車両研究で広がる鉄の世界

概 要

鉄道車両の寸法、配置、構造、材質など多岐に渡る項目から、設計者の意図とその理由を研究する車両研究の入門書です。鉄道車両のメカニズムについて設計者の視点から書かれた本や記事はあまりありません。本書は鉄道車両のメカニズム解説だけでなく、なぜその仕組みが採用されたのか、寸法や配置はどうやって決まっているのかなど、設計者の視点から設計の意図と理由までを詳しく図解しました。車両の用途と車種の関係、車両のサイズ、ドアエンジンの構造、ブレーキ装置の仕組み、換気・送風施設の設置、コストとの関係、さらに車両の転用や改修など、豊富な図解と写真の数々から設計とレイアウトを解析。鉄道好きのみならず、メカマニアにもおすすめします。

著者 井上孝司
価格 本体2000円(税別)
ISBN 978-4-7980-2611-4
発売日 2010/4/23
判型 A5
色数 1色
ページ数 384
CD/DVD
対象読者 初級
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目次

第1章 鉄道車両の設計に関わる要素と基本構成の策定

1.1 鉄道車輌の用途と車種

1.2 編成両数と編成の構成

1.3 固定編成という考え方

1.4 接客設備と等級配置

1.5 車輌によって接客設備を変える事例

1.6 車種記号の話

1.7 試作車と量産先行車

第2章 寸法と基本レイアウトの決定

2.1 車体の構成要素と関連用語

2.2 車輌のサイズは車両限界で決まる

2.3 車体の寸法・形状 - 長さ×幅×高さ

2.4 車体の幅と断面形状

2.5 車体の寸法/形状 - 車輪・連結器との関係

2.6 車体の寸法/形状 - 床面高とホーム高

2.7 重量限界の把握

2.8 鉄道車輌の車体にかかる力

2.9 車体の構造と材質

2.10 床の構造と材質

2.11 ボギー車 vs 連接車

2.12 平屋 vs 2階建て

2.13 車体の付帯設備いろいろ

第3章 扉・窓・座席の配置を決定する要素

3.1 扉の種類いろいろ : 開戸

3.2 扉の種類いろいろ : 引戸

3.3 扉の種類いろいろ : 吊戸とプラグドア

3.4 扉の種類いろいろ : 折戸

3.5 扉配置のバリエーションいろいろ

3.6 通勤電車の扉配置をめぐる四方山話

3.7 ドアエンジンの種類と構造、扉に関するあれこれ

3.8 出入台(デッキ)と、その周辺の設計

3.9 貫通路・貫通路扉の配置と設計

3.10 2階建て車輌の扉配置・客室配置

3.11 座席の寸法・構造を決定する要素

3.12 座席配置のバリエーション

3.13 クロスシートの座席配置と窓配置

3.14 ロングシートの座席配置と扉配置、戸袋窓の話

3.15 窓の構造いろいろ

3.16 窓の寸法と窓割

3.17 2階建て車輌と窓割の関係

第4章 走るために必要な各種機器の設計と配置

4.1 ブレーキ装置

4.2 主回路と補助回路とMM'方式

4.3 電動車と付随車の配置と組み合わせ

4.4 電気車の運転形態・定格出力・機器の冷却

4.5 電気車の動力伝達装置

4.6 VVVFインバータ時代の電動車ユニット

4.7 電動車と付随車の機器配分

4.8 MTユニットの例

4.9 新幹線のユニット事情

4.10 気動車の動力配置と発電用エンジンの関係

4.11 気動車の動力伝達装置

4.12 乗り心地を良くするためのメカニズム

4.13 集電装置に関するあれこれ

4.14 連結器と緩衝器

4.15 床下機器の配置と艤装

4.16 床上に機器を設置しなければならないケース

4.17 寒冷地仕様に独特の装備

4.18 モニター装置と制御伝送装置

4.19 運転台の配置と設計

第5章 各種サービス設備の設計・配置

5.1 換気・送風設備

5.2 暖房装置

5.3 冷房装置

5.4 冷房装置の動力源と補助電源

5.5 立客のための設備(吊手など)

5.6 荷棚と荷物置場

5.7 照明設備

5.8 トイレ・洗面所

5.9 供食設備に関するあれこれ

5.10 車販準備室

5.11 車掌室・業務用室

5.12 バリアフリー関連設備と多目的室

5.13 喫煙者向け設備

5.14 ワンマン運転設備

5.15 ワンマン運転と車内配置・扉配置

5.16 行先・種別の表示と案内のための機器

5.17 各種案内・情報設備

5.18 通信設備

第6章 設計・製造・保守・コストに関わる配慮いろいろ

6.1 コストダウンへの配慮・その1

6.2 コストダウンへの配慮・その2

6.3 整備性・保守性への配慮

6.4 準備工事いろいろ

6.5 生産ペースとコストの複雑な関係

6.6 鉄道車両の規格化・標準化

第7章 鉄道車輌の転用・延命・改修

7.1 延命・転用・改修が必要になる場面

7.2 車体・機器のいずれかを新造する形の延命

7.3 接客設備の改善工事による延命

7.4 先頭車の中間車化改造

7.5 車輌の転用が発生する場面

7.6 他社への譲渡に際して必要な改造いろいろ

7.7 先行試作車・試作車の量産化改修

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