インフォメーションアーキテクトの教科書
概 要
見た目ばかりで使えないサイトはもういらない! 今、Webサイト設計に求められるのはユーザーニーズとビジネスゴールを基にしたWebサイト設計です。本書は日本人が書いた初のIA(インフォーメーションアーキテクト)入門書として、IAをサイト戦略、ユーザー分析、Webサイトの設計という三段階にわけてわかりやすく解説します。
| 著者 | 中東優、野口竜司 |
| 価格 | 円(税込)(本体1700円) |
| ISBN | 978-4-7980-1554-5 |
| 発売日 | 2007/01/10 |
| 判型 | A5 |
| 色数 | 2色 |
| ページ数 | 160 |
| CD/DVD | - |
| 対象読者 | 初級 |
| シリーズ | - |
目次
インフォメーションアーキテクトとは
広い分野を横断して見るのがIAの仕事
IAがもたらす大きなメリット
3つのステップから成り立つワークフロー
「サイト制作業者」から「Webソリューションのプロ」へ
1章 サイト戦略
1 サイト戦略策定の基本フロー 20
サイト戦略を策定するための3つの視点
自社・現状サイト調査のやり方
ユーザー動向調査のやり方
競合調査のやり方
サイト戦略策定のやり方
すべてのWeb制作作業の土台としての基本戦略
2 自社・現状サイト分析①ヒューリスティック評価 25
ユーザビリティ評価の2つの方法
ヒューリスティック評価の5つの視点
全体構造のチェックポイント
基本ユーザー導線のチェックポイント
インターフェイス視認性のチェックポイント
アクション導線のチェックポイント
コンテンツ・機能のチェックポイント
3 自社・現状サイト分析②社内インタビュー 31
クライアントのビジネスを理解することの重要性
現状把握のための一次情報と二次情報
Web担当者以外からの方が有益な情報が得られることも多い
4 自社・現状サイト分析③Webサイトマッピング 34
マーケティング活用領域を整理する
サイト機能の6分類
ユーザーとの距離感は適切か?
5 自社・現状サイト分析④分析・評価 37
既存ロジックツールを活用する
分布傾向を掴むSWOT分析
「弱み」と「脅威」は徹底的に棚卸し
「強み」と「機会」の把握は機会損失を防ぐ予防策
6 自社・現状サイト分析⑤課題リストの作成 39
これまでの調査結果をリスト化する
7 ユーザー動向分析①現サイトにおけるアクセスログ分析 41
ユーザーの行動履歴を分析する
ユニークユーザー数・登録会員数・購買人数の見方
ページビューの見方
1人あたりのページビュー数の見方
1人あたりの平均滞在時間の見方
リンク元サイトの見方
ランディングページの見方
主要キーワードの見方
サイト内主導線経路の見方
直帰数の見方
コンバージョンレートの見方
平均値をおさえて判断材料とする
8 ユーザー動向分析②既存アンケートを利用したユーザー調査 46
ログ分析だけでは分からないユーザー像
アンケートを見る7つのポイント
9 ユーザー動向分析③ユーザーニーズと重要課題の発見 48
ユーザーを理解するための3つのポイント
ユーザー層の整理
ユーザーニーズの整理
ギャップの整理
10 ユーザー動向分析④ユーザーゴールの仮説立て 51
ゴールに達成する過程を視覚化する
11 競合分析①Webサイトのマーケティング活用領域 53
マーケティング視点で比較する
12 競合分析②ユーザー行動別サービス充実度 55
ユーザー行動順で比較する
ダイアグラムに偏りがある場合は要注意
13 競合分析③コンテンツ・機能調査 58
コンテンツ・機能を比較する
具体物の一覧把握
14 競合分析④競合ポジショニング 60
俯瞰的・総合的に比較する
競合はどこに向かっているのか?
