ポケット図解 最新経営分析がよ~くわかる本

概 要

本書は、経営改善・業績アップにつながる経営分析の手法をわかりやすく図解した入門書です。これまで経営分析には、財務分析を行い収益性・成長性・安全性を検討する人が、開発プロセスや製造プロセスに精通していないために業務改善に結びつかないという問題がありました。本書では、ROAやROE、総資産回転率、営業利益率のチェック方法、流動比率や当座比率、自己資本比率、労働生産性、付加価値、粗利益成長率、EPS、キャッシュフローの見方などの経営分析手法だけでなく、原価計算を行なって収益性をあげたり、棚卸資産を減らして安全性をあげる方法などを掲載。短時間で本当の意味での”実践的な経営分析”が身につき、業績がアップします。

著者 堀口敬
価格 本体1300円(税別)
ISBN 978-4-7980-1770-9
発売日 2007/09/20
判型 四六
色数 2色
ページ数 228
CD/DVD
対象読者 入門
シリーズ ポケット図解
表紙イメージ
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目次

第1章 経営分析ってなんだろう?~単なる分析で終わらせないために ~

1-1 経営分析の目的とはなにか?

◆経営者による経営改善、金融機関や投資家による企業診断

1-2 経営分析と財務分析はなにが違うのか?

◆財務分析は経営分析の一部

1-3 財務会計と管理会計はなにが違うのか?

◆法律で決められたルールで計算するのが財務会計

1-4 経営分析を会社の経営改善につなげるには?

◆管理会計も使った問題点への対策づくりと実行が重要

1-5 会社の仕組みはどうなっているのか?

◆株主と債権者が出したお金を経営者が運用する

コラム 経営分析するヒト、経営改善するヒト

第2章 決算書の見方をマスターする~財務分析の基礎データ~

2-1 決算書とはなにか?

◆貸借対照表と損益決算書とキャッシュフロー計算

2-2 貸借対照表と損益計算書の関係は?

◆現在の会社の財布を見るか、1年間の会社の利益で見るか

2-3 損益計算書とキャッシュフロー計算書の関係は?

◆売ったときに集計するか、お金が入ってきたときに集計するか

2-4 貸借対照表とキャッシュフロー計算書の関係は?

◆現在の会社の財布を見るか、1年間の現金の出入りを見るか

2-5 貸借対照表のしくみはどうなっている?

◆お金の使い方を左に、お金の集め方を右に書く

2-6 流動資産とはなにか?

◆現金や預金など、すぐに現金に変えることができる資産

2-7 固定資産とはなにか?

◆土地や機械などの、すぐには現金化できない資産

2-8 減価償却とはなにか?

◆設備などが古くなって価値が減った分を費用にする手続き

2-9 繰越資産とはどんな資産なのか?

◆開業費のように、買った効果が将来にも続く資産

2-10 流動負債と固定負債の違いはなにか?

◆1年以内に返す借金が流動負債、1年以上先が固定負債

2-11 純資産の中身はなにか?

◆資本金、資本剰余金、利益剰余金がある

2-12 損益計算書とはなにか?

◆会社が、1年間にどのくらい儲けたかがわかる

2-13 損益計算書に登場する様々な利益となにか?

◆売上総利益、営業利益、経常利益、純利益が登場

2-14 株主資本等変動計算書とはなにか?

◆増資、配当、自社株買い、剰余金積上げの動きがわかる

2-15 製造原価報告書ではなにを表すのか?

◆材料費、労務費などの工場で発生している費用を表す

2-16 材料費と労務費と経費の違いはなにか?

◆製造原価はこの3つの原価で構成される

2-17 連結財務諸表とはなにか?

◆親会社と子会社の決算書を1つにまとめたもの

コラム決算書の分析はアウトソーシングすべき

第3章収益性を調べる~決算書からの分析~

3-1 収益性分析とはなにか?

◆決算書と内部資料を使って会社の収益性と課題を調べる

3-2 決算書で行う収益性分析とはなにか?

◆会社がどのくらい効率よく利益を上げているのかを分析

3-3 ROAでなにをチェックするのか?

◆借金も含めた会社のお金を使ってどのくらい儲けたかをチェック

3-4 ROEでなにをチェックするのか?

◆株主から預かったお金を使ってどのくらい儲けたかをチェック

3-5 総資産回転率でなにをチェックするのか?

