図解入門業界研究 最新 調剤薬局の動向とカラクリがよーくわかる本

概 要

医療費抑制、超高齢化社会、淘汰・再編などが進む調剤薬局業界の動向を豊富な図表をつかって解説した入門書です。日本では医薬分業という国策が1970年代から進められてきました。現在ではコンビニエンスストアより多い、5万3千店強の調剤薬局があり、年間の処方せん数は7億枚、調剤金額は6兆円、勤務する薬剤師は13万人という巨大な産業となっています。本書では、日本の医薬分業制度の概要、処方せん調剤薬局の受け皿としての調剤薬局の動向、そこで働く薬剤師の業務内容、将来展望などを掘り下げて解説しています。この業界に就職・転職を考えている人はもちろん、すでに働いている業界人やビジネスで業界の知識が必要な方にも役に立つガイドブックです。

著者 藤田道男
価格 本体1500円(税別)
ISBN 978-4-7980-3277-1
発売日 2012/3/16
判型 A5
色数 2色
ページ数 244
CD/DVD
対象読者 入門
シリーズ 図解入門業界研究
表紙イメージ
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目次

第1章 調剤薬局と医薬分業

1-1 調剤薬局とは、調剤薬局はなぜ生まれたか

1-2 調剤薬局と保険薬局、ドラッグストアとの違い

1-3 医薬分業の起源

1-4 日本の医薬分業(1)~分業以前(明治~戦後)

1-5 日本の医薬分業(2)~黎明期(戦後~分業元年)

1-6 日本の医薬分業(3)~発展期(分業元年~平成)

1-7 日本の医薬分業(4)~成熟期(平成~)

1-8 正念場を迎えた医薬分業

1-9 諸外国の医薬分業

コラム 石舘守三先生のこと

第2章 調剤薬局業界とは

2-1 制度依存型の業界

2-2 薬局の構造設備と人的要件

2-3 調剤は薬剤師の専権事項

2-4 処方せんってな~に

2-5 処方せん枚数は年間七億枚

2-6 薬剤師が一日に処理する処方せん枚数は決まっている

2-7 二度手間、負担増の医薬分業

2-8 門前薬局、マンツーマン薬局、地域薬局

2-9 医薬品納入先は調剤薬局がトップ

2-10 多くの処方せんは中小薬局が支えている

2-11 調剤薬局経営者にMRが多いわけ

コラム 偽造処方せん

第3章 医薬分業批判が始まった

3-1 調剤報酬の仕組み

3-2 調剤報酬はどうやって決まる?

3-3 明細書の内容を質問しよう

3-4 薬局調剤医療費への批判

3-5 規制・制度改革分科会での問題提起

3-6 医療安全と医薬分業(1)

3-7 医療安全と医薬分業(2)

3-8 患者の権利と医薬分業

3-9 医療機関の下請けからの脱却

3-10 医薬分業の検証が行われていない

コラム 先用後利

第4章 第三の開国を迎えた医薬分業

4-1 七〇%分業で上限が見えてきた

4-2 同質的競争がもたらしたもの

4-3 伸びシロはあるのか

4-4 在宅医療、施設療養患者を狙え

4-5 増え続ける医療難民を救え

4-6 病院の入院特化が外来患者を変える

4-7 どこでもMY病院構想と調剤薬局

4-8 社会保障カードで分業の概念が変わる

コラム 日本人の気質

第5章 薬学教育改革の功罪

5-1 薬学教育六年制の狙い

5-2 六年制教育で何が変わったか?

5-3 実務実習で何を学ぶ?

5-4 臨床薬学(クリニカルファーマシー)とは

5-5 実務実習の現実と課題

5-6 医療人としての倫理教育

5-7 薬科大学乱立の誤算

5-8 薬科大学入学の費用対効果

コラム 「高収入の職業」「信頼される職業」

第6章 調剤薬局の経営実態

6-1 調剤薬局の収支はどうなっているか

6-2 調剤薬局の経営実態

6-3 薬価差問題とは?

6-4 薬価基準の仕組み

6-5 潮目が変わった ~従来のビジネスモデルは通用しない

6-6 調剤薬局業界の再編が始まった

6-7 調剤薬局数は増加、企業数は減少

6-8 調剤市場にドラッグストアが参入してきた

6-9 医薬品卸が調剤薬局を囲い込み

6-10 消費税引き上げは薬局経営にどう影響するか

コラム 医笑同源

第7章 調剤薬局の実務

7-1 薬剤師の任務~医療の担い手の意味は

7-2 薬剤師とは何をする人?

7-3 処方せん受付から投薬、会計まで

7-4 薬歴とは

7-5 お薬手帳の効用

7-6 分割調剤とは

7-7 服用状況を改善するための工夫

7-8 調剤以外の業務

7-9 後発医薬品対応

7-10 在宅患者の対応

コラム 電子処方せん

第8章 医療人としての薬剤師像

8-1 売り手市場から買い手市場へ~免許だけの薬剤師はいらない

8-2 調剤薬局の研修体制

8-3 薬剤師に必要なヒューマンスキルとは

8-4 必要なのはコミュニケーションスキル

8-5 基本の「キ」から始めよう

8-6 患者とのより良い関係を築くために

8-7 薬剤師の業務拡大の可能性(1)

8-8 薬剤師の業務拡大の可能性(2)

8-9 リフィル処方せん、テクニシャン

コラム マニュアルにないこと

第9章 患者目線で調剤薬局を評価する

9-1 病院から近い、住まいから近い?

9-2 入りやすい薬局、利用しやすい薬局とは

9-3 どんな声がけをされますか?

9-4 なぜ、お医者様は何と言っていましたか、と聞くの?

9-5 化粧、ヘアスタイルは気になりませんか?

9-6 どんな薬局なのか調べてみよう

9-7 処方薬とOTC薬、サプリメントの関係を聞いてみよう

コラム 調剤のポイント付与は?

第10章 調剤薬局と薬剤師の未来

10-1 パラダイムシフトの中、薬局の存在意義は?

10-2 薬局への就職、ネームバリューで選ぶか、待遇か

10-3 経営者に理念、ビジョンはあるか

10-4 顧客満足は従業員満足から

10-5 調剤薬局の薬剤師、ドラッグストアの薬剤師

10-6 待ちの姿勢から外出する薬剤師へ

10-7 IT時代の調剤薬局

10-8 医薬分業の理論を再構築せよ

10-9 アメリカに学ぶ薬剤師の未来

10-10 東日本大震災から学んだこと(1)

10-11 東日本大震災から学んだこと(2)

コラム 行政の壁

第11章 日本の調剤薬局

11-1 アインファーマシーズ

11-2 日本調剤

11-3 クラフト

11-4 総合メディカル

11-5 クオール

11-6 メディカルシステムネットワーク

11-7 たんぽぽ薬局

11-8 ココカラファイン

11-9 スギホールディングス

11-10 メディカル一光

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