いちばんやさしい 生理学の本
概 要
北海道新聞の朝刊生活面で人気のコラム「生きるしくみ」を1冊にまとめた生理学のやさしい入門書です。生理学とは「どうして生きているのか」「どうやって生きているのか」などの日常的な疑問を解明しようとする学問ですが、あまりに高度化したため、はじめて学ぶ学生には難解な学問と受け取られがちです。そこで本書では、生理学の原点である日常の何気ない体の働きを平易に紹介。血液が体をめぐるしくみ、ごはんを食べるしくみ、脳のしくみ、年をとること、ホルモンのしくみ、など「生きているってどういうこと?」にやさしく答えます。より詳しい生理学の知識を得たい方には同著者の『図解入門 よくわかる生理学の基本としくみ』がおすすめです。
| 著者 |
當瀬規嗣 |
| 価格 |
円(税込)(本体1600円) |
| ISBN |
978-4-7980-2511-7 |
| 発売日 |
2010/1/27 |
| 判型 |
A5 |
| 色数 |
2色 |
| ページ数 |
196 |
| CD/DVD |
- |
| 対象読者 |
初級 |
| シリーズ |
- |
サポート情報は以下からご参照下さい。
目次
chapter 1 生きるしくみ
1-1 証しは、動くこと(キネシスとホメオスタシス)
chapter 2 血液が体をめぐるしくみ(循環系と血液)
2-1 心臓は時計つきのポンプ(心臓ポンプ機能)
2-2 左側で感じる鼓動(心尖拍動)
2-3 脈と拍(心拍と脈拍)
2-4 胸騒ぎ(動悸)
2-5 出血はなぜ危険?(血液循環)
2-6 酸素と血液(酸素運搬能)
2-7 毛細血管って何?(微小循環)
2-8 リンパ液の正体(リンパ循環)
2-9 リンパ管の役割(リンパ循環)
2-10 上の血圧、下の血圧(動脈血圧)
2-11 しなやかな動脈(血圧の変動)
2-12 血圧が高くなるわけ(高血圧)
2-13 塩分と血圧(高血圧症)
2-14 メタボと動脈硬化(脂肪と動脈硬化)
2-15 鼓動の始まり(心臓の自動能)
2-16 鼓動のキッカケ(活動電位と心電図)
2-17 心臓の発電機(心筋イオンチャネル)
2-18 鼓動の引き金は?(カルシウムチャネル)
2-19 二酸化炭素の効用(二酸化炭素の血管拡張作用)
2-20 心臓と音楽(心拍数)
2-21 1秒間(心拍数)
2-22 血圧は変わる(血圧制御)
2-23 鉄道と鼓動(心拍数)
chapter 3 息をするしくみ(呼吸系)
3-1 息をするわけ(内呼吸)
3-2 酸素を取り込む(肺胞機能)
3-3 力を抜いて!(呼吸筋)
3-4 カラオケと運動(強制呼気)
3-5 せきとせき払い(せき反射とせき中枢)
3-6 くしゃみはつらいよ!(くしゃみ反射)
3-7 せきとくしゃみの境目(耳管と鼻腔)
3-8 しゃっくりのナゾ(横隔膜の働き)
3-9 うぶごえ(第一声)
3-10 居眠りのしかた(いびきのしくみ)
chapter 4 ごはんを食べるしくみ(消化器系)
4-1 胃が必要なわけ(胃の貯蔵機能)
4-2 胃とお酒(アルコール吸収)
4-3 おもちに用心(嚥下反射)
4-4 おなかいっぱいで幸せ!(血糖と満腹感)
4-5 昼食と昼寝(脳と糖分)
4-6 人間竹輪理論(消化管機能)
4-7 お酒に強い人、弱い人(肝臓のアルコール代謝)
4-8 胆のうと脂(脂肪吸収機構)
4-9 食物繊維とは(食物繊維の役割)
4-10 うんちの正体(大便の内容)
4-11 快食!快便!(胃大腸反射)
4-12 牛乳が苦手(乳糖不耐症)
4-13 下痢、止める?(下痢の意味)
4-14 つばを吐くな!(唾液の機能)
4-15 吐き気と嘔吐(嘔吐反射)
4-16 間借り人(常在細菌叢)
4-17 体を冷やさない(消化管運動)
4-18 おならのにおい(腸内発酵)
4-19 胃液の役割(胃の消化機能)
chapter 5 栄養のしくみ(栄養と代謝)
5-1 寒い朝は……(特異動的作用)
5-2 ご飯はなぜ脂肪になる?(中間代謝)
5-3 血糖のはなし(血糖値)
5-4 誤解されているインスリン(同化ホルモン)
5-5 夏バテを無視しないで(疲労感、倦怠感)
5-6 誤解されているビタミン(ビタミンの役割)
5-7 脳と空腹(空腹感のしくみ)
5-8 お酒は太る?(アルコール代謝)
5-9 エネルギー切れ(交感神経とショック)
5-10 毎日食べるわけ(栄養素の役割)
5-11 サプリだけ?(栄養素とサプリメント)
5-12 骨とカルシウム(骨質とカルシウム)
5-13 ビタミンDと肝油(ビタミンDの機能)
5-14 カルシウム不足(上皮小体ホルモン)
5-15 おそばの話(ポリフェノールの効用)
5-16 脳のエネルギー(脳と糖分)
5-17 尿酸って何?(尿酸代謝と痛風)
5-18 褐色脂肪組織(非ふるえ熱産生)
