路面電車で広がる鉄の世界 (単行本)

路面電車で広がる鉄の世界
フォーマット:
単行本 電子書籍
著者 小川裕夫
ジャンル 趣味・実用
書店発売日 2012/09/15
ISBN 9784798034980
判型・ページ数 A5・320ページ
定価 1980円
(本体1800円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

この本に関するお問い合わせ・感想

豊富な写真と図表の数々から路面電車の過去と現在を見る鉄道好きのためのガイドブックです。明治5年に鉄道が開業した当時、鉄道といえば蒸気機関車でした。日本において電車が主力として活躍したのは、市内交通を担った路面電車としてです。当時は電気鉄道といえば路面電車を意味し、最盛期には路線総延長が1405キロメートルにもなった路面電車は徐々に縮小し、今では数えるほどの事業者しか残っていません。本書では、路面電車に焦点をあて、その歴史から路面構造、メンテナンス、車両の構造、停留所など路面電車特有の施設、安全運転のための運転規則、各地の路面電車の紹介まで路面電車について幅広く説明しています。チンチン電車と都市計画がわかります!

【サポートはこちら】https://www.shuwasystem.co.jp/support/7980html/3498.html
第1章 路面電車とは、なにか?
1.1 路面電車とはどんな電車だろう?
1.2 鉄道の成り立ちから考える路面電車
1.3 路面電車の誕生
1.4 路面電車なのかはっきりしない路線
1.5 路面電車のはじまり
1.6 路面電車=市電になるまで
1.7 全国に広がった路面電車

第2章 線路と路線
2.1 軌道とは?
2.2 路面電車のレール
2.3 路面電車のマクラギ
2.4 そのほか路面構造
2.5 路面電車の軌間
2.6 軌道の敷設される場所
2.7 軌道のメンテナンス
2.8 専用軌道ってなんだろう?
2.9 単線と複線
2.10 路面電車の勾配
2.11 路面電車の曲線

第3章 車両
3.1 車両の構造
3.2 安全な車両への進化
3.3 車両の軽量化
3.4 車両を支える土台
3.5 台車構造の変遷
3.6 大量輸送を可能にした連結車・連接車
3.7 車体長はどうなっているか?
3.8 車内環境も左右する扉
3.9 乗り降りしやすい設備
3.10 集電装置の変遷
3.11 集電装置の進化
3.12 路面電車の電化方式
3.13 電車を動かす制御装置
3.14 制御装置の進化
3.15 電車を止める制動装置
3.16 進化するブレーキシステム
3.17 電車を動かす駆動装置
3.18 安全運行のためのライト
3.19 路面電車の車内

第4章 設備
4.1 路面電車では停留場
4.2 電停の設置・新設・移設
4.3 路面電車特有の施設・安全地帯
4.4 乗降客の安全確保のために
4.5 時代の変化に合わせた電停づくり
4.6 いまだ残る路面からの直接乗車
4.7 信号
4.8 スイッチとポイント(転轍機)
4.9 架線
4.10 踏切
4.11 駅に付帯する施設

第5章 運転と運行
5.1 安全運転のための路面電車の運転規則
5.2 安全運転のための閉塞
5.3 路面電車を運行するための人々
5.4 運行のための系統
5.5 運賃制度はどうなっている?
5.6 路面電車のIC化事情
5.7 定期券・一日乗車券で乗る
5.8 定時運行を守るための工夫

第6章 各地の路面電車
6.1 札幌市交通局
6.2 函館市企業局
6.3 富山地方鉄道市内軌道線
6.4 富山ライトレール
6.5 万葉線
6.6 福井鉄道

第7章 関東・中部
7.1 都電荒川線(東京都交通局)
7.2 東京急行電鉄世田谷線
7.3 江ノ島電鉄
7.4 豊橋鉄道東田本線

第8章 関西・中国
8.1 京阪電気鉄道大津線
8.2 阪堺電気軌道
8.3 京福電気鉄道(嵐山本線・北野線)
8.4 岡山電気軌道
8.5 広島電鉄

第9章 四国・九州
9.1 伊予鉄道(松山市内線)
9.2 土佐電気鉄道
9.3 筑豊電気鉄道
9.4 長崎電気軌道
9.5 熊本市交通局
9.6 鹿児島市交通局

第10章 新しい路面電車
10.1 路面電車の復権
10.2 新しい路面電車システム
10.3 景観を向上させる取り組み
10.4 快適な路面電車走行空間
10.5 停車時間を短くするための取り組み
10.6 移動手段を組み合わせた交通網
10.7 路面電車の新しい試み

資料 各地の路面電車路線図

ご注文

別フォーマットで購入

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連書籍

同じジャンルの商品

お知らせ

一覧