◆会社のお金を眠らせていないかをチェック

3-6 粗利益率でなにをチェックするのか?

◆工場で発生している原価から会社の基本的な収益力をチェック

3-7 営業利益率でなにをチェックするのか?

◆営業効率や本社効率を含んだ企業の総合的力をチェック

3-8 経常利益率でなにををチェックするのか?

◆会社の財務戦略をチェック

3-9 損益分岐点売上高とはなにか?

◆会社が赤字にならない最低限の売上高

3-10 固定費と変動費はどのように分けるのか?

◆売上高に比例するのが変動費、一定なのが固定費

3-11 損益分岐点売上高の計算方法は?

◆固定費と変動比率から計算する

3-12 損益分岐点比率とはなにか?

◆これが低いと多少売上高が落ちても赤字にならない

3-13 損益分岐点比率を下げるには?

◆固定費を下げる、変動比率を下げる、の2つの方法がある

3-14 限界利益とはなにか?

◆これが赤字だと、作れば作るほど会社は赤字が増える

3-15 限界利益はどのようなときに使うのか?

◆多くの製品を生産している企業での経営判断に使う

3-16 限界利益を使った損益分岐点分析とはなにか?

◆限界利益率を使うと、損益分岐点売上高が簡単に計算できる

3-17 限界利益図を使った事業分析とはなにか?

◆限界利益図から会社に貢献している製品がわかる

コラム限界利益のワナ

第4章収益性を上げる

~製品利益率、開発投資効率~

4-1 内部資料だからこそ見えてくるものとはなにか?

◆決算書だけではできない「収益性の改善」を行う

4-2 収益性を改善するためにはどうすればよいのか?

◆会社の収益改善のためには個々のプロセスへの対策が必要

4-3 製品別の損益データがなぜ必要なのか?

◆会社の収益アップには赤字製品にメスを入れるのが一番

4-4 製品原価はどうやって計算するのか?

◆製品の原価を計算して赤字製品を見つける

4-5 事業の利益を改善するにはどうしたよいのか?

◆製品のコストダウン、事業のリストラ、事業の売却など

4-6 設備投資効率を上げて収益性を改善するには?

◆設備を買うために使ったお金をできるだけ早く回収する

4-7 開発投資効率を上げて収益性を改善するには?

◆少ない費用で新製品を開発して利益を上げる

コラム原価計算のやりすぎに注意

第5章安全性を調べる~決算書からの分析~

5-1 安全性分析とはなにか?

◆借金の返済能力や倒産の可能性を検討する

5-2 流動比率と当座比率とはなにか?

◆持っている資産を処分すれば借金を返すことができるのか

5-3 固定比率と固定長期適合率とはなにか?

◆借金して設備を買うと、設備が利益を生む前に返済に追われる

5-4 自己資本比率とはなにか?

◆借金は少ないに越したことがない

5-5 売上債権回転率が小さいとなにが起きるのか?

◆売上代金の入金が遅いと資金繰りが苦しくなり黒字倒産も

5-6 インタレスト・カバレッジ・レシオ低いとなにが起きるのか?

◆借金を返す力がなく、最悪の場合は利払いもできない

コラム安全性にとって最大のリスクは「品質問題」

第6章安全性を上げる~代金回収の見直し、無駄な資産の削減~

6-1 代金の回収方法を見直して安全性を上げるには?

◆代金回収が遅れると資金繰りが悪化し、そのうち黒字倒産も

6-2 棚卸資産を減らして安全性を上げるには?

◆在庫を持ちすぎると、資金が減ったり不良在庫を抱える羽目に

6-3 固定資産を減らして安全性を上げるには?

◆設備を買うために使う金は削って借金を抑える

コラム経営分析ができる技術者が最高

第7章生産性を調べる~決算書からの分析~

7-1 利益の源泉である「生産性」とはなにか?

◆「ヒト、モノ、カネ」をいかに効率よく使っているのか

7-2 付加価値とはなにか?

◆外から買ったものに企業が付け加えた新たな価値

7-3 労働生産性でなにを見るべきなのか?

◆社員1人が生み出す付加価値で働きぶりを評価

7-4 労働分配率でなにを見るべきなのか?

◆付加価値の何パーセントを社員の給料に回しているのかを評価

7-5 労働装備率でなにを見るべきなのか?

◆社員1人が持っている設備の質と量を評価

7-6 1人当たり売上高でなにを見るべきなのか?

