くらべてわかる航空管制

概 要

最新の航空管制について、装置やテクニック、運用思想まで総合的に図解で解説したわかりやすい入門書です。航空管制は、最先端の技術を使って大量の生命を高速で運ぶ航空機の飛行を、創意工夫をこらして支援しています。本書では、羽田発函館行き航空便を例に、最新の航空管制を解説します。また、従来の航空管制との比較や、欧米での航空思想にもとづく最新の航空管制の動向、日本における代表的な国際空港の航空管制の難易度の比較、民間と自衛隊の航空管制の違い、飛行場の利発着回数の計算など航空管制に関するあらゆることをわかりやすく解説しています。豆知識満載のトピックや英語・英文略語の解説付き。

著者 園山耕司
価格 本体1700円(税別)
ISBN 978-4-7980-3198-9
発売日 2011/12/22
判型 A5
色数 1色
ページ数 272
CD/DVD
対象読者 初級
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目次

第1部 夜明け前――フリーフライトに向かう最新航空管制

第1章 「羽田発函館行き」で見る航空管制の最新技術

1-0 羽田国際空港→函館空港間を旅客機で飛行する

1-1 羽田→函舘853便 飛行計画を提出

1-2 安全なIFRと便利なVFR

1-3 RNAV経路を通って函館空港に向かう

1-4 RNAVルートの飛行に必要な機上機器

1-5 くらべてわかる「RNAVルートと従来の航空路」

1-6 853便の出発準備

1-7 管制塔の指示から始まる航空の交通整理

1-8 管制塔の担当空域と業務

1-9 航空管制の空域分担と権限

1-10 853便タキシング開始

1-11 ハワイアン航空のボーイング767が滑走路34Lに着陸

1-12 853便離陸

1-13 航空管制に使われる単位

1-14 航空管制に使われる巡航高度

1-15 名古屋発帯広行きのジェット旅客機と出会う

1-16 より緻密な監視を必要とする航空路管制

1-17 函館空港のATISを受信

1-18 エミナRNAVアライバル

1-19 RNAV(GNSS)ランウェイ30アプローチ

1-20 853便、函館空港の滑走路30に着陸

第2章 最新の航空管制の最終目標――フリーフライト

2-1 高速飛行の宿命的課題とは何か?

2-2 次世代航空管制の開発:CNS/ATM構想

2-3 飛行の自由を与えるフリーフライトの考え方

2-4 フリーフライトのしくみ

2-5 フリーフライトの必要性

2-6 フリーフライトの原理

2-7 フリーフライトを可能にする技術

2-8 回避論理の国際基準

2-9 日本のRNAVルートの設計例

第2部 航空思想が新しい技術を生む

第1章 くらべてわかるアメリカとヨーロッパ――「航空思想」の違い

1-1 先行するのは飛行に対する考え方

1-2 二つの考え方――「自由」か「安全・効率」か

1-3 アメリカは「自由」を求める

1-4 ユーロコントロールは「共同体」優先

1-5 米欧の改善目標の違い

1-6 米欧の軍用空域設定の状況

1-7 アイスランド噴火時の対応の違い

第2章 航空管制から飛行支援へ

2-1 フリーフライトを支援する航空管制

2-2 飛行支援の中の新しい情報提供業務

2-3 トラフィック監視席の新設

2-4 これからの飛行支援の目標

第3部 民間機と自衛隊機――くらべてわかる航空管制の違い

第1章 民間機・軍用機を管制する機関

1-1 国による違い

1-2 歴史的経緯

第2章 航空管制の権限と委任

2-1 国土交通大臣の「権限」と「委任」

2-2 上海虹橋国際空港の事例

2-3 国土交通大臣と防衛大臣の協議

第3章 民間機と自衛隊機――管制技術上の違い

3-1 機上スペースの大小による装備の違い

3-2 航空機の性能による違い

3-3 運用目的による違い

3-4 今後の趨勢

第4部 羽田空港と関西空港――くらべてわかる航空管制の難易度

第1章 航空管制の難易を決める要素

1-1 航空管制の理想型

1-2 離着陸に問題がない

1-3 離陸上昇と着陸進入に制限がない

1-4 市街地上空飛行制限と騒音規制がない

1-5 航空路への上昇と航空路からの降下に制限がない

1-6 航空管制の難易の診断基準

第2章 羽田空港と関西空港の航空管制の特徴

2-1 関西空港の特徴

2-2 羽田空港の特徴

第3章 羽田と関西――航空管制の難易度を比較する

第5部 もっとわかる航空管制

第1章 詳しくわかる発着回数の計算

1-1 発着回数の計算はなぜ必要か?

1-2 発着回数を決める要素

1-3 発着回数の計算は空港の過密度によって異なる

1-4 過密空港の発着可能回数の計算

1-5 統計資料の活用による発着可能回数の計算

1-6 世界の国際空港の繁忙度の統計資料による検証

第2章 IFRアプローチにおける目視の活用

2-1 目視活用の利点

2-2 目視による着陸または周回進入

2-3 コンタクトアプローチ

2-4 コンタクトアプローチの弱点

2-5 ビジュアルアプローチ

2-6 ビジュアルアプローチにおけるLOCとRNAVの比較

2-7 ビジュアルアプローチの管制用語

第3章 標準計器出発経路(SID)と標準計器到着経路(STAR)

3-1 SIDとSTARの役割

3-2 SID設定および指示の方法

3-3 STAR設定および指示の方法

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