「財務分析の基本」がすべてわかる本

概 要

財務分析の基本を、会話文によるやさしい解説と豊富なイラストで解説した入門書です。財務分析とは財務諸表に基づいて、同業他社との比較、自社の推移比較や趨勢比較などの相対的な分析を行い、対象企業の経営状態を把握することです。実際の仕事の中で財務分析を行う機会のある人は多くはないので、手頃な入門書がなかなか見つからないのが現状です。そこで本書では、「賃借対照表」「損益計算書」「株主資本等変動計算書」「製造原価明細書」「キャッシュフロー計算書」といった財務諸表を読み解くポイントなどを簿記や会計学の基礎知識がない人でもわかるように会話形式でやさしく解説。演習問題も付いているので、理解度を確認しながら財務分析の基礎を身につけることができます。

著者 安藤充
価格 本体1600円(税別)
ISBN 978-4-7980-2376-2
発売日 2009/9/29
判型 A5
色数 2色
ページ数 280
CD/DVD
対象読者 初級
シリーズ
表紙イメージ
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目次

第1章 財務分析とは何か

1-1 財務分析とは

会社の経営状態を理解するために、様々な視点から決算書の数値を使って行なう基礎的な分析

財務分析とは何をするものなのか

財務分析は誰が必要とするのか

1-2 財務分析の実施方法

同業他社比較、趨勢分析等、他社や業界平均との比較や期間による比較が必要

財務分析は相対的な比較が求められる

財務分析にて使用する数値と分析法

1-3 財務分析の活用

財務分析の数値を使って、目標や仮説を立てる

外部分析とは

内部分析とは

1-4 財務分析の限界

経営活動の結果を貨幣価値面から行なう分析の限界

財務分析の限界とは

財務諸表の限界とは

1-5 財務諸表の関連性

4つの財務諸表は、それぞれが相互補完の関係にある

財務諸表の構成

財務諸表の関連

第2章 財務分析に必要な貸借対照表の基本的な見方

2-1 貸借対照表の構造

企業が持っている資金の「調達」と「運用」を示すもの

貸借対照表の構成

オンバランスとオフバランス

2-2 資産とは

企業が調達した資金をどの分野に投下して運用しているかを示したもの

流動資産の内容

固定資産の内容

繰延資産の内容

2-3 負債とは

企業が行なった資金調達の中で返済が必要な調達方法に分類・集計したもの

流動負債の内容

固定負債の内容

2-4 純資産とは

企業が行なった資金調達の中で返済が不要な調達方法に分類・集計したもの

株主資本の内容

評価・換算差額等

新株予約権

2-5 株主資本等変動計算書とは

貸借対照表における純資産の内訳および増減を示したもの

株主資本等変動計算書とは

株主資本等変動計算書に関する注記事項

第3章 財務分析に必要な損益計算書の基本的な見方

3-1 損益計算書の構造

年間の企業活動の成果を、収支という貨幣価値の観点から表す経営の成績書

損益計算書の構成

損益計算書に関する会計ルール

3-2 売上高とは

企業が存続する上で必要になる売上高には、性質が異なる売上高や複数の基準が存在する

売上の種類

売上高の計上基準

3-3 販売費および一般管理費とは

売上収益に対応しない費用として期間対応させる

費用の種類

個別の費目について

3-4 3つの利益とは

損益計算書の損益計算区分単位に算出される利益

営業利益:本業の利益

経常利益:本業以外の企業活動による結果を反映した利益

当期利益:企業の最終的な利益を示す

3-5 製造原価明細書とは

製品製造原価の内訳を表し、原価構成が分かる

当期製品製造原価の算出

原価計算の方法

第4章 財務分析に必要なキャッシュフロー計算書の基本的な見方

4-1 キャッシュフロー計算書の構造

企業の存在を左右する資金の流れを示す重要な情報

キャッシュフロー計算書とは

キャッシュフロー計算書の表示

4-2 営業活動によるキャッシュフロー

本業の儲けによる資金の流れを示している

営業活動によるキャッシュフローとは

営業活動によるキャッシュフローの表示

4-3 投資活動によるキャッシュフロー

投資(設備投資、株式投資等)による資金の運用を示す

投資活動によるキャッシュフローとは

投資の中核、設備投資のキャッシュフロー

4-4 財務活動によるキャッシュフロー

財務活動(株式・社債の発行、借入金の調達や社債償還等)による資金の流れを示している

財務活動によるキャッシュフローとは

財務活動によるキャッシュフローを見る際のポイント

第5章 貸借対照表のここを見る!

