、発達の障害(8)

10-10 発達障害児への支援、育児・保育・教育現場での支援

第11章 発達に関連する心理学的問題と援助

11-1 子どもの気になる癖、指しゃぶり、爪かみ、夜尿、チック

11-2 話せない、話さない、緘黙症

11-3 虐待はなぜ起きるのか、小児虐待とは

11-4 不登校はなぜ起きるのか、不登校はさなぎの時代

11-5 揺れに付き合う援助では難しい、思春期の悩み

11-6 神経性食欲不振症と神経性過食症、思春期の食の問題

11-7 大人になりきれない、思春期~青年期に陥りやすい心の症候群

11-8 コンプレックスとは何か、いろいろなコンプレックス(1)

11-9 性的なコンプレックス、いろいろなコンプレックス(2)

11-10 兄弟や母娘、父娘の関係から生まれるコンプレックス、いろいろなコンプレックス(3)

11-11 心の傷によるストレス障害、心的外傷と心的外傷後ストレス障害

11-12 子育て支援、ストレスの緩和

11-13 青年の生き方への迷い、迷う青年の本質と心の病

11-14 悩みを抱える中年、中年の心理学的問題

11-15 施設生活サバイバル、高齢者と生きがい

第12章 発達を考える際のピットフォール

12-1 心の問題の持続性と変化性、人は常に発達を続ける

12-2 何が変わり、何が変わらないのか、性格は変わり続ける

12-3 子どもが大人になれば能力は必ず向上するのか、発達と能力

12-4 社会環境は発達に影響する、社会や文化の影響

12-5 日本の子ども部屋と子どもの自立、子ども部屋と子育て

12-6 小児の不適応的問題とその回復、不適応行動の発達過程

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