5-19 コラーゲン(タンパク質の消化吸収)
5-20 細胞のおきて(糖代謝の意義)
5-21 脂肪は大事(脂肪の意義)
5-22 まかない料理(肝臓のエネルギー源)
5-23 カニ味噌(肝臓と胆汁の役割)
chapter 6 おしっこのしくみ(腎泌尿器系)
6-1 おしっこは毒か?(尿毒症)
6-2 ノドが「渇く」(口渇と飲水中枢)
6-3 濃いおしっこ、薄いおしっこ(尿濃縮希釈機構)
6-4 血液の浄化装置(腎機能)
6-5 おしっこの回数(膀胱の機能)
chapter 7 脳のしくみ(脳神経系)
7-1 緊張のしるし(交感神経)
7-2 リラックスしましょう!(副交感神経)
7-3 あくびのナゾ(あくびの意義)
7-4 脳波の誤解(脳波と脳活動)
7-5 睡眠と脳波(レム睡眠)
7-6 脳の電源装置(上行性網様体賦活系)
7-7 反復練習の意味(小脳)
7-8 体を温めよう(ストレスと自律神経)
7-9 朝の光でお目覚め(メラトニン)
7-10 ノド越しの涼しさ(口渇感)
7-11 猫の額(前頭葉の働き)
7-12 認知と認知症(認知症の意味)
7-13 いい顔(感情と表情)
7-14 口八丁手八丁!(運動野)
7-15 言葉というもの(言語中枢)
7-16 春は眠い(睡眠サイクル)
7-17 リズムを体感(運動感覚と振動感覚)
7-18 脳のクッション(脳脊髄液)
7-19 体をチェンジ!(自律神経のバランス)
7-20 集中力(無視する力)
7-21 産みの苦しみ(産道と頭蓋骨)
chapter 8 温かみのしくみ(体温)
8-1 汗をかくわけ(発汗機構)
8-2 いろいろな汗(精神性発汗、味覚性発汗)
8-3 体はなぜ温かい?(体熱産生と血流)
8-4 日差しにご用心(熱放散のしくみ)
8-5 ブルブルの秘密(ふるえ熱産生)
8-6 熱が出た!(体温調節中枢と発熱)
8-7 発熱と汗(解熱剤の作用)
8-8 アイスクリーム頭痛(片頭痛)
8-9 汗とだるさ(発汗とエネルギー消費)
chapter 9 感じるしくみ(感覚系)
9-1 朝のコーヒー(嗅覚と睡眠)
9-2 味と風味(味覚と嗅覚)
9-3 お酒の味わい(味蕾の分布)
9-4 辛味の秘密(辛味のしくみ)
9-5 苦さの効用(苦さの意義)
9-6 痛みはガマンしない(痛覚)
9-7 体を知る(固有感覚)
9-8 「暑い」と「熱い」(温覚、冷覚)
9-9 老眼鏡のすすめ(老視)
9-10 聖なる夜に(聴覚と振動)
9-11 目が頼り(視覚)
9-12 手ブレ補正(前庭眼反射)
9-13 眼精疲労(目と脳活動)
9-14 鼻がムズムズ(鼻粘膜の役割)
9-15 涙の役割(涙と精神安定)
9-16 くすぐったい(触圧覚)
9-17 しぶ~い(タンニンと渋味)
chapter 10 動くしくみ(筋肉)
10-1 体はどのように動くのか(筋肉の種類)
10-2 筋肉は力の源(骨格筋の構造)
10-3 縞模様の中の秘密(筋原線維)
10-4 内臓を動かす(平滑筋運動)
10-5 コリとハリ(肩こりと筋肉)
10-6 瞬発力と持久力(解糖過程とクレブス回路)
10-7 息をしながら(有酸素運動と無酸素運動)
10-8 赤いお肉(ミオグロビン)
10-9 ハイハイのわけ(乳児の運動機能)
chapter 11 ホルモンのしくみ(内分泌系)
11-1 寝る子は育つ(成長ホルモン)
11-2 甲状腺ホルモン(代謝亢進機能)
11-3 幻のホルモン(唾液腺ホルモンは存在しない)
11-4 ビールを飲むと……(バゾプレッシン)
11-5 更年期を乗り切る(女性ホルモン)
chapter 12 年をとること(老化)
12-1 老いるということ(老化の意義)
12-2 寿命ということ(生殖能力と寿命)
12-3 しわと老化(しわと日光)
12-4 白髪は老化か(毛髪の色素)
12-5 元気なお年寄り(姿勢)
chapter 13 体のしくみ(細胞・全身)
13-1 カルシウムシグナル(体液電解質)
13-2 体の水(細胞内液と細胞外液)
13-3 子供がかわいいわけ(世代交代と育児)
13-4 傷を治す(自然治癒力)
13-5 新陳代謝(細胞での物質交代)
13-6 細胞と経済(細胞の機能分化)
chapter 14 皮のしくみ(皮膚)
14-1 日焼け(メラニン色素)
14-2 ツメの甘い話(つめの構造)
14-3 ヒゲの話(ヒゲの意義)
chapter 15 くすりのこと
15-1 カンフル注射(カンフルの意味)
15-2 ステロイド薬(副腎皮質ホルモン)
15-3 ヒスタミン(抗ヒスタミン薬)
15-4 特異体質(くすりの有害反応)
おわりに 「生理学は日常にあり」
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