図解!インバスケット・ゲームの教科書 将来の経営幹部を創る選抜研修型人材アセスメントの全て

概 要

管理職の選抜・育成に最適な選抜研修型人材アセスメントの一つである「インバスケット・ゲーム」について、効果的な導入方法から運用方法までを分かりやすく解説しました。人事制度の変遷ということを考えた場合、ここしばらく日本企業は、成果主義への傾斜に見られたように賃金や処遇など結果側への配分を行ってきましたが、それは効果的ではなかったという反省に基づき、むしろ人材選抜や育成などプロセス側への配分を重視しようとする考え方が深まっています。そこで本書では、管理職登用という重要な問題を考える上で古いカバンから出てきた役に立ちそうな懐かしい道具を磨き直して新しい環境下で使おうとする動きの1つとして、「インバスケット・ゲーム」をご紹介します。

著者 株式会社Kairos 代表 長友隆司
価格 本体2000円(税別)
ISBN 978-4-7980-2908-5
発売日 2011/3/19
判型 A5
色数 1色
ページ数 268
CD/DVD
対象読者 初級
シリーズ
表紙イメージ
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目次

第1章 インバスケットゲームの歴史としくみ

1-1 インバスケットゲームとは何か

アメリカから導入された人材選抜の方法

インバスケットという言葉の意味

そもそもはアメリカ空軍の管理職アセスメントツール

アメリカ企業での採用と広がり

日本企業への導入と停滞

1-2 再評価とおおまかなしくみ

時代の要請がインバスケットゲームを必要とした

インバスケットゲームが使えないとされた第一の理由

使えない理由の2つ目は「業務習慣の違い」

インバスケットゲームの再評価

1-3 インバスケットゲームの流れ

厳しい環境下での行動とその成果を観察し評価する

インバスケットゲームはどのように進んでいくのか

相互フィードバックを行い、知見を深める

評価者が行うことのあらまし

運営する側が行うことの概要

第2章 将来の経営幹部を創る選抜研修型人材アセスメントの概要

2-1 人材アセスメントとは何か

合理性・納得性の高いしくみとしての人材アセスメント

そもそもアセスメントとは何なのか

人材アセスメントを行う意味

人材アセスメントの4つのタイプ

ペーパーアセスメント方式

インタビューアセスメント方式

フィールドアセスメント方式

センターアセスメント方式

2-2 選抜研修型人材アセスメントとインバスケットゲーム

管理職としての意思決定力や実行力を評価するプログラム

制度登用から選抜育成へ

選抜し、アセスメントし、継続的にコア人材を育成する

第3章 インバスケットゲームの効果

3-1 管理職としての必要能力と行動を「見える化」

インバスケットゲームに取り組むことで「見える化」できる

ビジネス能力の意味するもの

パーソナリティと職務行動

判断する能力と行為する能力

判断の正否は行為の選択で異なってくる

能力は行動とその結果から観察・評価が可能になる

3-2 インバスケットゲームで評価できる能力

マネジメントに必要な3つの力を明らかにすることができる

実際の仕事の場面をシミュレーションする

仕事を遂行する力 テクニカルスキル

人間的な力 ヒューマンスキル

総合的に働きかける力 コンセプチュアルスキル

3-3 インバスケットゲームで評価できる行動

管理職としての必要な行動要件を備えているかどうかを判定する

全体を把握して行動できるか

全体最適的な見地から問題発見ができるか

発見した問題を分析し、合理的な処理プロセスを構築できるか

代替案やリスク回避策など潜在的問題点を検討できるか

根拠をともなった総合的な意思決定ができるか

相手に配慮しながらコミュニケーションができるか

社会的要請事項を業務遂行上、織り込むことができるか

時間制約の中で最も有効な業務運営を行うことができるか

効率だけではなく効果性に基づいて行動できるか

3-4 インバスケットゲームの活用方法

組織のコア人材を選抜し、育成し、確保するための試験と育成

経営幹部等の選抜試験としてインバスケットゲームを実施する

組織の中核人材育成のためにインバスケットゲームを実施する

第4章 インバスケットゲームを導入する

4-1 ケースを作成する

自社の状況に基づくケースを作成する

ケース作成の想定条件

ケース作成に取りかかる前に確認すること

ケース作成の中で何を意図するのか

スケジュールや時間設定、評価者の問題など物理的な検討を行う

登場人物の性格設定や状況設定

ケース間の相互の関係性を確認する

時間軸上でのケースの配置

4-2 採点基準や観察上の留意点を作成する

事後評価のための評価基準を予め作成しておく

それぞれのケースでの代表的処理を検討する

加点評価、減点評価についての検討

処理上の緊急度、重要度、優先順の検討

採点表を作成する

4-3 シミュレーションを行う

現実に運用が可能かどうか、実際にトライアルを行ってみる

時間配分やケースの難易度についてチェックを行う

修正点を明らかにする

実施用ツールとしてまとめる

4-4 導入計画を作成する

自社へのスムーズな導入を図り、円滑に運営する

導入を検討する前に考えておくこと

