クラウド&ソーシャルネット時代の流通情報革命 プラットフォームの覇者は誰か!?

概 要

クラウドコンピューティングとソーシャルメディア時代の技術、それが社会に与える影響を考察した流通情報革命の総合解説書です。いま、ネットワークやインターネットにより企業内部の情報化から企業間、さらに企業と消費者を結ぶ情報化へと技術革新の連鎖が広まっています。またSNSと呼ばれる一連の動きは、インターネットが人と人、企業と企業の出会いの場を創造する新しいビジネスとなることを示しました。本書では、日々進歩を続けるネットの変化の波を調査し、中長期的な視点から流通情報革命の動向を予測。Web2.0からマーケティング3.0、そしてCSR3.0へ、もの作り時代の終焉から情報サービス新時代のはじまりへ、時代の方向性がわかります。

著者 阿部真也、宮﨑哲也
価格 本体1800円(税別)
ISBN 978-4-7980-3261-0
発売日 2012/3/17
判型 A5
色数 2色
ページ数 256
CD/DVD
対象読者 初級
シリーズ
表紙イメージ
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目次

Part Ⅰ 情報技術革命進展のインパクト

第1章 ソーシャルメディアがもたらす草の根流通革命

1-1 Web2.0からマーケティング3.0、そしてCSR3.0へ

1 インターネットを取り巻く変化

2 ポストWeb2.0の潮流

3 Web3.0時代の到来

4 CSR3.0の時代

1-2 フェイスブックが恐れるライバルがいる!?

1 フェイスブックのインパクト

2 フェイスブックの光と影

3 フェイスブックの特徴

4 フェイスブックのライバル登場?

1-3 ツイッターは、俳句的(?) ソーシャルメディア

1 ツイッターの特徴

2 フォロワーだけでなくファンを惹き付けられる

コラム ツイッターに迫る中国独自のミニブログ

1-4 動画マーケティングが有効な理由

1 動画マーケティングは次世代の主流に

2 YouTubeとUSTREAMが二大勢力に

3 近未来の電子看板…デジタルサイネージ

コラム 初音ミクがリアル世界を席巻!?

1-5 ソーシャルメディア・ミックス

1 ソーシャルストリームとソーシャルメディア・ミックス

2 フェイスブックを起点としたソーシャルメディア・ミックス

1-6 インターネットビジネスの3つの壁

1 消費者とのコミュニケーションを阻む障害

コラム 様々な信用の壁対策

コラム 能動性の壁の克服法

1-7 ネット系情報 vs. 非ネット系情報

1 探索情報vs.経験情報

2 デジタル情報vs.非デジタル情報

3 形式知vs.暗黙知

1-8 非ネット系情報の補完策

1 準経験情報の提供

2 画像や表現の工夫

3 フロントエンドの活用

1-9 CGMと消費者関与

1 消費者関与とは

2 CGMと消費者関与の関係

1-10 進化系ネットにおけるブランド戦略

1 SNSによるブランド・コミュニティ構築

2 ファストファッションのネットを利用したブランド戦略

コラム 高コンテクスト化するネットコミュニティ

第2章 消費者を巻き込む流通情報革命の新展開

2-1 Webの進化がイノベーションも変えた?

1 イノベーション・パラダイムの変化

2 2つのイノベーション・パラダイムの違い

3 オープンソース

2-2 「メントス実験」その後

1 CGMの光と影

2 D型CGMの活用

コラム ステルスマーケティングでの評判は長続きしない?

2-3 バイラル、バズ、そしてシンクロニシティへ

1 バイラル&バズ・マーケティング

2 シンクロニシティ・マーケティング

2-4 AIDMA、AISASの次に来るものは?

1 AIDMAからAISAS、そして…

2 サイバープロシューマーの時代

2-5 サイバープロシューマーとサイバープロモシューマーの登場と育成

1 プロシューマーの台頭

2 プロシューマーからプロモシューマーへ

2-6 フラッシュマーケティングは消費の革命児となるか?

1 フラッシュマーケティングと共同購入の違い

2 フラッシュマーケティングの課題

第3章 「脱所有」社会の衝撃!

3-1 「シェア3.0」時代の到来!

1 シェアな生活

3-2 シェアリング・エコノミーへの大転換!

1 シェアは昔からあったが…

3-3 シェア3.0の意味

1 「脱所有」としてのシェア

3-4 「脱所有」社会とシェアリング

1 「脱所有」の思想

2 断捨離とシェアリング

3-5 米国ではやりのシェアリングサイト

3-6 従来型のC to Cとシェアリング

1 ネットオークション

2 アフィリエイト

3 せどり

第4章 クラウド・レボリューションとeビジネスの近未来

4-1 クラウド・コンピューティングが変えるeビジネスの近未来

1 クラウド・コンピューティングとは

2 クラウド・コンピューティングのメリット

4-2 シンクライアントからリッチクライアントへ、そしてシンクライアントへの回帰

1 シンクライアントのメリット

2 クラウド専用のシンクライアントも登場

4-3 SaaS、PaaS、IaaS

1 クラウドの3つの種類

2 急速に進展するクラウド・コンピューティング

4-4 クラウド化するスマホ等のモバイルの威力

1 モバイルはユビキタス・ネットワークの中核的存在

2 スマートフォン/ケータイの特徴

3 モバイルならではのマーケティング戦略

4-5 モバイル市場をけん引するスマートフォンのゆくえ

1 拡大傾向のスマートフォン市場

2 アップル VS. グーグル戦争のゆくえ

4-6 クラウド化で電子書籍は普及するのか?