◆社員の生産性を、付加価値ではなく売上高で見る

7-7 人時生産性と人時売上高とはなにか?

◆社員が付加価値や売上高を稼ぐスピードのこと

コラム付加価値が高い製品の開発はアイデア勝負

第8章生産性を上げる~間接費の削減、リードタイムの短縮~

8-1 経営プロセスと生産性の関係とはなにか?

◆会社の生産性を上げるには、様々な部門を改善することが必要

8-2 ABCとはなにか?

◆間接費を正確に製品に割り付ける方法

8-3 ABCにはどのような利点があるのか?

◆間接費の正確な割付けで真の赤字製品が見つかる

8-4 ABCによる間接部門生産性のアップとは?

◆間接費の生産性を測定して、生産性が低い部門を改善する

8-5 開発部門のリードタイムを短縮するには?

◆開発部門の生産性を開発リードタイムで評価

8-6 工場のリードタイムを短縮するには?

◆工場の生産性をリードタイムで評価

8-7 工場のその他の生産性指標にはなにがあるのか?

◆生産性、タクトタイム、稼働率、不良率、直行率

8-8 購買部門の生産性を評価するには?

◆新規サプライヤの開拓、コストダウン率

8-9 営業部門の生産性を評価するには?

◆受注生産型か見込生産型かによって評価方法は異なる

8-10 本社の生産性を評価するには?

◆定型業務ではないので、同業他社との人数比較を行う

コラム3文字略語システムに注意

第9章成長性を調べる~決算書からの分析~

9-1 成長性分析ではなにを見るのか?

◆利益のアップと売上高のアップの両方からチェック

9-2 売上高成長率でなにを見るのか?

◆会社の規模の変化をチェックする

9-3 粗利益成長率でなにを見るのか?

◆会社の収益率の変化をチェックする

9-4 EPSとはなにか?

◆株価の変化を予想する重要な指標

9-5 PERとはなにか?

◆これが高いほど会社の成長が期待されている

コラム会社の成長力を蝕む最大の問題

第10章成長性を上げる~技術力、ものづくり力、ブランド力~

10-1 潜在成長力とはなにか?

◆会社がこれからどのくらい伸びることができるかを予想

10-2 技術力を上げるにはどうしたらよいのか?

◆製品を開発する技術力はメーカーの成長力の基本

10-3 「ものづくり力」とはなにか?

◆近頃見直されてきたメーカーの成長力指標

10-4 ブランド力を上げるにはどうしたらよいのか?

◆これが低いと、どんなによい製品も安く売る羽目になる

コラム技術力とものづくり力は表裏一体

第11章キャッシュフロー分析とは~黒字倒産を起こさないために~

11-1 キャッシュフロー計算書とはなにか?

◆現金の動きが見えないという損益計算書の弱点を補強

11-2 キャッシュフロー計算書の仕組みはどうなっているのか?

◆営業活動、投資活動、財務活動の3つの方向から計算

11-3 キャッシュフロー計算書はどう見るべきか?

◆営業キャッシュフローがマイナスになると銀行は融資を引き上げる

11-4 営業キャッシュフローを増やすにはどうしたらよいのか?200

◆営業利益を増やして、代金の回収を急ぐ

11-5 フリーキャッシュフローとはなにか?

◆会社が自由に使えるお金で、事業拡大や配当に使う

11-6 投資回収計算とはなにか?

◆設備や開発に効率よく投資しているかをチェック

11-7 企業価値とはなにか?

◆会社の価値はその会社がこれから稼ぐお金で決まる

コラム投資回収期間は全社一律

第12章経営分析の流れ~経営分析から対策実施まで~

12-1 業績改善につながる経営分析とはなにか?

◆分析データを使って経営改善計画を立て、それを実行する

12-2 レーダーチャートを使って全体イメージを捉えるとは?

◆収益性、安全性、生産性、成長性をイメージで捉える

12-3 SWOT分析で会社を総合的に見るとは?

◆企業内部の強みと弱み、企業外部の機会と脅威を分析

12-4 順位付け表を使って実行する対策を選ぶには?

◆最初に選択基準を決めることが重要

12-5 対策が実行されたかどうかをチェックするには?

◆KGIとKPIを決めて、定量的にチェックする

12-6 経営分析は継続が命?

◆PDCAサイクルが回らないと、経営改善は長続きしない

●財務指標の業界平均

●財務指標の計算式とその意味

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