図解入門ビジネス 最新ハイブリッド証券の仕組みがよーくわかる本

概 要

負債と普通株式の中間の性格を持つ証券「ハイブリッド証券」の仕組みを図解でやさしく解説した入門書です。ハイブリッド証券は、企業が負債や株式によって資金調達をする際に問題となるデメリットを回避し、両者のよいところだけを取り入れた新しい資金調達法です。本書では、ハイブリッド証券の基礎知識から、種類や歴史、理論、実務までを徹底解説します。本書を読めば、従来の負債や株式との違い、メザニン・仕組債との違い、エキゾチック証券との違い、ハイブリッド証券の種類などハイブリッド証券の全体像が具体的にわかります。

著者 伊藤信雄
価格 本体2000円(税別)
ISBN 978-4-7980-2841-5
発売日 2010/12/23
判型 A5
色数 2色
ページ数 232
CD/DVD
対象読者 入門
シリーズ 図解入門ビジネス
表紙イメージ
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目次

第1章 いまなぜハイブリッド証券か

1-1 ハイブリッド証券とは何か? なぜ重要なのか?

1-2 資金調達と財務の健全性の両立

企業の資金調達ニーズの多様化(1)

1-3 企業再生や事業承継などでの利用

企業の資金調達ニーズの多様化(2)

1-4 投資家の要求の高度化

1-5 金融工学の発展とその影響

1-6 規制緩和と商品設計の自由化

コラム 金融危機と格付けの関係

第2章 ハイブリッド証券とは

2-1 ハイブリッド証券の定義

2-2 負債と普通株式の特徴

2-3 ハイブリッド証券の特徴

2-4 劣後債・優先株式

代表的なハイブリッド証券(1)

2-5 優先出資証券・劣後株式

代表的なハイブリッド証券(2)

2-6 ハイブリッド証券格付けへの取組み

格付けとハイブリッド証券(1)

2-7 格付機関の考え方

格付けとハイブリッド証券(2)

2-8 資本性評価のポイント

格付けとハイブリッド証券(3)

2-9 最近のハイブリッド格付けを巡る状況

格付けとハイブリッド証券(4)

2-10 優先・劣後構造と劣後条項

2-11 利息・配当の支払停止/繰延べ

2-12 コール条項

2-13 ハイブリッド証券の満期

2-14 転換オプション

コラム BIS規制改革のゆくえ

第3章 ハイブリッド証券の種類

3-1 劣後債・劣後ローン

3-2 転換社債

3-3 種類株式

3-4 譲渡制限株式

3-5 剰余金の配当・残余財産の分配が優先する/劣後する株式

3-6 議決権制限株式・拒否権付株式・役員選解任権付株式

3-7 取得請求権付株式と取得条項付株式

3-8 全部取得条項付種類株式

3-9 ストリップ・ファイナンスとインカム・セキュリティ

その他のハイブリッド証券(1)

3-10 社債と優先株のバリエーション

その他のハイブリッド証券(2)

3-11 社債権者の信用維持の仕組み

その他のハイブリッド証券(3)

3-12 特殊なハイブリッド証券

その他のハイブリッド証券(4)

コラム 種類株式の上場

第4章 ハイブリッド証券の歴史

4-1 限られていた資本市場の利用

1980年代以前

4-2 CB・ワラント債発行の自由化、

ユーロ市場の利用 1980~90年頃

4-3 社債市場の完全自由化、

米国ハイブリッド証券市場の拡大 1990~1997年頃

4-4 BIS規制と銀行の自己資本強化

1997~2000年頃

4-5 ファンド、証券化の普及

2000~2009年頃(1)

4-6 ハイブリッド証券の登場

2000~2009年頃(2)

4-7 相次ぐ商法改正・新会社法

2000~2009年頃(3)

4-8 倒産法制改革と企業再生の活発化

2000~2009年頃(4)

コラム デリバティブと投資家への開示

第5章 ハイブリッド証券の理論

5-1 MM理論

企業の資本構成の理論(1)

5-2 税金・取引コスト・情報の非対称性

企業の資本構成の理論(2)

5-3 不確実性の緩和

ハイブリッド証券の利用(1)

5-4 過大投資(資産代替)問題の緩和

ハイブリッド証券の利用(2)

5-5 過少投資問題の緩和

ハイブリッド証券の利用(3)

コラム 株主間のエージェンシー問題

第6章 ハイブリッド証券の価格

6-1 金融資産の価格

6-2 企業の評価と割引率

6-3 オプションの利用とその価値

6-4 ペイオフとリスク

オプションの特徴

6-5 オプションのペイオフと企業価値

6-6 二項モデル

6-7 モンテカルロシミュレーション

コラム さまざまな企業価値評価法

第7章 ハイブリッド証券のケーススタディ

7-1 ハイブリッド証券の発行事例

7-2 BIS規制とハイブリッド証券

銀行の規制資本対策(1)

7-3 みずほフィナンシャルグループ

銀行の規制資本対策(2)

7-4 東芝の劣後債

大手上場企業の財務基盤強化

7-5 伊藤園の優先株上場

調達手段の多様化

7-6 新日鉄とJFEの優先出資証券と劣後債

大手上場企業の買収防衛

7-7 イー・アクセスとUSENの社債型優先株株式

企業再生(1)

7-8 コスモスイニシアの劣後株式

企業再生(2)

7-9 MBOのターゲット企業とその条件

MBO(1)

7-10 MBOにおけるメザニンとその利用

MBO(2)

7-11 バンクテック・ジャパンの資金調達のケース

MBO(3)

コラム MBOにおける公正価格

第8章 ハイブリッド証券発行の実務

8-1 銀行・上場企業

ハイブリッド証券の発行目的(1)

8-2 LBO・M&A、企業再生、中小企業

ハイブリッド証券の発行目的(2)

8-3 会社法

発行手続き(1)

8-4 金融商品取引法

発行手続き(2)

8-5 実際の発行日程

東芝

8-6 募集・引受の流れ

コラム CB、転換優先株などの実際の評価手順

第9章 ハイブリッド証券への投資

9-1 投資対象としての

ハイブリッド証券の位置づけ

9-2 発行体の業種特性とリスク

9-3 信用リスク

9-4 格付けと投資

9-5 流動性のリスク

9-6 コールのリスク

9-7 金融商品会計基準

会計処理(1)

9-8 保有区分による評価の違い

会計処理(2)

9-9 財務諸表への記載・開示

9-10 投資家の税務

コラム IFRSと金融資産評価

第10章 ハイブリッド証券へのファンド投資

10-1 投資ファンドの定義と種類

10-2 ヘッジファンドの仕組み

10-3 金融危機とヘッジファンド

10-4 金融規制強化の動き

ファンド・格付け・銀行・商品

コラム 買収防衛策の最近の動向

第11章 ファンドの投資戦略とハイブリッド証券

11-1 CB裁定(転換社債アービトラージ)戦略

11-2 イベントドリブン戦略

11-3 バイアウト戦略とLBO

11-4 メザニンファンド

11-5 ベンチャーキャピタル(VC)

11-6 ディストレスト(破綻証券投資)

11-7 不動産ファンド

11-8 個人向けハイブリッド証券ファンド

コラム ハイイールド債市場

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