図解入門 よくわかる 最新「鉄」の基本と仕組み

概 要

もっとも身近な金属である「鉄」の性質と魅力を、イラストを豊富に用いて解説しました。地球は「鉄の星」であり、生命の誕生にも鉄が関わっています。鉄は現代文明を支える金属であり、自動車、船舶、ビル、橋梁、家電製品、産業機械などは、鉄なしに作ることはできません。数千年に及ぶ人類の鉄作りの歴史は、そのまま文明の興亡史と言え、ローマの興亡から産業革命、戦後日本の復興、中国の大躍進まで、その背景には必ず製鉄業の発展が絡んでいます。本書は、このような興味の尽きない鉄について、その基礎知識、性質、科学、歴史、書籍などから、鉄系高温超伝導物質、超鉄鋼、先進ハイテン、高純度鉄といった最先端の話題まで、情報満載の一冊です。

著者 田中和明
価格 本体1600円(税別)
ISBN 978-4-7980-2421-9
発売日 2009/10/27
判型 A5
色数 2色
ページ数 248
CD/DVD
対象読者 入門
シリーズ 図解入門
表紙イメージ
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目次

第1章 鉄の基礎知識

1-1 鉄はなぜ魅力的なのだろうか?

1-2 鉄の自己紹介

1-3 鉄の利用

1-4 鉄のミニ歴史

1-5 鉄の存在状態

1-6 製造業における鉄鋼生産

1-7 素材としての鉄鋼

1-8 鉄の役割

第2章 鉄の性質

2-1 鉄に与えられた3つの特徴

2-2 同素変態

2-3 鉄の理想結晶構造

2-4 鉄の同素変態での性質の変化

2-5 鋳造から圧延―鋼の実在結晶構造(1)

2-6 熱処理と結晶構造―鋼の実在結晶構造(2)

2-7 鉄の合金

2-8 実際の鉄合金の種類

2-9 鉄の磁性

2-10 鉄の性質の利用先

第3章 鉄の科学

3-1 鉄の電子軌道

3-2 鉄の原子構造

3-3 鉄の磁性

3-4 鉄の化学

3-5 鉄の表面

3-6 鉄と炭素の拡散

3-7 鉄と各種素材との比較

第4章 鉄の歴史

4-1 鉄から見た世界の歴史

4-2 日本の古代鉄鋼史

4-3 製鉄原料

4-4 高炉の誕生と製鉄原理―高炉法の歴史(1)

4-5 高炉法の発達―高炉法の歴史(2)

4-6 銑鉄を鋼鉄へ―製鋼法の歴史(1)

4-7 転炉法と平炉法―製鋼法の歴史(2)

4-8 鋼の時代へ―製鋼法の歴史(3)

4-9 西洋式製鉄法の夜明け―日本近代製鉄業物語(1)

4-10 江戸末期から昭和までの鉄鋼関連年表―日本近代製鉄業物語(2)

第5章 地球と鉄

5-1 宇宙の歴史と鉄

5-2 鉄の星・地球の生成

5-3 生命を生み出した鉄

5-4 地より得る鉄

5-5 リサイクルに適した鉄

5-6 鉄理論の最前線

5-7 地球にやさしい鉄

第6章 切手と製鉄

6-1 ブータン王国から発行された8枚の鉄の切手

6-2 ヒッタイトの製鉄―鉄の切手(1)

6-3 ダマスカス刀―鉄の切手(2)

6-4 森の中の製鉄所―鉄の切手(3)

6-5 コークス炉―鉄の切手(4)

6-6 ベッセマー転炉―鉄の切手(5)

6-7 熱間圧延機―鉄の切手(6)

6-8 製鉄所夜景―鉄の切手(7)

6-9 未来の鉄の風景―鉄の切手(8)

第7章 鉄の書籍

7-1 厳選8冊を選んだ理由

7-2 日本最初の金属学教科書『涅氏冶金学』(明治17年)

7-3 ベックよりも後に書かれたヨハンゼンの『鐵の歴史』(昭和17年)

7-4 独逸新興生産文学の快書『小説金属』(昭和18年)

7-5 戦前の技術啓蒙書のレベルの高さを示す『金属の効用』(昭和18年)

7-6 戦中戦後の金属行政を見つめた自伝『鉄鋼夢裡散談』(昭和31年)

7-7 明治以降の鉄鋼事情はこれで網羅できる『官営製鉄所物語』(昭和34年)

7-8 リアルな企業小説『冷えた鋼塊』(昭和55年)

7-9 もっとも身近な金属を扱ったビジュアル特集『鉄の博物館』(昭和60年)

第8章 鉄の話題

8-1 鉄は国家なり

8-2 鉄系高温超伝導物質

8-3 超鉄鋼

8-4 先進ハイテン(AHSS)

8-5 超高純度鉄

8-6 鉄(粗鋼)の世界生産量

8-7 鉄と炭素の状態図を読み解く

8-8 金の王なる哉

8-9 鉄の未来

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