継世代毒性 母から子に受継がれる有害化学物質

概 要

「経皮毒」の著書で有名な稲津教久教授が、母から子に受け継がれる有害化学物質「継世代毒性」について、わかりやすく解説した一冊です。化学物質の中には、環境ホルモンのように次世代の子供に有害作用をおよぼす継世代毒性という現象を引き起すものがあります。環境ホルモン以外にも、妊娠中の女性が服用したために薬害事件となったサリドマイドや、残留農薬、天然の植物アルカロイドなど、好むと好まざるとに関わらず有害化学物質は日常生活のなかで母体に蓄積し、胎児・乳幼児に大きな影響を及ぼします。本書はそうした有害な化学物質について知りたい人向けに、健康な子供を産みたい夫婦が知っておくべきこと、簡単な予防法などを紹介します。

著者 稲津教久
価格 本体1200円(税別)
ISBN 978-4-7980-2055-6
発売日 2008/8/27
判型 四六
色数 1色
ページ数 204
CD/DVD
対象読者 入門
シリーズ
表紙イメージ
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目次

1章 毒になる化学物質とは

1.1 化学物質とは?……日用品も生命も化学物質でできている

1.2 自然に手を加え始めた人類……環境汚染は200年前から始まった

1.3 合成化学物質のめざましい発展……技術の進歩で便利になったけれど……

1.4 合成化学物質がもたらしたもの……合成化学物質が病気を作り出す1

1.5 健康と環境への深刻な影響……合成化学物質が病気を作り出す2

1.6 毒性試験ではわからない危険性……化学物質の毒性を知っておく

1.7 ごく微量でも毒性を示す化学物質……化学物質の用量と濃度

1.8 化学物質が問題となった公害事件……公害は姿を変えて私たちの身近にある

1.9 化学物質が原因でアレルギーが急増……化学物質が人類に残した爪跡1

1.10 生活習慣病に化学物質が関与!?……化学物質が人類に残した爪跡2

1.11 シックハウス症候群と化学物質過敏症……化学物質が人類に残した爪跡3

2章 食品の安全性をおびやかす化学物質

2.1 安全で健康な食生活とは……食品に含まれる化学物質

2.2 食品に含まれるこれだけの化学物質……健康への影響が心配される食品中の化学物質

2.3 人工的にうま味を出す化学調味料……化学調味料につきまとう黒いウワサ

2.4 加工品で多用される着色料……有害な着色料の暗躍に注意!

2.5 太らない、虫歯にならない人工甘味料……人工甘味料は良いことばかりか?

2.6 変質や腐敗を防ぐ酸化防止剤、保存料……発ガン性や環境ホルモンが疑われるものがある

2.7 食品加工に必要な食品添加物……昔から使われてきたから安全か?

2.8 カビを利用した食品とカビ毒……カビは有用でもあり、有害でもある

2.9 食品に繁殖する細菌やウイルス……食べ物に付着する細菌の恐怖

2.10 天然食材、天然調味料が持つ毒性……適量を食べるように心がける

2.11 時に死に至るキノコの毒……素人のキノコ狩りは注意!

2.12 魚介類を食べて起こる食中毒……海の幸にも注意が必要!

2.13 生活習慣病につながる油の毒性……今注目される食用油の有害性

3章 生物を殺す化学物質「農薬」

3.1 農薬はすぐそこにある毒薬……殺虫剤、殺鼠剤、虫除け剤も農薬の仲間

3.2 生物や環境に悪影響を及ぼした農薬……有機塩素系農薬1

3.3 爪跡を残す代表的な残留農薬……有機塩素系農薬2

3.4 サリンと同じ毒性を持つ農薬……有機リン系農薬・カーバメート系農薬1

3.5 今なお中毒事故が多い農薬……有機リン系農薬、カーバメート系農薬2

3.6 家庭で使われる農薬の正体……ピレスロイド系殺虫剤

3.7 除草剤や虫除け剤の毒性……身近だが、安易に使用すべきではない農薬

3.8 食品を汚染する残留農薬の現状……できるだけ無農薬、低農薬の国産品を

3.9 遺伝子組み換え食品は危険? 安全?……急発展が予想される遺伝子組み換え食品

4章 身の回りの日用品にひそむ経皮毒

4.1 皮膚から侵入する化学物質……今見直したい、経皮毒の危険性

4.2 化学物質は皮膚から全身にまわる……医薬品で証明済み!? 経皮吸収のしくみ

4.3 経皮毒を助長する合成界面活性剤……合成界面活性剤は皮膚バリアを破壊する

4.4 日用品に含まれる合成化学物質の毒性……石油から作られた日用品の成分

4.5 経皮毒の関与が疑われる健康障害……解毒作用を受けず、蓄積性が高い経皮毒

4.6 合成洗剤・シャンプーの有害性……合成洗剤が経皮毒になるしくみ

4.7 使用感だけで量れない化粧品の毒性……化粧品は本当に肌によいものを

4.8 表示される成分・されない成分……成分表を理解して経皮毒を避ける

4.9 天然成分でも安心はできない……植物が持つ経皮毒

5章 使い方によって毒にも薬にもなる医薬品

5.1 毒を薬に変えた薬草学……薬の主作用・副作用を知る

5.2 すべての薬には副作用がある……有害な副作用が出るケース

5.3 過去に起きた薬害事件……二度と繰り返すべきではない薬害

5.4 子どもにだけ起こる副作用……子どもの薬と副作用1

5.5 胎児・乳幼児には危険な薬……子どもの薬と副作用2

5.6 胎盤はほとんどの化学物質を通過させる……母となる女性は細心の注意を

5.7 授乳中のお母さんが気をつける薬……乳児におよぼす作用を考えること

5.8 アレルギーやアトピーに処方される薬……あくまでも対症療法とわきまえて

5.9 病院で抗生物質をもらったら……抗生物質の有用性を知っておく

6章 環境ホルモンと継世代毒性

6.1 生物のホルモン作用を乱す化学物質……環境ホルモンを検証する

6.2 10億分の1グラム以下で毒性を示す……ごく微量で危険性を示す環境ホルモン

6.3 ホルモン作用とはどういうこと?……環境ホルモンの作用を考察する

6.4 野生動物に生殖異常が頻発している……環境ホルモンの作用が明るみに出た報告

6.5 ダイオキシンという環境ホルモン……環境ホルモン作用をもつ化学物質1

6.6 ごく身近にある環境ホルモン……環境ホルモン作用をもつ化学物質2

6.7 金属がもつ環境ホルモン作用……環境ホルモン作用をもつ化学物質3

6.8 解明が急がれる継世代毒性……化学物質が胎児に影響を与える

6.9 環境ホルモンが継世代毒性となる!?……胎児期に受ける環境ホルモンの影響

6.10 乳児が受け取る有害化学物質……母乳のダイオキシン汚染

6.11 孫の代まで受け継がれる継世代毒性……世代を超えた化学物質の移動

6.12 継世代毒性による現代人の異常……関連性が疑われるさまざまな障害

6.13 私たちが今すべきこと……次の世代のために、立ち向かうべき継世代毒性

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