15 競合分析⑤他業界を含めたベストプラクティス 62
「新奇性」「実用性」の面から優れた事例を探し出す
16 競合分析⑥「競合分析レポート」の作成 64
競合分析の最終まとめ
17 基本戦略の策定①プロジェクトゴールの設定 66
いよいよ基本戦略の策定
3つの視点とユーザー行動の流れに沿った重点課題の整理
3視点からプロジェクトゴールを導き出す
欲張らず絞り込む
18 基本戦略の策定②定量目標と実施プランの策定 70
定量目標を設定する2つのステップ
各ゴールに定量目標を設定する
実施プランを策定する
19 基本戦略の策定③中・長期ロードマップの策定 73
中長期視点を持つことの重要性
既存概念を超えて
2章 ユーザー分析
1 ユーザー分析の流れ 78
ユーザーニーズをWebサイトの要件に落とし込む3つのステップ
ターゲットユーザーを決める
ターゲットユーザーの行動を想定する
Webサイトの要件をまとめる
2 ユーザー調査 81
より深いユーザー理解のために
ユーザーアンケートのポイント
ユーザーインタビューのポイント
3 ユーザーセグメント 86
ユーザーをいくつかのパターンに分ける
属性によるユーザーセグメント
ニーズによるユーザーセグメントの3つのポイント
客観的に分ける
市場性がある
セグメント間に差を付ける
4 優先ターゲットの選定 91
ターゲットを絞ることの重要性
優先順位を付ける2つのやり方
5 タスクリスティングとメンタルモデル 94
ユーザーの行動を洗い出す
タスクリスティングのやり方
メンタルモデルの作り方
6 シナリオの策定 98
ユーザーの行動をストーリーに書き出す
シナリオから分かる設計時のポイント
仮想ユーザー「ペルソナ」の作り方
7 コンテンツ・機能定義 102
シナリオに沿ってコンテンツマップを作る
必要な機能の整理もしておこう
8 要件定義書 104
要件定義書の4つの目的
サイト戦略の方向性の確認と実現可能性の検証
具体的な実施項目の整理
これまで分析してきたユーザーニーズ等の再確認
途中から参加するメンバーとの情報共有
3章 Webサイトの設計
1 Webサイト設計の流れ 112
要件を実現する具体的イメージを作る
Webサイトを構成する4つの要素
まとめとなる2つの設計図
2 グルーピングと組織化 114
情報を分かりやすく把握するために
グルーピング・組織化の基準はユーザーに合わせる
項目のレベル間を揃える
3 ラベリング 117
Webサイトで重要になる名前付け
専門用語を用いない
社内用語を用いない
SEOを意識する
一貫したラベリングをする
競合サイトを意識する
リンクにおけるラベルの注意点
ナビゲーションにおけるラベルの注意点
4 カードソート 122
ユーザー視点からグルーピングとラベリングをする有効な手段
クローズドカードソートのやり方
オープンカードソートのやり方
5 サイト構造 125
用途に合わせて4つのタイプがある
階層型のメリット・デメリット
直線型のメリット・デメリット
Webリンク型のメリット・デメリット
Folksonomy型のメリット・デメリット
複数の型を適切に組み合わせよう
6 ナビゲーション 131
ナビゲーションの3つの種類
グローバルナビゲーションの設計ポイント
ローカルナビゲーションの設計ポイント
コンテキストナビゲーションの設計ポイント
最近の様々なナビゲーション
7 サイトフローチャート 137
Webページの構成を一目で把握するために
サイトフローチャートの作り方
主要導線のシミュレーションをしておこう
8 ワイヤーフレーム 142
IAワークの集大成
配置と面積占有率の決め方
機能を見せるワイヤーフレーム
RIAのワイヤーフレーム
9 ユーザビリティテスト 148
ユーザビリティテストの流れ
テスト準備のポイント
タスク設定のポイント
テスト実施の際のポイント
分析・レポートのポイント
ユーザビリティテストの重要性
その後のプロジェクトへの関わり

