iPhoneで電子工作 誰でもできるフィジカルコンピューティング

iPhoneで電子工作 誰でもできるフィジカルコンピューティング
著者 上原昭宏
ジャンル 理工書
書店発売日 2012/11/01
ISBN 9784798035505
判型・ページ数 B5変・284ページ
定価 2860円
(本体2600円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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iPhoneを使って楽しく電子工作をするためのノウハウを解説した電子工作入門書です。人の顔を認識して走っていくおもちゃを電子工作で作ろうとしたとき、顔を検出する部品を探すと高価だったり大きすぎたりして使えないことがあります。そんな時はiPhoneで代用しましょう! 本書は、人の顔に向かって走る模型、イヤホンジャックから電源を供給しLEDを光らせる方法、iPhone画面におすとタッチとして認識されるハンコ、iPhoneとArduinoとの通信方法とマイコンプログラミングなど、iPhoneを使った電子工作の解説をしています。中学生から大人、技術者やグラフィックデザイナーまで、年齢や分野をとわず電子工作が楽しめます。

【サポートはこちら】https://www.shuwasystem.co.jp/support/7980html/3550.html
1.タッチで遊ぶ

1.1 本章の目的

1.2 ハンコを作ってみる

1.3 iPhoneのタッチパネルを体感する
1.3.1 指で触れてみる
1.3.2 指以外のもので触れてみる
1.3.3 水分が必要か確かめる

1.4 タッチパネルの原理
1.4.1 静電容量方式タッチパネル
1.4.2 テルミンとタッチパネル
1.4.3 指の検出動作を考える

1.5 ハンコを作る

1.6 パターンを決める実験
1.6.1 タッチ検出と画面までの距離を測る
1.6.2 タッチの大きさを求める
1.6.3 タッチの間隔を求める

1.7 ハンコで遊ぶ
1.7.1 パターンを決める
1.7.2 識別の仕組み
1.7.3 ハンコを作る

1.8 タッチ技術をもっと広げる
1.8.1 発想方法をまとめる
1.8.2 大型タッチパネルでのハンコ
1.8.3 ハンコの商用展開

1.9 iPhoneは魅力的なプラットホーム
1.9.1 Androidでは開発しないの?

2.電子回路を動かしてみる

2.1 LEDライトを作る
2.1.1 材料と工具を集める
2.1.2 組み立てる
2.1.3 アプリをインストールしてLEDライトを動かす
2.1.4 動かない時のトラブルシューティング

2.2 工作に便利なイヤホン端子
2.2.1 イヤホン端子利用の長所と短所
2.2.2 制御のためのLEDの基礎知識
2.2.3 LEDの明るさを制御する
2.2.4 ストロボ光源で遊んでみる

2.3 ブレッドボードで電子工作
2.3.1 ブレッドボードって何?
2.3.2 ネット通販で電子部品を購入する
2.3.3 LEDライトを作ってみる
2.3.4 デュアルLEDライトにしてみる
2.3.5 ハンダ付けをやってみる

2.4 顔に向かって動く模型の戦車を作る
2.4.1 作る前に決めることと調べること
2.4.2 電子回路を設計する
2.4.3 回路図から実際の電子回路を考える
2.4.4 回路を組み立てる
2.4.5 顔追跡の車を組み立てる

2.5 まとめ

3.iPhoneとマイコンプログラミング

3.1 Arduinoって何?

3.2 スケッチを動かしてみる
3.2.1 Arduinoボードを購入する
3.2.2 Arduino IDEのインストール
3.2.3 スケッチを書き込む

3.3 スケッチを作ってみる
3.3.1 Arduinoボードの心臓部はマイコン
3.3.2 スケッチがマイコンに書き込まれるまで
3.3.3 構想を書く
3.3.4 はじめのスケッチ
3.3.5 スケッチの時間の流れ
3.3.6 Lチカのスケッチを写経
3.3.7 コンパイルエラーを経験する
3.3.8 動作の不具合を経験する
3.3.9 楽をするスケッチの書き方
3.3.10 デバッグしてみる

3.4 iPhoneとArduinoをつなぐ
3.4.1 iPhoneとArduino間の通信のしくみ
3.4.2 インタフェース回路を作る
3.4.3 ライブラリのインストール
3.4.4 サンプルスケッチを動かす
3.4.5 動かない時のトラブルシューティング

3.5 タッチで光るLEDライトを作る
3.5.1 回路の説明
3.5.2 組み立て方
3.5.3 スケッチの書き込みと動作確認
3.5.4 スケッチを読んでみる
3.5.5 スイッチで9つのLEDを制御する
3.5.6 点滅制御する

3.6 重力を検出する
3.6.1 回路の組み立て
3.6.2 スケッチの書き込みとアプリの動作確認
3.6.3 動作を確認する
3.6.4 スケッチの中身

3.7 顔を検出して動くガジェット
3.7.1 回路の説明
3.7.2 動作確認
3.7.3 スケッチの内容

3.8 まとめ

3.9 コラム:波形でデジタル信号を伝える
3.9.1 音声信号でデータを伝える技術
3.9.2 ソフトウェアモデム開発プロジェクト

4.ネットワークで世界とつながる

4.1 ネットワーク利用のこれまでの流れ
4.1.1 1990年代:手作りの時代
4.1.2 2000年頃:情報の流通革命
4.1.3 2000年代前半:試作サービスで工作が手軽に
4.1.4 2000年代後半:手段としての電子工作
4.1.5 2010年代:情報とともにハードウェアも流通する時代

4.2 知る、探す、発信する
4.2.1 知る-知識を集める方法
4.2.2 知る-電子工作に関するニュースを浴びる
4.2.3 知る-ネットにはない情報を得る
4.2.4 探す-Webで検索する
4.2.5 発信する-なぜ発信するべきか
4.2.6 発信する-ブログを書く
4.2.7 発信する-写真と動画を撮る
4.2.8 発信する-情報発信と仕事
4.2.9 発信する-ソーシャル・ネットワーク

4.3 試作と設計のネットサービス活用
4.3.1 ネット上の情報源
4.3.2 キットと電子部品のネット通販
4.3.3 試作サービス
4.3.4 測定装置と加工装置
4.3.5 オープンなハードウェア
4.3.6 情報共有、コラボ、事業化
4.3.7 ネットワーク、クラウド、センサーネットワーク

Appendix A アプリケーションのインストール方法
A.1 Xcodeのインストール
A.2 サンプルコードの入手と実行
A.3 iOS Developer Programの種類
A.4 iOS Developer Programの加入
A.4.1 iOS Dev Centerへの登録
A.4.2 iOS Developer Programの加入

Appendix B iPhoneの外部ハードウェア開発
B.1 Made For iPhoneプログラムとは?
B.2 どんな外部インタフェースがあるか?
B.3 インタフェースの列挙と長所短所の比較
B.3.1 無線インタフェース
B.3.2 有線インタフェース
B.4 製品の利用

Appendix C 参考図書
C.1 Arduino
C.2 電子回路
C.3 iOSアプリケーション開発
C.4 iPhone連携ハードウェア開発

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