本書には、以下のサポートがあります。
※1、2、8章にはサンプルはありません。
サンプルファイルのダウンロード | |
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3章のサンプルプログラム |
本ファイルには、「ZeroGravity」のプロジェクトを2種同梱しています。
「1.00」フォルダに入っているのは、本書に掲載されている「ZeroGravity」になります。
こちらは、下位互換で、古いAndroidでも一通り動くプロジェクトになります。 2008年頃に出たAndroidの古い機種(OSのバージョンアップも行われていない旧マシン)を切り捨てても問題ない場合は「1.01センサー改」を利用するとよいでしょう。 |
4章~7章のサンプルプログラム |
本ファイルには、「CroCroSample」のプロジェクトが収録されています。 「1.00」フォルダに入っている「CroCroSample.zip」が、本書に掲載されている「CroCroSample」になります。 |
※クリックしてもダウンロードが始まらないときは、右クリックして「対象をファイルに保存」で実行してください。
※ダウンロードがうまくいかない場合、他のブラウザでの操作もお試し下さい。
※データは圧縮形式になっています。解凍ソフトをご利用下さい。
AndroidのAVDですが、1.1以前と1.5以降では大きな違いがあります。
Androidは1.5以降で、「マップAPIの部分」が、「Androidの環境」と切り離されました。
1.1までは「Googleマップ」は、Androidに統合されていました。
こういった措置が取られたのは、オープンソースで特定の会社に依存しない「AndroidのOS部分」と、 Googleという会社に依然している「Googleマップの部分」を切り離したためだと思われます。
第1版の本の頃は、1.1以前のOSがまだ多くあったので、下位互換ということで、 1.1向けに最低バージョンを設定しています。このことは、ビルド時のターゲットを1.1向けにすれば、 「Googleマップ」を使うことが、自動で可能になることを意味しています。
対して第2版の本では、1年経ち、1.5以上のOSが標準になったので、そちら向けに最低バージョンを設定しています。
Androidでは、1.5以降は、ビルドのターゲットが2種類存在します。1つは「AndroidX.X」というターゲット名で、 ベンダーが「Android Open Sorce Project」となっているものです。もう1つはターゲット名が 「Google APIs」となっているもので、ベンダーが「Google Inc」となっているものです。
前者には「Googleマップ」のオブジェクトが含まれておらず、後者には「Googleマップ」のオブジェクトが含まれています。
このように、AndroidのAVDには、よく似ているけどわずかに違う、2種類のバージョンが存在していることになります。 そのため、1.5以降で「Googleマップ」を含んだプロジェクトをコンパイルする際は、少し注意が必要になります。
「CroCroSample」には、「Kokodoko」というGoogleマップを利用したサンプルがあります。 そのため、上記の1.5以上の制約に引っ掛かります。これは、「Google APIs」をターゲットに選ばなければならないことを意味しています。
以下、ビルドの設定変更方法を書きます。まずは、以下の方法で、ビルドのターゲット画面を開きます。
Android 1.5 Android Open Srouce Pratform 1.5 1.5 3
Google APIs Google Inc. 1.5 3
次に、この下段のビルド方法を選択して、実際に「Googleマップ」の機能を使う場合に必要な、特殊な手続きについて説明します。
「Googleマップ」を使う際には、「Googleマップ」を使うためのAPIキーを個別に入手して、ソースコードに書き込まなければなりません。
こういった措置が必要なのは、Googleマップの機能を使うためのAPIキーの発行が、マシン単位で依存している(ユニークになっている)ためです。
このAPIキーの入手方法については、6章に書いてあります。サンプルは「Kokodoko」というプログラムになります。このプログラムの「「MapView」クラスの初期化(「API Key」は適宜書き換え)」の部分が、書き換え箇所になります。
上手く行かない場合は、この2つを確認してみてください。
また、上記のような部分が正しいにも関わらず問題が出ている場合についても書いておきます。
そういった場合は、Androidの開発ツールが自動で作成する「gen」フォルダの中身に問題がある可能性があります。
この場合は、プロジェクトのクリーンでエラーが取れる場合があります。
以下、手順となります。
認証が必要な段階はいくつかあるのですが、Googleのアカウントは取っておいた方がよいです。以下、認証が必要になる場面です。
また、開発を進めていく上で、Android関係の情報を調べると、大抵、Googleのフォーラムに質問と回答が上がっています。 こちらを読むのにもGoogleのアカウントが必要ですので、取っておいた方がよいです。
ネット上のAndroidのソースを入手してビルドする際は日付を確認してください。
Androidは、1.1以前、1.5~1.6、2.0以降の3つのタイミングで、開発環境が大きく変わっています。
そのため2009年よりも前の情報は、ほぼ使えないと思った方がよいです。
2008年頃までは、α版のような時期で、ごちゃごちゃと仕様が変わっていました。そのため、 この頃のコードは、2009年の時点で既にコンパイルできないものが多いです。
Android関係の情報を見る際は、まず真っ先に日付を確認して、現在の環境で動きそうかどうかを推測した方がよいです。
だいたい2009年秋以降の情報なら、現時点でほぼ適用できます。
Googleの仕様が変更されておりましたので、Googleではなく、Flickrから画像を取るサンプルを作成しました。
変更が行われたファイルをダウンロードして、以下のパスに上書きしてください。
上書きするパス→ 「src\com\crocro\android\sample\chapter6\ThumbGetter.java」
AndroidのSDKは64bit Windwosには対応していません。
下記サイトで、64bit Windwosで開発環境を作っている方々がいるので、参考にしてください。
Windows 7 64bit版にAndroid SDKをインストール
Windows7 64bitにEclipseでAndroid開発環境をセットアップ
具体的には、以下でいけるようです。
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