小難しい会計の知識なんて不要! 経営分析の超入門講座

概 要

経営分析とは、企業の収益性や安全性などを、さまざまな計算式を使って分析することです。「計算式」と聞いた時点で、「あ、私ダメ」と思ったかもしれませんね。でもご安心ください。本書はとにかく分かりやすい! なぜなら、それぞれの計算式について「なぜそういう式なのか?その式から何が言えるのか?」ということを、とことん説明しているからです。しかも本書は、分かりやすいのに深い! 正直言って、そんじょそこらの経営分析の本には書かれていない高度なことも、かなり書いています。とても分かりやすいのに、レベルは決して低くない。そんな、とんでもなくお買い得なのが、本書なのです。

著者 金子智朗
価格 本体1400円(税別)
ISBN 978-4-7980-3226-9
発売日 2012/1/28
判型 A5
色数 2色
ページ数 212
CD/DVD
対象読者 入門
シリーズ
表紙イメージ
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目次

Chapter1 経営分析って・・・また難しい話ですか?~いえ、むしろ易しくするための手法です~

1-1 「私、数字には弱くて・・・」って、そんなの当たり前

分析しなければ何も見えてこない

「数字に強い」ってどういうこと?

分析は難しい話ではなく、やさしくする手法

1-2 会社にもいろいろな一面がある

経営分析5つの切り口とは?

ある一面だけから見てはいけない

経営分析5つの切り口

1-3 式なんてどうせ忘れるから

式を覚えるのではなく意味を理解する

苦手な人ほど式を丸暗記しようとするもの

実はいろいろな式がある

Chapter2 まずは相手を知るところから! ~財務諸表の目の付けどころ~

2-1 細かいことにはこだわらないで

ざっくりと目の付けどころを押さえる

ざっくり捉えることが重要

Column なぜトヨタじゃないのか?

なぜ、貸借対照表と損益計算書という2つがあるのか?

貸借対照表は静止画、損益計算書は動画

2-2 左右の関係と上下の関係、それだけ!

貸借対照表の目の付けどころ

最大の特徴は左右に分かれていること

Column 「純資産」という言葉の意味

なぜ、「貸借対照表」と言うのか?

上下は流動性の順番で並んでいる

2-3 「それなら○○利益を見なきゃ」なんて言ってみたい!

損益計算書の目の付けどころ

利益の意味を理解することが唯一最大のポイント

「少数株主損益」って何?

利益の行く末は?

Column 株主に対する配当

Chapter3 「儲かっている」って、どういうこと? ~収益性分析~

3-1 儲かっているのはどっち?

収益性の基本的な考え方

利益ではなく利益率を見る

利益を何で割るのか?

分子と分母に何を使うか、それが問題だ

分母は前期末と当期末の平均を使う

3-2 要は「真の実力」が知りたい!

ROAについてのお話

ゴルフ、どれくらいで回りますか?

話の中心は経常利益を使うこと

なぜ事業利益なのか?

Column いろいろな事業利益の計算式

ROAにもいろいろある

3-3 「株主だけ」から見た収益性

ROEについてのお話

ROEはあくまでも株主目線

ROAよりもROEの方がよく見る?

銀行を踏み台にするレバレッジ効果

Column 少数株主の位置付けとROE

3-4 収益性が低い原因は何?

ROAの分解

売上を挟んでROAを分解する

P/Lに関わる項目とB/Sに関わる項目

Column ROAに内包されている売上高利益率

3-5 まずは日々の生活習慣から改善

売上高事業利益率についてのお話

売上高と費用に分解

「兼ね合いで決まる」―その深い意味

日々の生活習慣の改善にかかっている

3-6 最終的には体質改善に取り組まないと

総資本回転率についてのお話

金回りの良さを表す総資本回転率

マラソン選手とお相撲さん、どちらが優れたアスリート?

お相撲さんか、ただのデブか

リーマンショックの隠れた真実

体質改善は難しいからこそ、改善の宝庫でもある

Column 欧米的収益性の捉え方

Column 包括利益に対する考え方

Chapter4 早くお金になりた~い ~回転期間~

4-1 ビジネスはお金になってナンボ

回転期間の意味

お金が入って来なければ意味がない

回転期間と回転率は表裏一体

4-2 この式は、何を意味するのだろうか?

売上債権回転期間についてのお話

売上債権を月平均売上高で割ると何が見える?

回収サイトの近似値になる

4-3 支払いについても同じ!

仕入債務回転期間についてのお話

なぜ仕入高で割るのか?

支払サイトの近似値になる

Column 運転資金の必要性

4-4 今や在庫は1ヶ月分も持たないのが常識

棚卸資産回転期間についてのお話

売上原価で割るのがミソ

さすがトヨタ!

Column 売上高を分母とする回転期間

Chapter5 稼ぐのもいいけど、支払いのことも考えておかないと ~安全性分析~

5-1 安全性の基本的考え方って?

