図解入門 よくわかる 最新熱処理技術の基本と仕組み

概 要

加熱・冷却などを通じて金属のすぐれた性質を引き出す加工技術「熱処理技術」の基本と仕組みを図解した入門書です。日本は、自動車、船舶、家電製品、日用品やこれらを作り出す素形材に至るまで、高品質の製品を作り出してきました。本書では、これらものづくりを支える技術のうち熱処理技術にスポットを当て、そもそも熱処理とは何か、熱処理する鉄や鉄鋼材料、熱処理の手法と仕組み、表面硬化処理、表面改質法、鉄/鋼/非鉄金属など材料に応じた熱処理、品質試験、トラブルと対策、環境問題への配慮などの熱処理技術の課題と技術開発の方向性などをわかりやすく解説しています。

著者 山方三郎
価格 本体1600円(税別)
ISBN 978-4-7980-2269-7
発売日 2009/4/24
判型 A5
色数 2色
ページ数 216
CD/DVD
対象読者 入門
シリーズ 図解入門
表紙イメージ
購入 アマゾンで購入する
楽天で購入する

※リンク先によっては、販売ページが用意されていないことがあります。あらかじめご了承ください。

新しいウィンドウで開く 書籍購入のご案内

サポート

サポート情報は以下からご参照下さい。

サポート情報へのリンク

目次

Chapter1 熱処理の世界

1 熱処理とは

2 生活と熱処理技術の関わり

3 鉄器から高機能部品へ―熱処理の発達

4 熱処理技術が生きる例1―自動車

5 熱処理技術が生きる例2―マンホール

コラム 見学記―黎明期からの製鉄法「たたら製鉄」

Chapter2 熱処理をする金属・鉄鋼材料

6 鉄、鋼、鋳鉄の違いは何か

7 鉄はどのようにつくられるか

8 鉄鋼材料の呼び名の体系は?

9 鋼の主役、炭素の役割

10 機械構造用炭素鋼とは

11 多用される機械構造用合金鋼

12 特性を高めた特殊鋼・工具鋼1―工具用

13 特性を高めた特殊鋼・工具鋼2―金型用

14 耐食性の高いステンレス鋼

15 高速・高精度化を担う軸受鋼

16 強度・寿命が肝心なばね鋼

コラム 〝さびない鉄柱〟インドのアショカピラー

Chapter3 鉄鋼はどんな特性を持っているか

17 鉄の特性は?

18 合金とは

19 鉄鋼材料の変態とは

20 鉄‐炭素(Fe-C)系平衡状態図とは

21 鉄鋼組織はどのようにして見るの?

22 熱処理で得られる組織名と特性1 ゆっくり冷やした時

23 熱処理で得られる組織名と特性2 急冷(焼入れ)、焼戻しした時

24 等温変態曲線(TTT曲線)とは

25 合金元素の分類とその作用

コラム 「超高純度鉄」を浸炭や窒化してみたい

Chapter4 熱処理の手法としくみ

26 熱処理作業の流れ

27 熱処理の中心的な設備、加熱装置

28 熱処理で用いられるガスの種類

29 雰囲気ガス発生装置

30 焼なましとは

31 焼なまし1―完全焼なまし

32 焼なまし2―等温焼なまし

33 焼なまし3―球状焼なまし

34 焼なまし4―応力除去焼なまし

35 焼ならしとその目的

36 焼ならし1―普通焼ならし

37 焼入れとその目的

38 焼入れ用冷却剤の種類

39 焼入性とは

40 焼戻しとその目的

41 焼戻脆性

42 固溶化熱処理

43 時効処理

44 残留オーステナイトとサブゼロ処理

コラム 温度測定技術について

Chapter5 表面硬化、改質処理

45 表面硬化処理の分類

46 浸炭技術の移り変わり

47 ガス浸炭処理法

48 真空浸炭(減圧浸炭)

49 プラズマ浸炭処理法

50 浸炭窒化処理法

51 窒化処理法の種類

52 ガス窒化処理法

53 塩浴軟窒化処理法

54 ガス軟窒化処理法

55 プラズマ窒化処理法

56 そのほかの窒化処理法

57 高周波焼入法

58 炎焼入法

59 表面改質法の種類

60 PVD(物理蒸着法)

61 CVD(化学蒸着法)

コラム 雰囲気制御方法について

Chapter6 鋼の種類による熱処理

62 機械構造用炭素鋼の熱処理

63 機械構造用合金鋼の熱処理

64 ステンレス鋼の熱処理

65 工具鋼の熱処理―その1

66 工具鋼の熱処理―その2金型用

67 軸受鋼の熱処理

68 ばね鋼の熱処理

69 鋳鋼の熱処理

70 鋳鉄の熱処理

71 非鉄金属の熱処理1―アルミ合金

72 非鉄金属の熱処理2―銅合金

コラム 熱処理と音

Chapter7 熱処理の品質試験とトラブル

73 品質試験とは

74 硬さ試験とは

75 材料の強度を調べる

76 非破壊試験とは

77 変形測定とは

78 熱処理トラブルの種類

79 トラブル例1―脱炭

80 トラブル例2―焼割れ

81 トラブル例3―焼入変形

82 トラブル例4―粒界酸化

83 トラブル例5―研削割れ(研磨割れ)

コラム 国家資格「金属熱処理技能士」

Chapter8 これからの熱処理技術

84 熱処理の省エネルギー対策

85 〝焼入歪ゼロ〟は可能か

86 究極の低摩耗被膜、DLC

87 コンピュータを駆使した全自動熱処理

88 熱処理の抱えている課題

コラム 熱処理技術伝承へのスクラム

PR

秀和システム