イノベーションを実現する デザイン戦略の教科書

概 要

デザイン思考で新しいビジネスモデルをイノベーションするデザイン戦略の教科書です。スマートフォンの躍進は、製品機能だけでなく、「スマートフォンを持つことによって得られる体験」という新しい切り口によって実現されました。企業経営においてはこれまでまり重視されてこなかった「デザイン思考」が、ビジネスモデルの創出やイノベーション実現の実践的手段として見直されるようになったのです。本書は、デザインを単に製品の外観として捉えるのではなく、ビジネスモデルの創出やイノベーション実現といったビジネス戦略の基となるデザイン思考として捉え、ケーススタディを通じてわかりやすく解説します。さらに、デザインの知的財産権についても取り上げ、意匠法や意匠権を取得するための手続き、デザイン保護などの事例も解説しています。

著者 鈴木公明
価格 本体2200円(税別)
ISBN 978-4-7980-3760-8
発売日 2013/3/19
判型 A5
色数 1色
ページ数 224
CD/DVD
対象読者 初級
シリーズ
表紙イメージ
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目次

Chapter1 デザインの歴史

1-1 産業革命とデザイン

応用美術=デザインの考え方

ロンドン万国博覧会

1-2 ヨーロッパにおけるデザイン運動

アーツ・アンド・クラフツ運動

ヨーロッパ各国のデザイン運動

産業と芸術との相克

1-3 バウハウスの意義

バウハウスの誕生

バウハウスの教育システム

バウハウスの方向転換

デザイン工房の成果

バウハウスの思想的発展

1-4 アメリカの商業主義とデザイン

インダストリアルデザインの勃興

機能主義デザインからスタイリングへ

職能としてのインダストリアルデザイナー

世界大恐慌とスタイリング

1-5 日本の現代デザイン

デザインの時代のはじまり

世界と出会う日本のデザイン

小型化・多機能化する製品のデザイン

消費の意味のデザイン

食文化のデザイン

キャラクタービジネスとデザイン

ブランディングとデザイン

ファッションデザインの変化

環境とデザイン

情報化時代とデザイン

デザイン史から学ぶこと 機能的価値と意味的価値

Chapter2 ビジネスモデルとデザイン

2-1 ビジネスモデルの構成要素

ビジネスモデルキャンバス

2-2 ビジネスモデルの基本形

アンバンドル

ロングテール

マルチサイドプラットフォーム

フリーミアム

オープン

2-3 ビジネスモデルのデザイン

破壊的イノベーション

IDEOのイノベーション活動

Chapter3 デザインによるイノベーション

3-1 技術中心のイノベーション

シュンペーターのイノベーション論

クリステンセンのイノベーション論

3-2 経営戦略論の変遷

リソース・ベースド・ビュー

伝統的マーケティング

3-3 脱技術優位思想の流れ

経験経済

経験価値マーケティング

ケーススタディ

4P分析

ブルーオーシャン戦略

ルールチェンジ

3-4 イノベーションのDNA

IDEO

Apple

シマノ

Chapter4 デザイン思考

4-1 デザイン思考の概要

デザイン思考とは何か

4-2 デザイン思考の方法

デザイン思考のプロセス

ブレインストーミング

デザイン思考に必要なキャラクター

4-3 デザイン思考:実践と意義

デザイン思考の普及

21世紀における「デザイン」の意義

Chapter5 デザインの経済価値

5-1 経営資源としてのデザイン

市場構造の分析

企業内部の経営資源

5-2 デザイン情報の開示と企業価値向上

企業経営と無形資産

知的財産の情報開示についての動向

戦略的知的財産ディスクロージャー

統合報告の動向

知的財産と企業価値

本節のまとめ

5-3 デザイン資産のデューデリジェンス

デューデリジェンスにおける知的財産の位置づけ

M&Aの目的と知的財産

監査対象としての知的財産

特許権

著作権

商標権

意匠権

その他の知的財産権

知的財産の特定・確認

対象知財についてのリスク認識

法務リスクの管理

ビジネス上の知的財産の位置づけ

統合に伴うシナジー・リスクと知的財産

収益の源泉としての知的財産

偶発債務の発生リスク

研究開発投資の実績

取得原価配分(PPA)と知的資産の計上

研究開発の扱い

のれんの償却の可否

知的財産の価値評価

価値評価の前提

統合プロセスにおける知財マネジメント

受入資産の把握

5-4 デザインの価値評価

知的財産の価値評価の現状

デザインの重要性と価値評価

価値評価の分類とその手法

国の産業競争力とデザイン競争力

デザインとビジネスパフォーマンス

Chapter6 デザインの保護と紛争

6-1 デザインと知的財産権

デザイン対象と知的財産権

意匠法の目的と位置づけ

意匠権と実施権

意匠権を取得する手続、権利期間、保護要件

意匠の種類

通常の意匠

部分意匠

関連意匠

組物の意匠

秘密意匠

意匠法による保護対象

6-2 知的財産権によるデザイン保護

アクティエスのデザイン保護戦略(部分意匠と関連意匠の意匠権)

コカ・コーラのボトル(立体商標の商標権)

切り餅事件(特許権)

プリーツ・プリーズ事件(不正競争防止法)

6-3 デザイン侵害事件

アップル対サムスン

スーパーカブ事件(意匠権)

マジック・コンピュータ事件(不正競争防止法)

スナックシャネル事件(不正競争防止法)

6-4 競争力のデザイン

インスタントラーメンの普及戦略

シマノの標準化戦略

Chapter7 資料

資料1 参考文献

Chapter1

Chapter3

Chapter4

資料2 戦略的デザイン活用研究会報告

Ⅰ.デザイン政策の変遷と製造業の競争力向上への貢献

Ⅱ.戦略的デザイン活用における課題

Ⅲ.デザインの戦略的活用:競争力強化のための提言40

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