図解入門 よくわかる 最新水処理技術の基本と仕組み[第2版]

概 要

生活、産業、環境を支える水処理技術の基本と仕組みを豊富な図表を使ってわかりやすく解説した入門書の第2版です。21世紀になって、人口増加と都市集中による水需要の増加、農工業の発展による水の大量消費と水質汚濁によって、水不足が深刻化しています。本書は、用水・排水処理の基礎からリサイクルまで、水処理技術の要点をわかりやすく解説しています。DO(溶存酸素)やCOD(化学的酸素要求量)などの水処理技術に関するキーワード、生活用水や工業用水のつくりかた、薬品を使わない水処理、物理化学的な排水処理、微生物による排水処理、水処理で生じる汚泥の処理など、循環型社会の基盤となる水処理技術の要点を学べます。

著者 和田洋六
価格 本体1500円(税別)
ISBN 978-4-7980-3394-5
発売日 2012/6/29
判型 A5
色数 2色
ページ数 232
CD/DVD
対象読者 入門
シリーズ 図解入門
表紙イメージ
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目次

Chapter1 貴重な資源、水

1 循環する淡水は地球上の水の約0・05%

2 水は生命維持と産業に必須の資源

3 河川には本来、自然浄化力がある

4 社会を支える水の特異な性質

5 暮らしを守る下水道の役割

6 必要性が増す水のリサイクル

コラム 富士山は大きなろ過装置

Chapter2 水処理技術のキーワード

7 DO(溶存酸素)―水中の酸素溶解度

8 COD(化学的酸素要求量)

9 BOD(生物化学的酸素要求量)

10 TOC―水中の全有機性炭素量

11 SS―直径2ミリ以下の不溶解性浮遊物質

12 pH―酸性やアルカリ性の度合いをはかる尺度

13 酸化と還元―水処理の基本

14 ORP(酸化還元電位)

15 電気伝導率―水の種類で異なる

16 蒸発残留物―水の味や質を決める要素

17 硬度―「軟水」「硬水」とは?

18 アルカリ度―地下水や地質条件を知る指標

19 塩素殺菌―利点と欠点の理解が大切

20 紫外線殺菌―化学薬品を使わない処理

21 AOP(促進酸化法)―注目が高まる技術

コラム 亜硝酸性窒素と硝酸性窒素

Chapter3 生活用水をつくる

22 大切な上水道水源の水質

23 飲料水の水質と塩素殺菌

24 塩素殺菌と有害物質トリハロメタン

25 緩速ろ過と急速ろ過

26 小さな粒子を寄り集める凝集処理

27 鉄とマンガンの除去

28 汚濁水の砂ろ過(圧力式ろ過)

29 分離精度が高い膜ろ過

30 異臭除去にも効果、活性炭吸着

31 二次汚染のないオゾン酸化

32 淡水不足の地域で活躍、海水淡水化

コラム BODはとれてもCODは残る

Chapter4 工業用水をつくる

33 工業用水の水質とニーズ

34 工業用水の前処理と用途

35 懸濁物を沈める沈殿分離

36 水より軽いものに浮上分離

37 粒子に泡を付着させる加圧浮上

38 イオン交換樹脂による脱塩

39 イオン交換樹脂の再生(1)―単床塔

40 イオン交換樹脂の再生(2)―並流再生と向流再生

41 イオン交換樹脂の再生(3)―混床塔

42 膜面が詰まりにくいクロスフローろ過

43 砂ろ過より高精度なMF膜ろ過

44 より高精度なUF膜ろ過

45 逆浸透作用を利用するRO膜脱塩

46 脱塩と濃縮が同時に可能な電気透析

47 産業活動に欠かせない純水

48 半導体製造に不可欠な超純水

49 シリカ(二酸化ケイ素)の除去

50 カルシウムの除去

51 電力の安定供給に貢献、ボイラ水

52 用途として最も多い冷却水

コラム 湖沼などの富栄養化を防ぐには

Chapter5 排水の物理化学的処理

53 pH調整による重金属の処理

54 硫化物法による重金属の処理

55 キレート凝集剤による重金属の処理

56 凝集沈殿での粒子径と沈降速度

57 6価クロム排水の処理

58 シアン排水の処理

59 ふっ素含有排水の処理

60 ほう素含有排水の処理

61 晶析材によるリンの吸着処理

62 亜鉛含有排水の処理

63 COD除去に適したフェントン酸化

コラム 排水処理は初めの分別が大切

Chapter6 微生物の力を利用する排水処理

64 好気性微生物の力を使う活性汚泥法

65 長時間ばっ気法と汚泥再ばっ気法

66 汚泥が沈まないバルキングの原因と対策

67 微生物の継続保持が容易な生物膜法

68 単一槽で行える回分式活性汚泥法

69 利点の多い膜分離活性汚泥法

70 生物の代謝活動を支える流量調整槽

71 汚泥を分離する沈殿槽

72 汚泥計量で流量を一定に保つ

73 汚泥負荷と容積負荷

74 毒性物質と生物の増殖阻害物質

75 富栄養化の一因となる窒素の除去

76 活性汚泥によるリンの除去

77 食品排水処理などで活躍、UASB処理

コラム 汚泥をくみ上げるエアーリフトポンプ

Chapter7 水処理で生じる汚泥の処理

78 スラッジの種類と脱水機の使い分け

79 ろ過室で加圧するフィルタープレス

80 有機系汚泥に適した真空脱水機

81 用途が広いベルトプレス

82 遠心力を利用、遠心脱水機

コラム 発電で注目のバイオガスの回収

Chapter8 環境と命を守る水処理技術

83 日本における環境規制の動向

84 水のリサイクル(1)―RO膜の活用

85 水のリサイクル(2)―イオン交換樹脂の活用

86 水のリサイクル(3)―MBRの活用

87 水のリサイクル(4)―効果的な光オゾン酸化

88 水のリサイクル(5)―シアン含有排水

89 水のリサイクル(6)―3価クロム化成処理排水

90 回収・再資源化(1)―めっきで多用されるニッケル

91 回収・再資源化(2)―用途が広いクロム

92 具体例(1)―表面処理排水のリサイクル

93 具体例(2)―食品工場の排水処理

94 具体例(3)―医療用水の製造

95 化学工業などで生じるジオキサンの処理

96 セシウム(放射性物質)の除去

97 汚染土壌と地下水の浄化

98 天然の蒸留水、雨水の利用

99 水資源有効利用に効果、中水道

コラム 排水リサイクルのためのポイント10

巻末資料

目的別処理技術一覧

(1)用水の種類と処理技術

(2)排水の成分と処理技術

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