従来の昇格昇進制度と異なる点を理解する

人事サプライヤーに任せるのか、自主運営するのか

第5章 昇格昇進試験でのインバスケットゲームの実施と事後処理

5-1 実施上の留意点

インバスケットゲームを運用する上でのポイントを理解する

ガイダンスを行う

リーディングケースの説明

受験者のケース処理段階で留意しておくこと

評価者(アセッサー)によるゲームの関与と観察

グループワークでの留意点

5-2 実施後の採点

実施後には、採点し評価を確定させる

処理内容について評価する

実際の処理内容を検討する

今後の課題を浮き彫りにする

ゲーム中の評価者の関与への評価

「ない」ということへの評価は難しい

グループディスカッションなど集団観察での評価

評価者の合意を形成する

5-3 実施後のフォロー

実施後には受験者に結果をフィードバックする

評価結果をフィードバックする

将来につなげるフィードバックを行う

フィードバックを再チャレンジにつなげる

ポジティブに受けとめる

第6章 受験者および参加者はどう対応すればいいのか

6-1 事前準備をどのように進めるべきなのか

「まったくの未知だ」という状況になることを避ける

考え方を切り替える

ビジネスマンとしての全てが試される

判断力の棚卸し

行動力の棚卸し

業務知識の棚卸し

規範・基準の確認

組織活用を前提とする

意思決定力を強化する

表現力という準備課題

6-2 受験時の対応について

実際のインバスケットゲームでどう対処すればいいのか

ケースを処理する上での手順

前処理「時間配分を考えておく」

処理手順1「全体の読み通し」

処理手順2「グルーピング」

処理手順3「グループ内での処理順決め」

処理手順4「具体的な処理」

処理手順5「確認修正」、処理手順6「終了手続き」

ゲーム内処理「アセッサーの関与について」

ゲーム内処理「グループワークへの対応」

6-3 受験後の対応について

受験後のフィードバックを自己成長につなげる

フィードバックを受ける

フィードバックから自己のマネジメントスタイルを修正する

第7章 選抜型研修として実施する

7-1 管理職の能力開発における課題

組織力向上のキーとして管理職の能力向上をどう捉えるか

OJT機能の低下

選抜型研修での課題

研修カリキュラムとインバスケットゲームの関係

7-2 昇格昇進試験として運用する場合との相違点

人材育成に特化した場合の特徴を理解する

研修効果の時間的レンジは長い

取り組む焦点を置く

問題の種類によって、判断から行動への道筋を考える

行動の基本形を試してみる

意思伝達を試す

7-3 能力向上につなげるためのポイント

研修型の場合は自己成長を基本において取り組む

期待役割との関係

基本的な能力要件を確認する

選抜型研修の中で気づくこと

7-4 組織的要求と個人的成長とを整合させる

行動特性を高めることを中心に考える

組織を整備する

継続的な人材アセスメントを行う

ロールモデルを設定する

キャリアデザインを考える

第8章 インバスケットゲームのケース事例

8-1 全体の読み通し

提示された案件の全てを読み通し、全体的なイメージを作る

読み通したら大まかにグルーピングする

グループに、自分なりのおおまかな優先順を設定する

「お客様との間での納期遅延、誤納入、品質問題、関連」グループ

「お客様からのクレーム」グループ

「客先や関連会社との関係」グループ

「組織マネジメント上の問題」グループ

8-2 重要度・緊急度で処理順を決める

指示された重要度・緊急度を判定して決めること

重要度・緊急度判定の基本ルールを作っておく

最初のグループでの処理順決め

「お客様からのクレーム」グループでの処理順決め

「客先や関連会社との関係」グループでの処理順決め

「組織マネジメント上の問題」グループでの処理順決め

8-3 具体的な処理から終了手続きまで

具体的な処理内容を、処理順に考える

具体的な処理

処理順が下位のものは理由が問われる

確認修正、終了手続き

最後に

・案件1(未読メール) 「第1営業所チーム活動の件」

・案件2(未読メール) 「城南大学事務センター長からの連絡票」

・案件3(未読メール) 「売上早期計上化運動について」

・案件4(未読メール) 「城南大学薬品廃棄研究会について」

・案件5(未読メール) 「城南MR八坂みどりからのメール」

・案件6 「支店食堂業者からの手紙」

・案件7(未読メール) 「P103問題」

・案件8(未読メール) 「P103についての城南対応」

・案件9(未読メール) 「営業所業務説明」

・案件10(未読メール) 「個人面談について」

・案件11(未読メール) 「第1営業所着地予測の指示」

・案件12 「匿名者からの手紙」

・案件13 「ゴルフ等のメモ」

・案件14 「組合支部との懇談メモ」

・案件15(未読メール) 「川村ちゃんへの見舞い」

・案件16 「ドラッグ タカキヨからの封書」

・案件17 「クレーム対応指示」

・案件18(未読メール) 「人材不足と販促品について」

・案件19 「ルーディ大学スティーブン教授対応」

・案件20 「業界新聞記事について」

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