図解入門ビジネス 最新 食料問題の基本とカラクリがよ~くわかる本

図解入門ビジネス 最新 食料問題の基本とカラクリがよ~くわかる本
著者 及川忠
鈴木宣弘(監)
ジャンル ビジネス
シリーズ 図解入門 > 図解入門ビジネス
書店発売日 2009/04/02
ISBN 9784798022352
判型・ページ数 A5・224ページ
定価 1650円
(本体1500円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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日本と世界の食料自給、農業、畜産、漁業の現状について図解でわかりやすく解説した入門書です。近年では、オーストラリアの大干ばつにより日本でも食品が値上がりしたり、開発途上国の消費拡大やバイオ燃料の需要拡大、異常気象など、食料の6割を海外からの輸入に依存する日本にとって、食料の安定供給を脅かす不安材料が増えています。本書では、日本や世界の農産/畜産/水産需要の動向や展望、米/小麦/トウモロコシ/大豆の生産・供給の仕組み、食料の国際取引、灌漑に関わる土地と農業用水の問題、価格決定の仕組み、食料の安定供給に向けた日本の取り組みなどを徹底解説しました。

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第1章 深刻化する食料危機
1-1 世界的な食料価格の高騰
1-2 途上国の食料危機
全世界で暴動続発!
1-3 日本の食料自給率は先進国で最も低い
39%の衝撃
1-4 食料の奪い合いで、日本の食料調達に支障が生じている
1-5 北海道洞爺湖サミットでも食料危機が主要課題に
コラム 食料自給率を高める食事法

第2章 食料問題の基礎 食料供給の仕組み
2-1 穀物
米、小麦
2-2 飼料穀物と油糧種子
トウモロコシ、大豆
2-3 バイオ燃料の原料となる穀物
2-4 農産物の生産
2-5 農産物の貿易
2-6 農産物の国際価格と期末在庫率
2-7 魚介類の生産
漁業と養殖業
2-8 魚介類の貿易と国際価格
2-9 漁業規制の現状
2-10 食料自給率ってどうやって計算するの?
コラム 食生活を見直して環境への負担を軽くする

第3章 食料問題の背景 食料危機はこうして生まれた
3-1 世界各地で異常気象が頻発
地球温暖化が世界の食料生産に大きな影響1
3-2 食料生産への影響
地球温暖化が世界の食料生産に大きな影響2
3-3 世界的な人口増加
2050年には92億人
3-4 人口大国・中国、インドの欧米型食生活への移行
3-5 バイオ燃料の生産拡大
穀物の燃料仕向け量の増加
3-6 世界的な健康ブーム
欧米や中国における魚の消費量の増加
コラム 日本の農産物輸出が増えれば自給率が上がる

第4章 世界の農産物需給の現状と将来展望
4-1 世界の農産物需要はどうなっているか
4-2 世界の農産物生産(供給)はどうなっているか
4-3 世界の農産物の価格はどうなっているか
4-4 世界の農産物の需給動向
4-5 小麦・米
世界の農産物の品目別需給動向1
4-6 トウモロコシ・大豆
世界の農産物の品目別需給動向2
4-7 世界の農産物需要の見通し
4-8 世界の農産物生産(供給)の見通し
4-9 世界の農産物の需給・価格の見通し
4-10 世界のバイオ燃料の需給動向
4-11 中国の農産物の需給動向
4-12 中国の農産物需給の見通し
4-13 インドの農産物の需給動向
4-14 インドの農産物の需給見通し
4-15 2018年における世界の農産物の需給見通し
コラム バーチャル・ウォーターとは?

第5章 日本の農産物需給の現状と将来展望
5-1 日本の農産物需要はどうなっているか
5-2 日本の農産物生産(供給)はどうなっているか
5-3 日本の農産物の輸入はどうなっているか
5-4 日本の農産物の備蓄はどうなっているか
5-5 日本の農産物需要の見通し
5-6 日本の農産物生産(供給)の見通し
5-7 日本の農産物の輸入と見通し
5-8 日本の稲作はどうなる
コラム 地球温暖化が日本の農業に与えるインパクト

第6章 世界の畜産物需給の現状と将来展望
6-1 世界の畜産物需要はどうなっているか
6-2 世界の畜産物供給はどうなっているか
6-3 世界の畜産物需要の見通し
6-4 世界の畜産物生産(供給)・価格の見通し
6-5 中国の畜産物の需給動向
6-6 2018年における世界の畜産物の需給見通し
コラム インドの食と宗教

第7章 日本の畜産物需給の現状と将来展望
7-1 日本の畜産物需要はどうなっているか
7-2 日本の畜産物生産はどうなっているか
7-3 日本の畜産物の輸入はどうなっているか
7-4 日本の畜産物需要の見通し
7-5 日本の畜産物供給の見通し
7-6 チーズ、バターの需給動向と見通し
コラム 和牛を世界に売り込め!

第8章 世界の水産物需給の現状と将来展望
8-1 世界の水産物需要はどうなっているか
8-2 世界の水産物生産(供給)はどうなっているか
8-3 世界の水産物需給・価格の見通し
8-4 世界的な水産資源管理の動向
8-5 中国の水産物の需給動向
8-6 インドの水産物の需給動向
コラム 「水産大国」になった中国

第9章 日本の水産物需給の現状と将来展望
9-1 日本の水産物需要はどうなっているか
9-2 日本の水産物生産(供給)はどうなっているか
9-3 日本の水産物の輸入はどうなっているか
9-4 日本の水産物需給の見通し
9-5 クロマグロ規制はどうなる
コラム 魚を食べると頭がよくなる!?

第10章 食料生産に欠かせない水、土地の問題
10-1 世界の水資源の状況と見通し
10-2 世界のかんがい耕地の状況と見通し
10-3 河川からの取水
10-4 地下水からの取水
10-5 農業用ダム
10-6 淡水化施設
コラム イギリスの食料自給率はなぜ回復したか

第11章 日本の農業、畜産業、漁業の現状と将来展望
11-1 日本の農業はだいじょうぶ?
11-2 若手就農者をどう確保する
誰が日本の農業を担うのか1
11-3 外国人研修生が急増
誰が日本の農業を担うのか2
11-4 日本の畜産業はだいじょうぶ?
11-5 日本の漁業はだいじょうぶ?
11-6 家族労働によって営まれる沿岸漁業経営
コラム メタボリック対策でエビの消費量が減っている!?

第12章 食料の安定供給の確保のために 日本の取り組み
12-1 国内の農業資源を有効活用する
12-2 米粉製品の開発・普及
12-3 稲発酵粗飼料、水田における飼料米の生産
12-4 食品廃棄物の飼料化
12-5 先端技術や知的財産を活用した農業
12-6 地球温暖化への対応
12-7 国産バイオ燃料の開発
コラム 遺伝子組み換え技術の光と影

第13章 食料問題への対策
13-1 食料サミットの開催
その成果
13-2 遺伝子組み換え作物
食料増産のキーテクノロジー
13-3 農産物輸出規制の解除
13-4 WTOの多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の早期妥結
コラム 遺伝子組み換え技術をめぐるビジネスの現状

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