クライエントの気付き・納得感が上がる 心理カウンセラーのための図解の技術

概 要

過度なストレスにさらされるビジネスの世界では、心の健康の問題が重要な課題となっています。現場のマネジャーがメンバーのストレスや悩みをどう聞き、どうサポートしながら問題解決に向うかも大切な業務の一つです。本書は、心理カウンセラーのみならず一般のビジネスマンにもわかりやすく、図解で心理カウンセリングをする方法を解説します。図解で可視化することで話を整理し、クライエントの気づきや納得感が上がります!

著者 池上裕司
価格 本体1800円(税別)
ISBN 978-4-7980-4828-4
発売日 2016/11/5
判型 A5
ページ数 224
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目次

基礎編 カウンセリングに使う図解の基本

序章 なぜ、図解をカウンセリングに使うのか?

序-1 図解の価値と本書の目的

・図解の価値

・本書の目的

序-2 カウンセリングの方向性と注意点

・ポジティブ心理学をベースとした問題解決型のカウンセリング

・カウンセリングの流れ

・注意点

第1章 カウンセリングに使う図解とは

1-1 一般的な図解の目的と効果

・図解はわかりやすく、整理ができ、そして発見につながる

1-2 カウンセリングにおける図解の目的、効果

・カウンセリングにおける図解の5つの効果

・話の整理からラポールへ

・良い循環が期待できる

1-3 基礎的な要素(キーワード、図形枠、矢印)

・キーワードと枠と矢印だけで図解になる

・シンプルな図解例

1-4 図解の種類

・一般的な図解には7つの種類がある

コラム 気分転換の方法:何かをきれいにする

コラム 質問に的確に答える「返答力」

第2章 図解のポイント

2-1 カウンセリングの準備

・カウンセリングの現場で図解するための準備

2-2 図解の注意点

・見てくれにこだわらない

・目的は可視化、明確化

・描き足す時の注意

2-3 手で示すだけでも価値がある

・身振り、手振りも可視化の効果がある

事例編 77のモデル事例

第3章 カウンセリングでよく使う図解

3-1 今ここを生きる(流れと関係)

・「今ここ」の重要性

・過去の傷への対処

・未来の不安への対処

3-2 人間関係の距離感、および多面的な付き合い(流れと関係)

・人間関係での適度な距離感

・様々な面での人間関係を持とう

3-3 境界壁の考え方(流れと関係)

・境界壁とは?

・他人の悩みに巻き込まれるパターン

・他人の干渉に苦しむパターン

・境界壁の高さのコントロール

3-4 ジョハリの窓(表またはマトリックス)

・ジョハリの4つの窓の意味合い

・カウンセリングでの使い方

3-5 幸福優位の法則(流れと関係)

・努力、成功、幸福の関係は?

・幸福感やポジティビティが上がると、成功の確率が上がる

・良い習慣を継続すればポジティビティは上がる

3-6 アガることへの対処(流れと関係)

・人前でアガるのはよくあること

・対処するための考え方

3-7 上司と部下の4象限(マトリックス)

・職場の人間関係の難しさ

・4つの象限に分類して対応を変える

3-8 心理テスト(エゴグラム)

・エゴグラムとは?

・「N型」のエゴグラムの特徴

・「N型」になった原因

3-9 夫婦カウンセリング(表)

・カップルカウンセリングの導入部分

・具体例

・カウンセリングの流れ

コラム 運の良さについて ?松下幸之助さんのエピソード

第4章 クライエントの情報をまとめる

4-1 ジェノグラム(家系図、家族構成図)

・クライエントの家族関係を基礎情報として理解する

・カウンセリングでの使い方

4-2 部屋のレイアウト

・自宅内の図で、心の病の背景を知っておこう

4-3 人間関係図

・悩みに関連する人間関係を明確にする

・家族間の人間関係に問題があるケース

4-4 家庭での役割

・家庭内の重要な役割分担を図解する

4-5 通勤経路

・通勤経路におけるリスク箇所を明確にする

・応用の可能性

・乗り物のパニックを乗り越える練習

4-6 オフィス配置図

・職場での状況を理解するために、配置を聞き取る

・配置と方向が問題だったケース

4-7 組織図や役割、関係を示す図

・職場での心の病には、組織図の理解が重要

・HP情報の利用

4-8 個人史

・クライエントの人生の全体像がわかりやすくなる個人史

・症状の原因やきっかけの分析に役立つ

コラム 新しい習慣を身につけるためのヒント(20秒ルール)

