このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんて マジ絶望 (単行本)

このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんて マジ絶望
フォーマット:
単行本 電子書籍
著者 長江 貴士
ジャンル ビジネス
書店発売日 2019/07/13
ISBN 9784798059167
判型・ページ数 4-6・272ページ
定価 1650円
(本体1500円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

この本に関するお問い合わせ・感想

さわや書店で「文庫X」という企画を立て、全国的に注目された書店員がいます。その書店員の経歴は、慶應義塾大学理工学部中退、そして元ひきこもり。本書は、10代、20代を「しんどいなぁ」と思いながら過ごしてきた著者が、生きづらさを感じている人たちに手を差し伸べたいという一心で書きました。書店員として多くの書物に触れてきた知識を生かして、現代に生きる意味を分析し、前向きになるための考え方やヒントを紹介します。
序章「タイプAを生きられない人」の存在
 タイプAとタイプBの特徴
 乃木坂と適応力

1「適応力」って何?
 「適応力」の定義
 「適応力」の5要素
 「コミュニケーション能力」と「適応力」の違い

2なぜ「適応力」が必要なのか?
 1「適応力」があるとどうなるか?
  比較して選択するという行動を取らなくてすむ
  どんな場所にも馴染めるようになる
  ひとりでいることに不安を感じなくなる
  「常識」や「先入観」を捨てる勇気を持つことができる
  やりたいことがある人をサポートできる人材は重宝する
  適応しすぎない

 2現代は「適応力」が身につきにくい時代
  インターネットの隆盛
  「適応力」は学校では学べない
  価値観が合う人と関わりすぎることの怖さ
  SNSは、「幸せの基準を外部に置く装置」
  「分かりやすいもの」「便利なもの」の普及
  「Noと言えない人」に気づけない社会

 3「適応力」とは、「現実」ではなく「考え方」を変えること
  「現実」を変えることはとても難しい
  「考え方」を変えることで生きやすくなった経験
  ネガティブでも生きていくしかない
  「現実」を受け入れた上で、何ができるかを考える
  あなたを不幸せにしているのは、あなたの「考え方」
  受け入れられない「現実」からは、逃げるしかない

3「適応力」の身につけ方
 1執着しない──他人の価値観に囚われない
  自分はこういう人間だ、という意識を持たない
  周りから見られている自分に囚われすぎない
  価値観の合う人と関わり過ぎない。「共感」に依存しない
  好きなものを決めてしまわない
  便利なものを使い過ぎない
  手放し難いものを持たない
  「正しさ」や「普通」という感覚をなるべく持たない
  自分の外側にあるものに寄りかかり過ぎない

 2やりたいことを持たない──「理想」も「欲」もなくていい
  やりたいことがないからこそ、何でもできる
  やりたいことは、いくらやっても満足できない
  やりたいことがなければ悩みもなくなる
  選択肢や期待が少なければ少ないほど後悔する可能性も減らせる
  誰に知られなくてもやりたいと思えることが、本当のやりたいこと
  お金だけのために仕事をしない

 3断らない──誘われたり頼まれたりしたらなんでもやってみる
  自分の適正を知っているのは自分ではない
  先約がある以外はNoと言わない
  失敗するチャンスが奪われやすい時代
  まずは雑談から訓練してみる

 4スキマを埋める──触媒として生きる意識を持つ
  「パテ芸人」という発想
  触媒として生きるという意識
  サポート役が得意な人もいる
  「目立たない」「干渉されない」ためにスキマを埋める技量を磨く

 5「どう扱われたいか」を示す──「適応しない力」
  なぜ扱われ方を示す必要があるのか?
  どう扱われるとラクなのかを考える
  「まあ、長江だからしょうがない」

4若い世代と関わる上の世代に向けて
  まずは言い訳から
  理解できなくても否定しない
  「タイプAを生きられない人」を理解する
  その人に合った最適な配置を考える
  未来を生き抜く力を教育する

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