図解入門業界研究 最新小売業界の動向とカラクリがよ~くわかる本

図解入門業界研究 最新小売業界の動向とカラクリがよ~くわかる本
著者 根城泰
ジャンル ビジネス
シリーズ 図解入門 > 図解入門業界研究
書店発売日 2008/11/22
ISBN 9784798021331
判型・ページ数 A5・192ページ
定価 1430円
(本体1300円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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流通再編の動向がわかる小売業の最新トピック満載の業界入門書です。少子高齢化による市場の縮小により競争が激化する小売業界では、生き残るために企業の再編が続いています。二大流通グループの形成とその戦略、アジア地域への進出、再編が一挙に進み四大グループが誕生した百貨店業界、GMS(大規模小売店)と食品スーパーで明暗が分かれるスーパー業界、次世代モデルを模索するコンビニ業界、薬事法改正により異業種が参加し、よりいっそう競争が激化しているドラッグストア業界、規模拡大を目指す電機量販店など、それぞれの分野の現状と動向、各企業の戦略をわかりやすく解説、今後の課題や方向性を探ります。

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第1章 小売業界の新しい流れ
1-1 「二大流通グループ」の形成と業界再編
1-2 「二大流通グループ」が収益重視に戦略転換
1-3 「小売業界の盟主」の座を守れるか(セブンーイレブン)
1-4 三越、伊勢丹経営統合の背景
1-5 地下鉄副都心線開通で百貨店戦争が激化
1-6 「小売と金融の融合」が進行
1-7 電子マネーの普及と小売業者の対応
1-8 九〇年代からショッピングセンターが急増
1-9 アジア地域への出店を加速
1-10 「商業統計速報」で読む小売業界の潮流
コラム 商家の家訓

第2章 「二大流通グループ」の全貌と戦略
2-1 イオングループの全貌
2-2 イオンが純粋持株株会社体制に移行
2-3 主力事業GMSの収益改善が課題
2-4 首都圏のスーパー市場に攻め込む
2-5 ドラッグストア、金融、海外事業の成長戦略
2-6 セブン&アイ・ホールディングスの全貌
2-7 新商品戦略を展開し、GMSを改革
2-8 収益源のコンビニ、金融関連事業を一層強化
2-9 百貨店事業との相乗効果を模索
2-10 フードサービス事業の再建に取り組む
コラム 江戸時代の「珍商売」

第3章 再編で四大グループが誕生した百貨店業界
3-1 百貨店業界の現状
3-2 老舗・三越が凋落した理由
3-3 「伊勢丹メンズ館」集客の仕掛け
3-4 伊勢丹の経営システムを三越に移植
3-5 J・フロントリテイリング誕生の背景
3-6 大丸流経営で飛躍目指すJ・フロントリテイリング
3-7 独自路線を貫く高島屋の強みと弱み
3-8 「大阪百貨店戦争」に備える(エイチ・ツーオーリテイリング)
3-9 電鉄系百貨店の生き残り戦略(東武、東急、小田急、京王百貨店)
3-10 新たな成長に動き出した丸井グループ
コラム 三越の歴史

第4章 GMSと食品スーパーで明暗が分かれるスーパー業界
4-1 スーパー業界の現状
4-2 独自路線を貫けるか(ユニー)
4-3 イオン主導で経営再建を継続(ダイエー)
4-4 ウォルマート式経営を本格導入(西友)
4-5 西日本への集中出店で増収増益を続ける(イズミ)
4-6 スーパーセンターを戦略業態に位置づけ(イズミヤ)
4-7 ドミナント戦略で強固な地盤築く(平和堂)
4-8 改革の成果が現れ、増収増益(ライフコーポレーション)
4-9 「ヤオコーブランド」の確立を目指す(ヤオコー)
4-10 構造改革で店舗の競争力を強化(いなげや)
コラム 人材育成に尽力した中内功

第5章 転機を迎えたコンビニ業界
5-1 コンビニ業界の現状
5-2 コンビニチェーンの仕組み
5-3 基本に忠実な経営戦略を展開(セブンーイレブン)
5-4 巧みな情報戦略で業界トップに(セブンーイレブン)
5-5 「単品管理」の進化を徹底追及(セブンーイレブン)
5-6 業界最先端の配送システムを構築(セブンーイレブン)
5-7 次世代のコンビニモデルを模索(ローソン)
5-8 「できたて商品ブーム」を巻き起こす(ファミリーマート)
5-9 生き残りのための戦略を模索(準大手チェーン)
5-10 海外市場への進出が加速
コラム 少子高齢化時代の有望ビジネス・(ネットスーパー)

第6章 薬事法改正で大揺れのドラッグストア業界
6-1 ドラッグストア業界の現状
6-2 業界一のスケールを活かした戦略を展開(マツモトキヨシ)
6-3 薬事法改正後の再編を睨み持株会社制に移行(マツモトキヨシ)
6-4 路線の違いで筆頭株主のイオンと対立(CFSコーポレーション)
6-5 差別化戦略で業績を拡大(ウエルシア関東)
6-6 積極的な店舗展開でスピード成長(スギ薬局)
6-7 M&Aを活用し、店舗網を急拡大(ツルハホールディングス)
コラム 少子高齢化時代の有望ビジネス・(宅食サービス)

第7章 規模拡大を目指し合従連衡が加速する家電量販店業界
7-1 家電量販店業界の現状
7-2 低価格戦略で業界のリーディングカンパニーに(ヤマダ電機)
7-3 全国カバーの店舗網を構築し、ヤマダ電機に対抗(エディオン)
7-4 買収攻勢で規模を拡大し、売上高四位に(ケーズホールディングス)
7-5 「レールサイド戦略」を展開するカメラ系二強(ヨドバシカメラ、ビックカメラ)
7-6 かつての盟主が業績低迷に苦しむ(コジマ)
7-7 ビックカメラとの提携強化で生き残りを図る(ベスト電器)
7-8 独立経営を堅持し、好業績を続ける(上新電機)
コラム 少子高齢化時代の有望ビジネス3(ペット関連ビジネス)

第8章 その他の業界の最新動向
8-1 常識破りの店づくりで飛躍したドン・キホーテ(ディスカウントストア業界)
8-2 大手三社が統合したDCMが首位に浮上(ホームセンター業界)
8-3 市場が縮小するなか、二強が台頭(紳士服量販店業界)
8-4 巨大化したユニクロの独走が続く(カジュアル衣料専門店業界)
8-5 しまむらが他社を圧倒する存在に(婦人服・子供服専門店業界)
8-6 健康への関心の高まりが追い風に(スポーツ用品専門店業界)
8-7 アスクルが独自のビジネスモデルで躍進(通信販売業界)
コラム イオンの社会貢献活動を支える岡田卓也

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