日本人のための儲かる農業

概 要

アベノミクスにおける「成長産業」の一つとして注目される日本の農業には、長年指摘されているように(1)農地が集約できない、(2)担い手がいない、(3)食料自給率が低いという「三大問題」があります。30年も議論されている問題を解決するには、従来とは違う新しい「視点」が必要です。しかも、日本の農業には(1)国土と気候が複雑、(2)「国の仕事」が明確になっていない、(3)世界に類のない国内マーケットがあるという、独自の前提もあります。こうした「問題」や「前提」を整理しつつ、直売所に見られる新しい農業の動きを追いながら、TPP、農協、コメといった「問題」を解決する視点を提示する本書には、日本の農業が元気になる処方箋が詰まっています。

著者 大澤信一
価格 本体1500円(税別)
ISBN 978-4-7980-3847-6
発売日 2013/6/25
判型 四六
色数 1色
ページ数 224
CD/DVD
対象読者 入門
シリーズ
表紙イメージ
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目次

第1章 そうだったのか! 日本の農業

農業の魅力とは?

日本農業の全体像

第2章 一つではない「日本の農業」

日本の農業改革の大きな流れ

「日本農業」を構成する主要な4つの「地域農業」

道州版「食料・農業・農村基本法」策定の展開イメージ

結論:地方分権制・道州制なくして農業再生なし

第3章 農協のしくみ

農業協同組合とはどんな組織か

農協が抱える問題点

第4章 TPPと農業

「『TPP―農業』論争が極論になっている」3つの理由

日本農業は現状でも急速に縮小している

「関税ゼロ」でも「国民に必要な農業」は守れる~農業支援は関税から直接支払いへ~

第5章 元気な農協・機能する農協――JAおちいまばりの地域農業再生戦略

「普通の農協」だったJAおちいまばりの自己変革

直売所「さいさいきて屋」が成功するまで

競争が農協を変える

第6章 JAおちいまばりに見る農協の人材

農協にも「守旧派」とレッテルを貼れない人材は沢山いる

直売所の建設を提案し、事業を牽引した初代店長・西坂文秀さん

直売所事業にゴーサインを出した当時の建設委員会の委員長・高野公雄さん

直売所の人気カフェ「SAISAICAFE」の店長・菅真紀さん

直売所のユニークなデザインを担当する木原嘉文さん

異質な人材を受け入れるJAの組織風土~海と陸が入り交じる複雑な風土が改革を生む~

第7章 農産物の流通で進行する「直売所」のブレイクスルー

生鮮流通の主流である卸売市場流通システム

「卸売市場法」で規定される卸売市場流通

日本農業を変革する直売所流通

第8章 米農業が不振から脱出するには?

食生活の大変化に対応できなかった米農業

1960年代後半から日本は「米あまり社会」へ

食糧管理法の下で「減反政策」が始まり、大きな「食管会計赤字」が生まれる

減反政策で日本の米農業は「複雑骨折状態」へ

1993年の「米不足」と1995年の「ミニマム・アクセス」による米輸入で、ついにダメ出し

新しい農業基本法の下での米農業「改革」と政権交代での混乱

繁盛直売所で見つけた「消費者に支持されながら持続可能な」米農業

第9章 日本の農業を再生するために知っておきたい3つのポイント

ポイント(1) 「日本の農業」の前提となる国土と気候の複雑さ

ポイント(2) 日本で地方分権が進まない理由~国が「国の仕事」をする体制づくりが「地方分権」を進める~

ポイント(3) 世界最大の農産物マーケット「首都圏」の潜在力

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