ポケット図解 構造主義がよ~くわかる本

概 要

本書は、人間と社会を縛る構造を解き明かす「構造主義」の考え方をわかりやすくコンパクトにまとめた現代思想の入門書です。科学、心理学、経済学、社会学などさまざまな分野に影響を与えた構造主義とその後のポスト構造主義、ポストモダニズムの世界観といった思想的潮流を豊富な図解によってやさしく解説します。

著者 高田明典
価格 本体1300円(税別)
ISBN 978-4-7980-1612-2
発売日 2007/03/27
判型 四六
色数 2色
ページ数 240
CD/DVD
対象読者 入門
シリーズ ポケット図解
表紙イメージ
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目次

第1章 構造主義とは

1-1 「ポスト構造主義の時代」とは?

1-2 イデオロギーと常識の関係

1-3 私たちの社会を規定するもの

1-4 もう一つのきっかけとなった精神分析学

1-5 自由の刑に処せられた人間たち

1-6 元祖レヴィ=ストロースの登場

1-7 人間はどこまで主体的か?

1-8 反省を迫られる文明人たち

1-9 ソシュールによる「関係論」の革命

第2章 構造主義の基本概念

2-1 記号と内部表象

2-2 私たちは「実体」を直接認識できない

2-3 そもそも「構造」とは何か

2-4 「構造」を問題とする理由

2-5 予測モデルと制御モデル

2-6 「関係」を分析する

2-7 「関係」から「構造」を抽出する方法

2-8 「ひよこ」と「白鳥」と「ミサイル」の類似度

2-9 「ひよこ」「白鳥」「ミサイル」は分類不能

2-10 類似度による分析は無意味なのか?

2-11 構造主義の意義と目的

第3章 構造主義の歴史的発展過程

3-1 束縛から解放されるための「構造」

3-2 現代の思想的課題としてのヘーゲル哲学

3-3 人間は世界をどう認識するのか

3-4 「認識」が発生する仕組み

3-5 歴史変化は関係の変容によって発生する

3-6 ソシュール言語学の誕生

3-7 ソシュールのどこが革命的か

3-8 社会の基本単位である「家族」を解く

3-9 なぜ、近親婚が禁止されるのか?

3-10 インセストタブーの構造論的解釈

3-11 冷戦の対立にみる構造

3-12 対立や闘争を無化する「ナショナリズム」

第4章 科学の基礎としての構造主義

4-1 「見えるもの」を基礎として考える

4-2 科学の進歩の構造

4-3 科学の枠組みとしての構造主義

4-4 構造主義のルーツとしての群論

4-5 「群」とは何か

4-6 クラインの4元群

4-7 『親族の基本構造』にみられる「群」①

4-8 『親族の基本構造』にみられる「群」②

4-9 『親族の基本構造』にみられる「群」③

4-10 構造の抽出には数学的処理が必要か?

4-11 データに潜む構造を探る①

4-12 データに潜む構造を探る②

第5章 物語論における構造主義

5-1 構造主義で「物語」を分析する意義

5-2 神話に潜む構造をさぐる

5-3 プロップによる物語の類型化

5-4 物語構造分析の精緻化

5-5 抽出した行為項で物語を類型化する方法

5-6 物語における人間関係に着目する

5-7 社会の基礎を形成してきた「神話」

第6章 心理学における構造主義

6-1 「心」とは構成概念である

6-2 発達心理学における構造

6-3 フロイトの構造主義的発想

6-4 あまりにも画期的なフロイトの業績

6-5 ユングの元型理論

6-6 行動主義心理学の登場

6-7 行動主義心理学は「心なき心理学」か?

第7章 経済学/社会学における構造主義

7-1 生産に必要なもの

7-2 「生産」は「生産関係」によって規定される

7-3 社会は「生産」によって変化する

7-4 社会の構造を変革するための方法

7-5 ブランドもののバッグはなぜ高い?

7-6 物象化と階級構造

7-7 「歴史の科学」としてのマルクス主義

7-8 レギュラシオン学派と「経済の構造」

7-9 新しい経済学の誕生

7-10 レギュラシオンが想定する「構造」

第8章 ポスト構造主義の展開

8-1 構造主義の問題点

8-2 「関係の変容」をどう扱うか

8-3 「関係の変容」についての研究目的

8-4 新たな構造の発生

8-5 歴史は非連続的に変化している

8-6 ポスト構造主義の定義

8-7 構造主義とポスト構造主義

第9章 ポスト構造主義の歴史的発展過程

9-1 ニーチェとポスト構造主義

9-2 構造はどのように発生し、変容するのか

9-3 「構造」の生まれる場所

9-4 「水」と「水じゃないもの」の境界線

9-5 欲望と消費の構造

9-6 ドゥルーズの再現前化

9-7 構造の変容は「差異」によって発生する

9-8 構造を超えるために

第10章 構造主義とポストモダニズム

10-1 ポストモダニズムの定義

10-2 ポストモダニズムと自己決定

10-3 「構造」の固定化と変容のバランス

10-4 「価値」は誰が作ってきたのか?

10-5 ポストモダニズムにおける自己責任

10-6 主体問題/主体の形而上学①

10-7 主体問題/主体の形而上学②

10-8 ポストモダニズムが表現分野で語られる理由

10-9 構造主義の今日的な問題

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