図解入門 よくわかる 最新レアメタルの基本と仕組み

図解入門 よくわかる 最新レアメタルの基本と仕組み
著者 田中和明
ジャンル 理工書
シリーズ 図解入門 > 図解入門
書店発売日 2007/11/13
ISBN 9784798018096
判型・ページ数 A5・264ページ
定価 1980円
(本体1800円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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本書は、先端技術の根幹となるレアメタル(インジウム、ジスプロシム、イットリウム、チタンなど)の特徴や技術がビジュアルにわかる入門書です。レアメタルは、薄型テレビやデジタルカメラ、半導体、蛍光灯、電池など多様な用途で使用されています。本書では、レアメタルの分類・特性はもちろん、各レアメタルの製造・精錬方法、リサイクル技術についてもやさしく図解しました。とくに、鋼に添付される構造材としてのレアメタル、半導体や電池などの電子・磁性材料としてのレアメタル、そして触媒・光デバイスなどの機能材料としてのレアメタルのはたらきと用途例を、詳しく解説しています。
第1章 レアメタルの基礎知識
 1-1 レアメタルが支える私たちの暮らし
 1-2 レアメタルに関する最近の話題
 1-3 レアメタルの定義
 1-4 レアメタルの分類
 1-5 構造材に使われるレアメタル
 1-6 電子・磁性材料に使われるレアメタル
 1-7 機能材料に使われるレアメタル
 1-8 レアメタルの使用量
第2章 レアメタルの用途
 2-1 金属の種類
 2-2 立体周期表
 2-3 典型金属レアメタルの特徴と用途
 2-4 3d遷移金属レアメタルの特徴と用途
 2-5 高融点遷移金属レアメタルの特徴と用途
 2-6 半金属レアメタルの特徴と用途
 2-7 貴金属レアメタルの特徴と用途
 2-8 レアアースメタルの特徴と用途
第3章 レアメタルの製造技術入門
 3-1 レアメタルの製造技術
 3-2 採鉱法? 採鉱・粉砕
 3-3 採鉱法? 選鉱
 3-4 予備処理 乾燥・焼・焙焼
 3-5 乾式精錬
 3-6 湿式精錬
 3-7 電解精錬
 3-8 備蓄レアメタルの製造方法
 3-9 専用鉱石から精錬するレアメタル
 3-10 分離が困難なレアメタル
 3-11 副産物として製造するレアメタル
 3-12 レアアースメタル? 鉱床・鉱石
 3-13 レアアースメタル? 精錬方法
 3-14 レアアースメタル? 精製方法
第4章 構造材に使われるレアメタル
 4-1 鋼に添加されるレアメタル
 4-2 レアメタルの用途
 4-3 超高温耐熱レアメタル
 4-4 低温用合金
 4-5 超硬合金
 4-6 超強度鋼
 4-7 生体用材料
 4-8 アモルファス
第5章 電子・磁性材料に使われるレアメタル
 5-1 半導体概論0
 5-2 電子デバイス用半導体
 5-3 電池に使われるレアメタル
 5-4 磁性基礎
 5-5 磁気記録材料
 5-6 磁性光学記録材料
 5-7 永久磁石材料
 5-8 超伝導材料概論
 5-9 ジョセフソン材料
第6章 機能材料に使われるレアメタル
 6-1 光機能材料概論
 6-2 発光材料? レーザーに使われるレアメタル
 6-3 発光材料? 発光ダイオードと半導体レーザーに使われるレアメタル
 6-4 発光材料? 蛍光体に使われるレアメタル
 6-5 液晶・エレクトロクロミックに用いる透明電極用レアメタル
 6-6 触媒に使われるレアメタル
 6-7 センサーに使われるレアメタル
 6-8 ニューセラミックス
 6-9 ニューガラス
第7章 レアメタルをとりまく課題と、リサイクル技術
 7-1 レアメタルをとりまく課題
 7-2 レアメタルの3R政策
 7-3 3Rの1つめ、"Reduce"
 7-4 3Rの2つめと3つめ、"Reuse"と"Recycle"
 7-5 資源の開発? 国内資源
 7-6 資源の開発? 海洋資源
 7-7 資源戦略? レアメタル備蓄
 7-8 資源戦略? 資源セキュリティ
 7-9 持続可能な成長をめざして「都市鉱山」はレアメタルの宝庫
コラム
 鉄鋼業は現代の錬金術
 五金と七金
 キュリー夫婦とポロニウム
 介在物は宝石の元
 「重量感のある色」
 褒められたり貶されたり、忙しいクロム
 希土類で鮮やかになったカラーテレビ
 小鬼と小銭
 ギリシャ神話と金属名
 磁石の物語

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