1 米国の電子書籍市場

2 電子書籍リーダーの特徴

3 国内リアル書店への影響

コラム モバイルARマーケティングの時代が到来!

Part Ⅱ ネット取引の急展開と流通情報革命のゆくえ

第5章 リアルとバーチャルの相互作用の視点

5-1 PartⅡの狙いと課題

1 経済のリアル(実体)の世界とは?

2 データで見るバーチャルとリアルの世界

5-2 流通研究の歴史とリアル VS. バーチャル

1 これまでの流通機能分析とリアル vs. バーチャル

2 最近の流通機能分析とその特徴

5-3 流通過程におけるリアルとバーチャルの相互作用

1 伝統的なリアル vs. バーチャルの構造分析

2 不確定なバーチャル空間の膨張に脅えるリアル空間の住民たち

5-4 バーチャル空間(電子商取引)の統計的把握の重要性

1 小売業における「商品販売形態別」の推移

2 商業統計における電子商取引販売額データの限界

3 新しい試みと残された課題

第6章 流通情報革命展開の3つのシナリオ

6-1 流通革命から流通情報革命へ

1 流通革命論から半世紀

2 2000年代は情報流通革命の時代

6-2 流通情報革命の「革命と反革命」

1 中間レベルの革命論

2 覇権化(寡占化)の進展

3 アナーキーの闇というシナリオ

4 覇権化の対極にある民主化の可能性

5 公共圏の理念への接近と離反

6-3 「革命と反革命」のその後の展開

1 「反革命」の新しい動き=「デバイス・クラウド生態系」

2 スプリンターネットと民主化との相克は続く

コラム ネットによる越境購買の経験率

第7章 覇権化のシナリオと巨大情報サービス企業の登場

7-1 日本と世界の情報産業のメインストリーム

1 日本の場合

2 モノからサービス、固定から移動へ

3 世界の動向

4 ハードをどのようなサービス提供に利用するか?

7-2 さよならPC(パソコン)、こんにちはスマホ(スマートフォン)

1 世界のPC市場、携帯市場、スマートフォン市場の動向

コラム 一攫千金 Afishful of dollars

2 ノキア(シンビアン)の第三極の可能性

3 スマートフォンの成長余力とガラパゴス列島日本

4 なぜスマートフォンの需要が伸び続けるのか

5 重要なのはクラウドとの対応関係

6 携帯VS.スマートフォン

7-3 巨大な情報サービス企業と流通情報革命

1 スマートフォン物神崇拝論批判

2 流通情報システム発展の四段階

3 グローバル・ネットワークの「こちら側」の部分

4 プラットフォームの支配者は誰か

7-4 「ものづくり時代」の終りと「情報サービス新時代」の始まり

1 「情報サービス業」再論

2 覇権はメーカーから情報サービス業者の手に

7-5 アップルとグーグルの戦略対比

1 アップルとグーグルの歴史と現在

2 クローズシステムVS.オープンシステム

3 アプリ採用の審査基準に違いも

4 『ニューズウィーク』でのiPadとアンドロイド

5 情報サービス企業のチャネル選択問題

6 クローズVS.オープンの構図は相対的なもの

7-6 覇権化と競争的寡占の展望

1 覇権論から競争的寡占論へ

2 寡占論による現実市場へのアプローチ

3 独禁政策の具体的展開

4 グローバル独禁政策の展開に向けて

第8章 流通情報革命の新地平?透明な市場への回帰と再構築を目指す?

8-1 集権・閉鎖(覇権化)vs.分権・開放(民主化)

1 回顧とこれからの展開

2 電子商取引の定義と日米対比

コラム リバース(逆)オークション

8-2 e-マーケットプレイスとフェイスブックの共通点と相違点

1 C to C電子商取引の重要性

2 SNSの急展開と民主化のシナリオ

3 e-マーケットプレイスとフェイスブックの相違点

8-3 e-マーケットプレイスの「革命的」意義

1 ブローデルの三階建ての家

2 透明な市場経済は不透明な資本主義へ

3 e-マーケットプレイスは透明な市場経済への回帰

8-4 e-マーケットプレイスの現実的展開状況

1 イーベイの歴史、現況、特徴

2 アリババ、タオバオによるB to BとC to Cの結合

3 ソフトバンクの隠れた大きな役割

8-5 情報技術革新の成果を世界の消費者のものに

1 注目すべき国際的共通市場の生成

2 ネット取引における詐欺行為の克服

3 ネット・コミュニティの安全と信頼を目指して

コラム イーベイのコミュニティづくり

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