第5章 ストレスやトラブルの悩み

5-1 要求と実力のギャップ

・単純なギャップの場合

・考えられる対処法

・現実面での検討が必要

・自分で増幅させたギャップの場合

・カウンセリングでの対処

5-2 認知のゆがみ(劣等感)

・自分で増幅させてしまう劣等感

・カウンセリングでの対処

5-3 認知のゆがみ(自信過剰)

・他人の評価が低いのは、自分の自信過剰のせいかも

・カウンセリングでの対処

5-4 プレッシャーと問題解決

・ストレスによる心の病の発症

・直接的問題解決

・心の持ち方による問題解決

5-5 攻撃・脅威への対処

・攻撃・脅威によるうつ病の発症

・3つのパターン

・アファーメーション

5-6 「脅威」の受け取り方

・「脅威」の分解

・分析と対応

5-7 交渉

・「交渉」ができない性格

・値切りの例

5-8 アサーション

・アサーションとは?

・3つのコミュニケーションタイプ

・アサーションをできるようになるには練習が必要

5-9 仕事の達成感・納得感

・仕事の達成感や納得感は人によって大きく異なる

・図解と分析の効果

5-10 オンとオフのメリハリ

・切り替えが苦手なクライエントへ

・オンとオフを具体的に考えよう

5-11 選択と決断

・人生における選択・決断の重要性

・過去の選択・決断の振り返り

5-12 短期・長期の計画(大学受験に向けた計画)

・計画の練習

・計画を書いてみるのは重要

5-13 ストレッチ、チャレンジ

・人は無意識に、自分の枠から出ることを恐れ、避ける

・小さなストレッチ、チャレンジを続けると心の枠は広がる

・10?20年後の大きな違い

5-14 視野の広さ、悩みの大きさ

・より大きな世界について考えてみる

5-15 人の成長と役割の拡大

・学生時代までは個人の部分がほとんど

・社会人以降は役割の部分が増えていく

・カウンセリングでの使い方

5-16 自分の中の様々な二面性

・人は自分の内側に様々な矛盾を抱えている

・カウンセリングでの使い方

・「良い自分」と「悪い自分」

コラム 「ストレッチ」との出会い

第6章 恋愛・結婚に関連する悩み

6-1 婚活の考え方

・結婚を焦るケース

・新たな友人関係の模索

・婚活サービスの利用

6-2 恋愛と結婚

・恋愛と結婚は別物

・恋愛と結婚の違い

6-3 カップルの個性の違いと歩み寄り

・カップル全体としてのバランスが重要だったケース

6-4 心が晴れの日、曇りの日

・パートナーの心が晴れで、自分が曇りの時にどう感じるか?

・望ましい感じ方を習慣化する

・この考え方をさらに広げたら?

6-5 セックスレス

・セックスレスはデリケートな問題

・セックスレスの段階

・状況と対応方法はケースバイケース

6-6 幸福なカップル

・幸福なカップルの様子

・幸福に感じられる理由(1) 相性の良さ

・幸福に感じられる理由(2) 運命の赤い糸-転生輪廻の思想

・幸福に感じられる理由③ 感謝、心の法則

・他のカップルへの応用

第7章 ビジネススキルに関連する悩み

7-1 仕事能力を上げれば、ストレスが減る

・仕事能力の改善が、心の病の改善につながる

・ビジネスカウンセリングにおける情報収集

7-2 仕事の準備と進め方

・ビジネスパーソンとしての基礎

・ビジネス以外への応用

7-3 仕事のまとめと次の準備(営業マンの例)

・1日の仕事を分析、整理してみる

・仕事の効率アップと心の安定感を得る工夫を探そう

7-4 報告のスキル?新聞記事型とは?

・新聞記事が紙面に登場するまでの流れ

・ビジネス上の報告も新聞記事型のイメージで

7-5 会議のデザイン

・会議の準備の重要性

・会議の3Pとは?