支払義務と支払原資を比べる

負債は支払義務、資産は支払原資

あくまでも簡便的な分析方法

流動と固定のバリエーション

5-2 日々の支払いは日々の稼ぎの中で

短期的安全性を見る流動比率

1年以内の支払予定にどう備えるか

「200%以上が望ましい」などと言われるが

低いと安全ではないのか?

Column 流動比率は高ければいいのか?

5-3 支払いのことを一番心配しなくていい新車の買い方は?

長期的安全性を見る固定比率

短期の流動比率に対して、長期の固定比率

即金で買えれば一番安心!

現実的には難しい

5-4 さすがに即金で家は買えません!

現実的に長期的安全性を見る長期固定適合率

家を買うなら自己資金+長期ローン

長期固定適合率が100%を超える場合は要注意!

安全性が低いことと積極性は表裏一体

5-5 そもそも、借金がなければ夜もぐっすり眠れるのに

自己資本比率、負債比率

借金が少なければ当然楽になる

自己資本比率と負債比率は表裏一体

負債比率は低い方がいい?

Chapter6 最終的には現ナマを見なきゃ! ~キャッシュ・フロー分析~

6-1 そもそも、なぜキャッシュ・フローを見るの?

キャッシュ・フローの必要性

利益からはキャッシュのことは何も分からない

だからキャッシュを直接見る

Column キャッシュとキャッシュ・フローの違い

6-2 3つに分けてざっくりと見る!

キャッシュ・フロー計算書の見方

キャッシュ・フロー計算書の構造

3つのキャッシュ・フローのプラスとマイナス

6-3 なるほど!だから「フリー」なのか!

フリー・キャッシュ・フローの意味

立体的に見てみる

「合計」と言うからピンと来ない

Column 利益からフリー・キャッシュ・フローを求める方法

6-4 フリー・キャッシュ・フローはプラスが基本?

フリー・キャッシュ・フローの見方・考え方

身の丈に合った暮らしをする

オリエンタルランドはセオリーを分かってない?

攻め続けるトヨタ

事業特性や経営課題による

Chapter7 ヒト・モノ・カネが富の源泉なのです ~生産性分析~

7-1 「生産性を上げなさい!」とよく言うけれど

生産性とは経営資源の活用度合い

生産性とは経営資源当たりの付加価値

経営資源はヒト・モノ・カネ

7-2 付加価値って何?

諸説あるため実務的には扱いにくい

付加価値とは、文字通り新たに付加された価値のこと

付加価値を具体的に計算するのは難しい

控除法による付加価値の計算

集計法による付加価値の計算

7-3 生産性の分析手法いろいろ

生産性指標の分解の仕方

生産性分析のフレームワーク

労働生産性を分析する

設備生産性を分析する

資本生産性を分析する

7-4 付加価値の行き先はどこ?

付加価値の分配率

付加価値は経営資源の提供者に分配される

給料と生産性の深い関係

7-5 生産性とドラッカーの深~い関係

労働生産性の向上がカギ

「ポスト資本主義」と言ったのはドラッカー

富の源泉はヒト

7-6 さすが通信業界の巨人NTT・・・と思いきや!

規模だけ見ても分からないことがある

ダントツの規模を誇るNTT

生産性で見てみると

7-7 豪華客船と手漕ぎボート

大企業がいいとは限らない

大企業ほど1人当たり売上高は大きい

1人当たり費用も加速度的に増加

豪華客船と手漕ぎボート

7-8 個人と組織の関わりを考えることも重要!

「働く者の幸せ指標」という見方

1人当たり売上高は「組織に帰属する経済的な意義」

1人当たり税引前当期純利益は「年収上昇余力」

働く者の幸せ指標

Chapter8 資本主義である以上、やっぱり株主は大事です! ~株主関連指標と成長性~

8-1 株主にとってのリターンは2つ

インカム・ゲインとキャピタル・ゲイン

株主にとっての経済的リターンとは?

Column インカム・ゲインとキャピタル・ゲイン

株主関連指標も、大きく分けると2種類

8-2 安定低空飛行から成功報酬型へ!

インカム・ゲインに関する4つの指標

長らく重視されてきた1株当たり配当額

重要性が高まる配当性向

配当性向と類似の株主資本配当率って?

金利に相当する配当利回り

Column 長い間無配だったマイクロソフト

8-3 株価の水準を測る2つの指標

PBRとPER

そもそも株価はなぜ変動するのか?

上場株式の株価はもっと高いのが普通

無形のプレミアムを評価するPBR

Column リーマンショックとPBR

投資額の回収年数を表すPER

Column ITバブル時の異常なPER

8-4 株価は何に反応するの?

株価と成長性との関係

市場における株価形成の理屈とは?

ユニクロの株価と成長率

8-5 EVAって、要するに何?

EVAの本質的な意味

式だけ見ても分からない

Column EVAは登録商標

WACCって何?

株主はないがしろにされている

株主に対するリターンを“コスト”として事前に織り込む

つまり、株主重視の指標ということ

Column EVAが株主重視の指標である理論的根拠

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