キャッシュフローでわかる 入門 金融工学

概 要

本書は、金融工学を駆使する頭脳集団、シンプレクス・テクノロジーが解説する金融工学の入門書です。難しい数式は出てきません。本書は、すべての金融商品の評価(時価計算)について、将来のお金の動き、すなわち“キャッシュフロー”に焦点をあてて解説しています。債券、デリバティブ、株式、不動産まで、金融工学の基本と本質を、数式そのものにとらわれずに、直観的に理解できるように書かれています。これから金融工学を学びたい方も、複雑な数式や統計学を用いる金融工学に挫折した人も、本書を読めば金融工学のエッセンスをマスターすることができます。

著者 株式会社シンプレクス・テクノロジー
株式会社シンプレクス・インスティテュート 伊藤祐輔(監)
価格 本体2000円(税別)
ISBN 978-4-7980-1711-2
発売日 2007/07/25
判型 A5
色数 2色
ページ数 296
CD/DVD
対象読者 入門
シリーズ
表紙イメージ
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目次

Chapter 1 キャッシュフローとの出会い

1.1 投資をキャッシュフローで語る

1.1.1 さまざまな投資

1.1.2 キャッシュフロー

1.1.3 投資とキャッシュフロー

1.2 金利は現在と将来の架け橋

1.2.1 現在価値と将来価値

1.2.2 ディスカウント ファクター

1.2.3 投資の価値

Coffee Break 分散処理

Chapter 2 固定金利と債券

2.1 債券から見えること

2.1.1 買うべきか買わざるべきか…

2.1.2 正味現在価格をゼロにする

2.1.3 債券ってなんだろう

2.1.4 債券価格の表し方

2.1.5 価格と利回りの密接な関係

2.2 債券の投資戦略

2.2.1 価格変動をあらわす尺度

2.2.2 投資期間をあらわす尺度

2.2.3 投資期間と価格変動の同一性

2.2.4 コンベキシティ

2.2.5 イールドカーブ

2.2.6 投資戦略

Coffee Break 債券分類と信用力

Chapter 3 イールドカーブのつくりかた

3.1 イールドカーブの材料とは

3.1.1 さまざまな金利

3.1.2 ゼロクーポン レートは便利

3.1.3 ゼロクーポンに統一する

3.1.4 点から線へ

3.1.5 イールドカーブが変化するって?

3.2 イールドカーブに隠れているもの

3.2.1 将来期間の金利

3.2.2 フォワードレートの意味

Coffee Break 金融商品あれこれ~仕組債

Chapter 4 変動金利と金利スワップ

4.1 変動金利はこうして決まる

4.1.1 キャッシュフローが伸び縮み

4.1.2 LIBORってなに?

4.1.3 変動金利キャッシュフローの現在価値

4.2 キャッシュフローを交換する

4.2.1 金利スワップとは

4.2.2 日数計算と休日の取扱い

4.2.3 変動金利マジック

4.2.4 金利スワップの評価

4.2.5 変動か固定か(金利スワップのリスク)

4.2.6 金利スワップいろいろ

Coffee Break 金利と為替の関係

Chapter 5 キャッシュフローがわからない!? オプションの評価

5.1 オプションとキャッシュフロー

5.1.1 金利変動とリスク

5.1.2 キャップ取引とは

5.1.3 オプション取引での用語

5.1.4 スワップション取引とは

5.2 オプションの現在価値

5.2.1 現在価値計算の概要

5.2.2 原資産の将来価値を推測する

5.2.3 期待値から現在価値へ

5.2.4 酔っ払いの千鳥足(二項分布)

5.3 ボラティリティ

5.3.1 酔っ払いの足の長さ(ボラティリティとオプション価格)

5.3.2 家が遠い酔っ払いの行方(時間とオプション価格)

5.3.3 飛び飛びから連続へ

Coffee Break 結局、金融工学って何?

Chapter 6 キャッシュフローの解釈で株式を評価する

6.1 株式のキャッシュフロー

6.1.1 企業のキャッシュフローと株主のキャッシュフロー

6.1.2 株式を持ったときのキャッシュフロー

6.1.3 株式のキャッシュフローモデルを使ってみる

6.2 企業の価値を測ってみよう

6.2.1 企業の収益を考えると……

6.2.2 EVAフローを使ってみる

6.3 ポートフォリオでできること

6.3.1 何を選んだら良いのだろう?

6.3.2 まとめて買うと…

6.3.3 え、儲からないの?

6.3.4 有効フロンティアの問題点(超過リターンで考える)

Coffee Break 金融アプリケーション

Chapter 7 キャッシュフローを求めて ~株式オプションの世界~

7.1 株式オプション市場

7.1.1 株式オプション市場とは?

7.1.2 オプション市場の参加者は何を見ているか?

7.1.3 株式オプション売買で損益を生む市場要因とは?

7.2 オプション価格の変化をもたらすものは?

7.2.1 原証券価格変化がもたらすオプション価格の変化(1):デルタ

7.2.2 原証券価格変化がもたらすオプション価格の変化(2):ガンマ

7.2.3 原証券価格変化がもたらすオプション価格の変化(3):デルタとガンマ

7.2.4 時間経過がもたらすオプション価格の変化:シータ

7.2.5 ボラティリティ(変動率)変化がもたらすオプション価格の変化:ベガ

7.4.6 金利変化がもたらすオプション価格の変化:ロー

7.4.7 以上のまとめ

7.3 再びオプション市場へもどって

7.3.1 実際のオプション市場を見てみよう

7.3.2 ダイナミック ヘッジ

7.3.3 タイム ディケイ v.s. ダイナミック ヘッジ

7.3.4 インプライド ボラティリティと市場(実現)ボラティリティについて

7.3.5 「市場ボラティリティ予想」とキャッシュフローの実現

7.4 トレーディングにおける金融工学の果たす役割

7.4.1 金融工学は役立つ

7.4.2 あるトレーダーの行動、損失を生んだのは何だったのか?

Coffee Break アルゴリズミックトレード

Appendix 補足

A.1 連続複利

A.2 債券価格とデュレーション

A.3 イールドカーブの補間

A.4 変化率のブラウン運動

A.5 伊藤の公式

A.6 伊藤の公式のポイント

A.7 連続分布の場合のオプション価格

A.8 ファインマン-カッツの公式からModified Blackへ

A.9 Black-Scholes方程式

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