図解入門 よくわかる 最新BIMの基本と仕組み

概 要

BIM(ビルディングインフォメーションモデル)は、3次元モデルで建物の設計監理を行う新しい手法です。設計・建設の生産性が飛躍的に向上すると、建築業界で急速に普及しています。本書は、BIMの概略を短時間で知りたいという人に向けて、「BIMとは何か」「BIMで何ができるのか」といった初歩的なことから、「BIMソフトを実際に導入する方法」「企業・団体別のBIM活用法」「BIMを生かした経営戦略」までを包括的に解説しています。BIMの活用イメージが理解しやすいよう、さまざまな企業、団体などでのBIM活用事例を図版として豊富に掲載しています。今すぐBIMを理解したい人におすすめの1冊です。

著者 家入龍太
価格 本体1800円(税別)
ISBN 978-4-7980-3371-6
発売日 2012/6/20
判型 A5
色数 2色
ページ数 248
CD/DVD
対象読者 入門
シリーズ 図解入門
表紙イメージ
購入 アマゾンで購入する
楽天で購入する

※リンク先によっては、販売ページが用意されていないことがあります。あらかじめご了承ください。

新しいウィンドウで開く 書籍購入のご案内

サポート

サポート情報は以下からご参照下さい。

サポート情報へのリンク

目次

■第1章 BIMとは何か

1-1 図面の問題点

生産性向上をはばむ理由とは

1-2 3次元の建物モデルで設計

図面はBIMモデルから切り出す

1-3 建物データベースを内蔵

部材の仕様をBIMモデル内に格納

1-4 生産性向上のメリット

設計の「見える化」が第1位

1-5 BIMの効果

“早い、安い、うまい”を実現

1-6 国内ユーザーのBIM活用歴

“BIM元年”を契機に急増

1-7 BIMで設計した建物

住宅から美術館まで幅広く活用

1-8 BIMを活用している業務

意匠設計から施工へと進む活用

1-9 意匠設計用BIMソフト

重視する機能は製品ごとに異なる

1-10 意匠設計以外のBIMソフト

解析から設備設計までをカバー

コラム 日本製システムの連携による“日本版BIM”

■第2章 BIMでできること

2-1 労働生産性の向上

製造業の手法を建設業に導入

2-2 設計時間の大幅短縮

48時間で建物を設計する仮想コンペ

2-3 ウォークスルー

BIMモデルの中を歩き回る

2-4 干渉チェック

部材の干渉個所を瞬時に検出

2-5 設計図書の整合性を確保

BIMモデルと図面が連動する

2-6 建築確認申請の厳格化に対応

図面作成を効率化するテンプレート

2-7 積算業務のスピードアップ

積算ソフトとBIMの連携

2-8 フロントローディング

施工段階の課題を前倒しで解決

2-9 建物の環境性能を向上

エネルギー消費量を「見える化」

2-10 IPD

建設関係者による究極のコラボ

2-11 海外工場での製作

万国共通語としてBIMを活用

2-12 維持管理

BIMで維持管理を見える化

コラム 写真から3Dモデルを作る「123D Catch」

■第3章 BIMの導入方法

3-1 BIMをマスターする時間は?