5-1 まずは貸借対照表の状況を見る

資金の調達と運用のバランスがどうなっているかの確認

貸借対照表の準備

3つの観点から見る差額や比率

5-2 流動資産と流動負債の状況を見る

短期的な企業の支払能力についての確認

流動資産と流動負債の状況

手元流動性の状況

5-3 固定資産と借入金の状況を見る

財務の安定性を失う大きな要因である2つの項目の確認

固定資産の状況

借入金の状況

5-4 資本と株式の状況を見る

返済不要かつ安定した資金調達により、財務安定性がどの程度高められているかを確認する

資本の状況

株式数および配当に関する状況

第6章 損益計算書のここを見る!

6-1 損益計算書の状況を見る

財務比率にもとづく4つの観点から利益とコストの状況を確認する

損益計算書の準備

損益計算書に関する財務比率

6-2 利益の状況を見る

重要かつ確実な資金調達である利益を効率的に上げているかを確認する

どこで儲かった(儲からなかった)のか

本業で儲かっているかどうかを見る

6-3 費用の状況を見る

販売費及び一般管理費と製造原価の費用の状況を把握し、高コスト体質であるかを確認する

販売費および一般管理費を見る

製造原価を見る

6-4 生産性の状況を見る

企業が投入した経営資源に対してどれだけの価値を付加しているかを確認する

企業における投入と産出

付加価値の分配(労働分配率)

6-5 損益分岐点の状況を見る

黒字になるか赤字になるかの分岐点(売上高)はどこか

変動費と固定費

損益分岐点売上高の算出

第7章 財務諸表を組み合わせてここを見る!

7-1 財務諸表を組み合わせるということ

損益、資産、負債、資本およびキャッシュフローの組み合わせ

資本を効率的に運用して売上や利益を計上しているか

キャッシュフローの状況を確認する

7-2 資本と売上・利益の状況を見る

投下された資本を効率良く活用することで売上や利益を上げているかが分かる

資本と売上の状況(資本回転率)

資本と利益の状況

7-3 資産の回転状況を見る

調達した資金を投下した棚卸資産を効率良く活用することで、資金の流れをスムーズにしているかが分かる

資産の回転

生産関連の在庫の状況

製品・商品の在庫回転率から見た企業の効率性

7-4 債権・債務の状況を見る

債権回収がきちんとできているか、支払とのバランスはどうか

債権回収の状況

債務支払の状況

運転資金必要日数の状況

7-5 キャッシュフローの状況を見る

本業で得た資金を効率良く活用しているかどうかが分かる

資金循環の状況

キャッシュフローに関連する指標

第8章 事例をもとに実践! 財務分析

8-1 事例をもとに財務分析を行なってみる

情報の入手方法、情報が不足した場合の補完方法、および財務分析の手順や見方

分析の準備

キャッシュフロー計算書の作成(営業活動によるキャッシュフロー)

キャッシュフロー計算書の作成(投資・財務活動によるキャッシュフロー)

財務分析の進め方

8-2 成長性の分析

これまでの企業の成長過程と、今後の成長の基盤状況を見る

成長の過程を見る

8-3 安全性の分析

企業の短期的な支払能力および財務安定性を把握する

短期的な支払能力の把握

財務安定性の把握

8-4 収益性と生産性の分析

企業の経営を支える収益を上げることができるか、付加価値が高いか

収益性の分析

生産性の分析

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