図解入門よくわかる 最新 発電・送電の基本と仕組み

図解入門よくわかる 最新 発電・送電の基本と仕組み
著者 木舟辰平
ジャンル 理工書
シリーズ 図解入門 > 図解入門
書店発売日 2011/12/15
ISBN 9784798031811
判型・ページ数 A5・192ページ
定価 1760円
(本体1600円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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大きな転換期に立つ電気事業の発電・送電の仕組みについて豊富な図表を使ってわかりやすく解説した入門書です。これまでも、経済のグローバル化や地球温暖化の深刻化などにより電気事業の変革が迫られてきましたが、東日本大震災および福島第一原発の事故をきっかにして、さまざまな理由で進んでいなかった電気事業制度の見直しが大きく動き出す可能性が高まっています。本書では、発電/送電/配電といった技術的な仕組みから、電気料金の成り立ち、電力自由化政策の現状までをしっかり解説しています。電気事業の予備知識がない人にも、電力関係の仕事に携わっているビジネスマンにとっても役立つ内容です。

【サポートはこちら】https://www.shuwasystem.co.jp/support/7980html/3181.html
第1章 電気の基本
1-1 電気とは
1-2 電流と電圧
1-3 発電機とモーター
コラム 神の仕業から、不可欠のエネルギーへ

第2章 発電
2-1 水力発電
2-2 「水主火従」から「火主水従」
2-3 火力発電の仕組み
2-4 石炭火力
2-5 LNG火力
2-6 風力発電の仕組み・種類
2-7 風力発電の導入状況
2-8 洋上風力発電
2-9 地熱発電
2-10 バイオマス発電
2-11 メガソーラー
2-12 太陽熱発電
2-13 波力、海洋温度差発電
コラム 電気に「色」はありますか?

第3章 原子力
3-1 原子力エネルギー
3-2 原子炉の構造
3-3 BWRとPWR
3-4 原発の“安全神話”
3-5 止める・冷やす・閉じ込める
3-6 世界の原子力発電
3-7 日本の原子力発電所
3-8 電源三法交付金
3-9 定期検査制度
3-10 高速増殖炉
3-11 プルサーマル発電
3-12 高レベル放射性廃棄物
コラム 原子力発電の是非は3つの時間軸で

第4章 送電
4-1 送電の仕組み
4-2 串刺し型ネットワーク
4-3 周波数変換所
4-4 同時同量の原則
4-5 託送料金制度
4-6 インバランス料金制度
4-7 超電導送電
4-8 スマートグリッド
4-9 マイクログリッド
4-10 スマートシティ
4-11 特定電気事業
4-12 再生可能エネ優先接続
4-13 電力系統利用協議会
4-14 太陽光発電の系統への悪影響
コラム エネルギーと民主主義

第5章 配電
5-1 100/200V受電
5-2 配電自動化
5-3 オール電化住宅
5-4 デマンドサイド・マネジメント
5-5 スマートメーター
5-6 HEMS・スマートハウス
5-7 直流ハウス
5-8 電力線通信(PLC)
5-9 電線地中化・無電柱化
コラム 暗くてもいいけど、暑いのはイヤ?

第6章 分散型システム
6-1 自家発電
6-2 燃料電池
6-3 太陽電池の原理
6-4 太陽電池の種類
6-5 太陽光発電の現状
6-6 小水力発電
6-7 地中熱ヒートポンプ
6-8 雪氷熱エネルギー
6-9 蓄電池
6-10 電気自動車
コラム 電話は“分散型”が圧倒、はたして電気は?

第7章 電気料金
7-1 総括原価方式
7-2 燃料費調整制度
7-3 内外価格差、内々価格差
7-4 三段階料金制度
7-5 太陽光発電の余剰買取制度
7-6 再生可能エネ全量買取制度
7-7 電源別発電コスト
7-8 グリーン電力証書
コラム 責任のない不自由か、責任のある自由か

第8章 電気事業と自由化
8-1 全国の電力会社―地域独占
8-2 電力会社の仕組み―垂直一貫体制
8-3 卸自由化―IPP制度
8-4 小売り自由化―PPS制度
8-5 小売市場の現状
8-6 自由化“失敗”の背景
8-7 卸発電事業者
8-8 都市ガス大手、石油元売り
8-9 自治体の電気事業
8-10 発送電分離
8-11 日本卸電力取引所
コラム 電気事業とメディアの役割

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