図解入門 よくわかる 最新分析化学の基本と仕組み
概 要
工業だけでなく環境、食品、環境など様々な分野で利用されている「分析化学」の図解入門書です。本書では、分析実務の初学者に役立つよう、ピペットやメスフラスコの正しい使い方、試薬や天秤の使い方、単位の体系、検量線の作成法、データの扱い方などの現場のノウハウに重点をおいて解説しています。計量や化学用語といった基礎から、試料採取、前処理の手法、重量分析や分子分光分析、質量分析、NMR(核磁気共鳴)分析などの各種検出と測定法の種類と仕組み、データの品質を保証したり報告書にまとめたりする時に必要な知識、試験室でのマナーや廃棄物の取扱に至るまでを図解。初学者が知っておくべき一通りの知識をコンパクトにわかりやすく詰め込みました。
| 著者 |
津村ゆかり |
| 価格 |
円(税込)(本体2200円) |
| ISBN |
978-4-7980-2245-1 |
| 発売日 |
2009/4/10 |
| 判型 |
A5 |
| 色数 |
2色 |
| ページ数 |
272 |
| CD/DVD |
- |
| 対象読者 |
入門 |
| シリーズ |
図解入門 |
サポート情報は以下からご参照下さい。
目次
第1章 分析化学の世界へようこそ
1-1 分析化学って何?
1-2 くらしを支える分析化学
1-3 基本の用語
1-4 分析の質
1-5 国際単位系(SI)
1-6 濃度の表し方
1-7 分析法の選び方
コラム ググっても出てこない!? ラボ用語
第2章 基本の化学と試薬・器具
2-1 溶液の化学
2-2 酸と塩基
2-3 錯形成反応
2-4 酸化と還元
2-5 溶解度と沈殿
2-6 極性
2-7 分配
2-8 実験器具と使用方法
2-9 試薬の選び方と使い方
2-10 液体状試薬
2-11 電子天びんの使用方法
コラム 世界最強の酸:カルボラン酸
第3章 試料採取と前処理
3-1 試料採取から前処理までの流れ
3-2 サンプリングに関する用語
3-3 環境試料のサンプリング
3-4 その他の試料のサンプリング
3-5 分解・溶解
3-6 沈殿・再結晶と分離
3-7 固形物からの抽出
3-8 液液抽出
3-9 固相抽出
3-10 濃縮
3-11 蒸留・気化
3-12 その他の前処理法
コラム これは何? 分析の言葉
第4章 基礎的な検出・定量法
4-1 呈色試験と官能試験
4-2 金属イオンの系統分析
4-3 重量分析
4-4 滴定
4-5 総量分析
4-6 その他の方法
コラム ケルダール法とメラミン
第5章 分子分光分析
5-1 光の性質
5-2 電磁波とスペクトロメトリー
5-3 ランベルト-ベールの法則
5-4 紫外・可視分光法1原理と測定系
5-5 紫外・可視分光法2スペクトル分析と吸光光度法
5-6 蛍光分光と化学発光分光
5-7 赤外分光
5-8 近赤外分光
5-9 テラヘルツ分光
5-10 ラマン分光
コラム 紫外線で発見された長い尾
第6章 原子分光分析
6-1 原子が光を吸収・放出する仕組み
6-2 原子吸光法1装置の仕組み
6-3 原子吸光法1測定の実際
6-4 ICP発光分光分析1仕組み
6-5 ICP発光分光分析2測定の実際
コラム WEEE&RoHS
第7章 X線・電子線を使う分析
7-1 X線と物質の相互作用
7-2 蛍光X線分析
7-3 X線回折
7-4 電子顕微鏡
7-5 SEM-EDXとEPMA
7-6 その他の分析法
コラム 回折格子
第8章 質量分析とNMR
8-1 質量分析1何がわかるか
8-2 質量分析2イオン化法
8-3 質量分析計3質量分離法
8-4 質量分析4質量の単位と同位体
8-5 質量分析5精密質量の測定
8-6 ICP-MS
8-7 核磁気共鳴分光
コラム フーリエ変換
第9章 分離分析
9-1 クロマトグラフィーの基礎
9-2 GC1 ガスクロマトグラフィーの基本
9-3 GC2 注入口はGCのアキレス腱
9-4 GC3 検出器を使い分ける
9-5 GC4 GCのための誘導体化
9-6 GC-MS
9-7 LC1 液体クロマトグラフィーの基本
9-8 LC2 逆相系:最もよく使われる分離モード
9-9 LC3 LCの検出器
9-10 LC-MS
9-11 イオンクロマトグラフィー
9-12 薄層クロマトグラフィー
9-13 キャピラリー電気泳動
コラム 真空度、圧力の単位
第10章 電気化学分析
10-1 電気化学分析の基本
10-2 導電率計
10-3 ネルンスト式と標準電極
10-4 pH計とその他のイオン選択性電極
10-5 電極を使う滴定
10-6 ボルタンメトリー
コラム バグダッド電池
第11章 データ処理と品質保証
11-1 有効数字と数値の丸め方
11-2 検量線1 基本の作成法
11-3 濃度の計算
11-4 平均と標準偏差
11-5 母集団と標本
11-6 誤差
11-7 検量線2 最小二乗法
11-8 検出限界と定量限界
11-9 分析法の作成とバリデーション
11-10 並行精度・室内精度の計算
11-11 標準とトレーサビリティ
11-12 不確かさ
11-13 品質管理(精度管理)
11-14 品質保証(ISO, GLP)
コラム 海水から金を取り出して大金持ちに!?
第12章 ラボの常識と化学分析の極意
12-1 安全に分析を行う
12-2 廃棄物の処理
12-3 コンタミを避ける
12-4 分析法の選択と改良
12-5 機器を使いこなす
12-6 試験質のタブーとマナー
12-7 分析格言集
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