7-6 目標の定義、目標の立て方

・目標の意味合いと立て方

・チャレンジすれば何とかできそうな目標が望ましい

7-7 80対20の法則

・80対20の法則を知って、優先順位を意識しよう

・時間の使い方への応用

7-8 目的と手段の連鎖

・目的と手段とは鎖のようにつながっている

・心の問題への応用

7-9 方針と詳細

・グループで物事を合意することの難しさ

・上位概念と下位概念

7-10 プロジェクト

・プロジェクトとは?

・人生の変化やイベントをプロジェクトととらえて、乗り切ろう

7-11 仕事の偏りと再配分

・仕事の偏りのために発生する負担増を減らす工夫

・組織における周期的な仕事の偏り

7-12 新会社・新組織での仕事の学び方

・仕事を早く学ぶことの重要性

・自分が使えるデータベースを作る

7-13 仕事の引継ぎ

・引継ぎの意味

・引継ぎの方法

7-14 上司の期待を裏切る理由

・上司が満足しなかった2つのパターン

7-15 仕事の漏れをなくす工夫

・コピー用紙の補充漏れという問題

・自動的に気付くための工夫

7-16 仕事上のミス対応

・起きてしまった仕事のミスへの対応方法

・今、何かできることと、もう何もできないことの区別

7-17 ミスの原因分析と対策

・仕事上のミスが、うつ病の発症につながったケース

・ミスの原因分析とクライエントの心の問題の改善

・注意点、議論

7-18 休職から復職へのステップ

・通常の流れ

・仕上げ調整から職場復帰へ

7-19 減薬と復職・転職のタイミング

・ストレスが重なるとリスクが高くなる

・ストレスの重なりの他の例

7-20 退職後の可能性

・退職後の経済的基盤を検討するための情報

・その他の検討点

7-21 転職先に迷ったら?

・重要な決定は迷って混乱しがち

・数値化の方法

・直感との兼ね合い

コラム 報告はなぜ漏れやすいのか?

コラム 誰か、何かを否定したくなったら、質問に変えてみる

コラム ホーレンソーのイメージ(報告、連絡、相談)

コラム 「No」「But」の代わりに「Yes, and」へ

第8章 心の病や傾向のタイプ別の図解

8-1 うつと憂鬱

・うつと憂鬱の違い

・うつ病の悪循環

8-2 うつ病の回復曲線

・うつ病からの回復には必ず波がある

・大波と小波が重なることもある

・生活リズムを整えることで、多少の波に負けないようにする

8-3 忘れ物、遅刻を減らす工夫(ADHD傾向の対策)

・ADHDとは?

・忘れ物、遅刻を減らす工夫

8-4 アスペルガー症候群

・アスペルガー症候群とは?

・カウンセリングの流れ

・強みの発見と確認

8-5 強迫性障害

・強迫観念、強迫行為のメカニズム

・強迫性障害のカウンセリングの流れ

8-6 ギャンブル依存の底つき体験

・依存を可能とさせている存在(イネーブラー)

・依存症の改善

8-7 共依存

・共依存の意味

・共依存-依存関係の改善

8-8 吃音(吃音年表)

・吃音カウンセリングは、吃音年表の作成から

8-9 多重人格(マッピング)

・多重人格の様相

・多重人格の改善プロセス

コラム 「レインマン」における「サヴァン症候群」

実践編 カウンセリングの流れとケーススタディ

第9章 カウンセリングの流れと図解の使い方

9-1 初期のカウンセリング

・初回カウンセリングの流れ

・初期のカウンセリングで使う図解

9-2 中期以降のカウンセリング

・中期以降が様々な図解の出番

・図解を継続的に使う

9-3 図解を使った経験からの気付き

・書くことの価値

・描くことで発展、発見がある

第10章 ケーススタディおよび練習問題

10-1 ケーススタディ(1) ADHD的傾向への対処

・状況

・カウンセリング内容

・質問

・解答例

10-2 ケーススタディ(2) 不安の同通

・状況

・詳細

・カウンセリング内容

・質問

・解答例

10-3 練習問題(1)

・練習問題の使い方と解答入手の方法

・状況

・カウンセリング内容

・図解の内容

10-4 練習問題(2)

・状況

・カウンセリング内容

・図解の内容

コラム 人生は一冊の問題集

コラム 目的に集中することの重要性 ?アムンセンの智慧

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