1週間で基本は習得できる

3-2 BIM導入にいくらかかるのか

ソフト購入と講習費用の相場

3-3 BIMをマスターする方法

講習会からコンサル派遣まで

3-4 SNSは貴重な情報源

BIMプレーヤーと直接交流

3-5 テンプレートや図面集を購入

BIMでの作図を短期間で習得

3-6 BIMを組織で活用するコツ

かかせない3つの要素とは

3-7 BIMの効果を高める組織とは

縦割り型よりシームレス型が有効

3-8 「BIMマネージャー」とは

ワークフローを円滑にする職能

コラム BIM導入の成功は「ビューティー」にあり

■第4章 組織でのBIM活用

4-1 施主のBIM活用術

設計作業に主体的に参加できる

4-2 施主のBIM活用事例

横浜カメリアホスピタル

4-3 設計事務所のBIM活用術

CGによるプレゼンで業務受注

4-4 設計事務所のBIM活用事例

ビム・アーキテクツ

4-5 ゼネコンのBIM活用術

干渉チェックで手戻り防止

4-6 ゼネコンのBIM活用事例

清水建設関東支店

4-7 設備工事会社のBIM活用術

3割の手戻りを利益に変える

4-8 設備工事会社のBIM活用事例

新菱冷熱工業

4-9 不動産管理会社のBIM活用術

建物内すべてをビジネス対象に

4-10 不動産会社のBIM活用事例

GLプロパティーズ

4-11 教育機関でのBIM活用術

建築を総合的に短時間で理解

4-12 教育機関でのBIM活用事例

熊本大学工学部建築学科

コラム iPadで読むBIM実践講座

■第5章 解析とシミュレーション

5-1 ボリューム検討

BIMで最大の床面積を確保

5-2 日影シミュレーション

太陽光を有効に活用する

5-3 熱流体解析

自然換気から街の風通しまで

5-4 津波解析

津波に耐える建物を設計する

5-5 ヒートアイランド解析

太陽エネルギーを見える化

5-6 照明解析

自然光と人工光の強さを予測

5-7 エネルギー解析

光熱費を比較しながら設計できる

5-8 CASBEEシミュレーション

環境性能を設計段階で作り込む

5-9 構造計算

一貫構造計算とBIMモデルを連動

5-10 避難シミュレーション

避難経路や時間をリアルに解析

5-11 落雷シミュレーション

サーバーの雷対策を効率化

5-12 まちづくりシミュレーション

未来の街を丸ごとモデル化

コラム 立体感を印刷する「3D CGプリント」

■第6章 BIMを施工に生かす

6-1 数量集計

ボルト1本まで正確に集計

6-2 鋼管の切断

溶接開先付きの鋼管を自動作成

6-3 鉄筋の詳細設計

複雑な配筋の干渉を防ぐ

6-4 施工シミュレーション

工事の流れを4Dで“見える化”

6-5 墨出し

図面上の位置を現場に投影

6-6 海外工場で自動加工

コンピュータ制御で部材を切断

6-7 輸送サイズの最適化

安価な海上コンテナをフル活用

6-8 施工管理

BIMで施工管理を5D化

6-9 巨大3Dプリンター

建物も“印刷”する時代へ

6-10 空中からの施工

無人ヘリコプターで部材を積み上げる

6-11 設備のプレハブ化

配管や空調ダクトを工場製作

6-12 究極のプレハブ化

30階建てビルを360時間で建設

コラム 3Dスキャナーとして使えるゲーム機器「Kinect」

■第7章 BIMと連携する技術

7-1 IFC

国際的なBIMデータ交換標準

7-2 バーチャルリアリティー

3D、動き、音で完成した建物を体感

7-3 拡張現実感

BIMモデルを現実空間と融合

7-4 アルゴリズミックデザイン

人間には不可能なデザインを生み出す

7-5 BIMパーツ集

日本の建材設備を3Dで部品化

7-6 流体解析用CFDパーツ

難しい気流解析をワンタッチ化

7-7 クラウドコンピューティング

高性能サーバーに解析を依頼

7-8 点群データ

既存建物をBIMモデル化

7-9 BEMSとHEMS

建物のエネルギー消費を最適化

7-10 スマートハウス

住宅内の家電設備をIT制御

コラム SketchUp買収でBIMの垂直統合戦略

■第8章 BIMと連携する機器

8-1 3Dプリンター

BIMモデルで立体模型を造形

8-2 レーザーカッター

複雑な曲線もスイスイ切断

8-3 CNCルーター

曲線を持つ家具や彫刻を製作

8-4 3Dレーザースキャナー

立体形状を点群データで記録

8-5 3Dレーザープロジェクター

レーザーで図面を現場に映し出す

8-6 スマートフォンと携帯端末

BIMモデルを施主に貸し出し

8-7 3Dマウス

設計中の建物を自由自在に移動

8-8 3Dプロジェクター

BIMモデルを立体視する

8-9 ドライブシミュレーター

道路上のウォークスルー

8-10 ワークステーション

24時間稼働を前提に設計

8-11 グラフィックボード

BIMソフトの動作速度を加速

8-12 工事現場用パソコン

防水・防じん・耐衝撃性で勝負

8-13 大判インクジェットプリンター

図面もCGも高品質で作図

8-14 ICタグ

高機能な“電子版バーコード”

コラム BIMのプレゼンには液晶テレビがいい5つの理由

■第9章 BIMによる経営戦略

9-1 生産戦略

プレハブ化による生産性の向上

9-2 海外戦略

“万国共通語”としてBIMを活用

9-3 新市場開拓戦略

BIMを映画や教育分野で活用

9-4 環境戦略

BIMを低炭素化社会の武器に

9-5 マーケティング戦略

見える化で潜在ニーズを発掘

9-6 危機管理戦略

バーチャルな避難訓練を提供

9-7 コンテンツ戦略

学術、教育のVR史料を開発

9-8 成長戦略

BIMで事業ドメインを拡大

9-9 販売戦略

BIMで“未来の生活”を売る

PR

秀和システム