30代40代の転職 採用を勝ち取る! 面接テクニック

30代40代の転職 採用を勝ち取る! 面接テクニック
著者 プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®井上隆一
吉武美沙
特定非営利活動法人 日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会
ジャンル ビジネス
書店発売日 2010/05/15
ISBN 9784798026145
判型・ページ数 A5・168ページ
定価 1540円
(本体1400円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

この本に関するお問い合わせ・感想

同じ転職面接でも、20代と30代・40代では、求められるトークの内容が大きく異なります。そしてもちろん、「若さ」「体力」「素直さ」において20代よりも劣っていると見なされる30代・40代の転職希望者は、そのマイナス点を面接トークで挽回するしかないのです。本書では、「このような質問の場合、30代・40代ならどう答えるべきか?」という観点から、モデルトークを多数紹介しています。社会人歴10年、20年ならではの「経験の差」を最大限にアピールするためのノウハウを、本書で身に付けてください。なお、「面接どころか、書類審査も通らない」という方は、姉妹書の 『30代40代の転職 採用を勝ち取る! 履歴書・職務経歴書』から、ぜひご覧ください!

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Prologue 超氷河期の転職市場 30代・40代に転職は可能なのか?
相変わらず厳しい雇用情勢 ~転職市場は増加するのか~
30代・40代の転職に求められること
転職の壁と、それを乗り越える基本的な考え方
転職活動をどう進めるのか
面接対策で人生を変えよう!

第1章 30代・40代の転職面接で必ず押さえておくべきこと
1-1 20代の転職面接とは求められるものがこれだけ違う
20代の転職面接の場合
30代・40代転職面接は即戦力性が求められる
向上心や柔軟性といった要素もポイントとなる
1-2 面接官は応募者を主観的に判断する
面接のプロと、面接の素人
30代・40代を見る面接官の実態
最低限の対策は?
1-3 即戦力・育成力・経営視点を持った戦略性
30代・40代に期待される3つの要素とは?
育成力には部下育成と組織指導の両面がある
常に経営者の視点を持つこと
1-4 不採用理由のトップ「やってやろうという気概が感じられない」
不採用の理由のトップは?
自分の言葉で具体的に話すこと
1-5 転職理由についてはしっかりと分析しておこう
転職理由の分析の必要性
転職理由の分析と同時に志望の動機も考える
1-6 不平不満はポジティブ思考な自己PRへ変換しよう
不平不満については隠すべきなのか?
ポジティブ思考な自己PRへの変換
1-7 求人票の情報からは何を読みとればいいのか?
全体像の推測
求人票から考察できること
1-8 何が変わり、何が変わらないのか?
変わるものと変わらないもの
事前の自己分析がどれだけ重要なのか
1-9 「できること」「やりたいこと」「合っていること」
志望動機は「合っていること」を優先させない
自己PRは「できること」・「やりたいこと」で
1-10 応募先企業についての情報収集
業界と仕事の幅を広げること
迅速かつ効率的に
30代40代ならではのやり方とは?
1-11 面接で話すことの筋書きは事前に書いておこう
「下書きは恥ずかしいもの」ではない
原稿を作り予行練習を行っておくこと
1-12 30代・40代に対する圧迫面接の意図は?
ストレス耐性を見ることが目的
「お礼」と「お詫び」を使い分ける
傾聴スキルの有無が見られている
差別に関する質問をする会社は即刻辞退すべき

第2章 30代・40代の志望理由と キャリアのアピールはこうする!
2-1 30代・40代が言うべき志望理由とは?
「何をやりたいか」が基本
30代・40代回答のポイントは?
「将来を見据え経営の中枢を担える会社を志望」
「業界経験と広い人脈で次のステージへ」
2-2 30代・40代がキャリアを正しくアピールするためには?
未来に何ができるのか
30代・40代回答のポイントは?
「得意とする上流の業務に専念することで、更なる成果を目指します」
「プロジェクトのマネジメントが得意です」
2-3 30代・40代に求められる「仕事に対する姿勢」とは?
「細部」について整理しておくこと
30代・40代回答のポイントは?
「現場でのOJTでチーム力を向上させました」
「職場に新風を吹き込みました」

第3章 必ず聞かれる質問 30代・40代に求められる回答は?
3-1 当社になぜ応募したのですか?
なぜこの会社なのか?
30代・40代回答のポイントは?
「V字回復の経営手腕に感銘したからです」
「御社の製品作りの発想に惚れました」
3-2 どうしてこの職種を希望したのですか?
経験の無い職種の場合のアピール
30代・40代回答のポイントは?
「前職のトレーナー経験を活かしたいからです」
「子会社設立業務での経験を活かしたいからです」
3-3 当社で何がしたいのですか?
具体的に答えることが大事
30代・40代回答のポイントは?
「社会性の高い価値創出を実現してみたいからです」
「マーケティングを徹底し客足増に繋げます」
3-4 当社のことはどの位ご存知ですか?
入社したければ会社の情報を調べるのは当然
30代・40代回答のポイントは?
「実際に利用しており、利便性では群を抜いていると思います」
「セミナーでの事例発表より、これだと確信しました」
3-5 なぜ前の会社を辞めたのですか?
積極的な退職理由を述べること
30代・40代回答のポイントは?
「業績不振により日本から撤退したからです」
「45歳以上の転進退職制度で退職しました」
3-6 前の会社を辞めてから大分時間が経っているのはなぜですか?
面接官がブランクを嫌う理由
30代・40代回答のポイントは?
「新たなスキルを得るために勉強しておりました」
「介護で親の面倒をみるため、仕事を辞めておりました」
3-7 前の会社の仕事について教えてください
なぜ前職についての質問をするのか?
30代・40代回答のポイントは?
「人材開発部での業務で、ヒトの教育の大切さを痛感いたしました」
「?趣きのある家を企画したい?という思いが強まりました」
3-8 前の会社での実績について教えてください
「実績」とは何なのか?
30代・40代回答のポイントは?
「創意工夫でスタッフのモチベーションを上げ続けました」
「徹底した品質管理で安全を提供してきました」
3-9 前の会社で何か不満はありましたか?
「不満に対する愚痴」を聞きたいわけではない
30代・40代回答のポイントは?
「不満はありませんが、さらに上を目指す意味で応募させていただきました」
「不満はありませんが、さらに業務の領域を広げたいと考えております」
3-10 前の会社での同僚や上司との関係はどうでしたか?
人間関係を良好に保てる人なのか
30代・40代回答のポイントは?
「至って良好な関係でした」
「良き理解者であり、良きサポーターでした」
3-11 あなたの特技(強み)を聞かせてください
「自己PRしてください」と同意
30代・40代回答のポイントは?
「部下の能力を引き出し、チーム力を高めることです」
「スピード感と決断力が強みです」
3-12 あなたの長所・短所はなんですか?
プライベートな内容は不可
30代・40代回答のポイントは?
「長所は行動力、短所は少々せっかちな所です」
「仕事に対する厳しい姿勢が、長所であり短所でもあります」
3-13 仕事上で失敗したことはありますか?
なぜ失敗談を聞くのか?
30代・40代回答のポイントは?
「チェックの不徹底からプロジェクトの進行に遅れを生じさせたことがあります」
「契約書上の記載ミスで、会社にもお客様にも迷惑をかけてしまいました」
3-14 何か苦労されたことはありましたか?
なぜ、苦労した経験を聞くのか?
30代・40代回答のポイントは?
「子会社立ち上げ時の人材不足で追い込まれたことがあります」
「人事部でリストラの宣告をする役目でした」
3-15 前職の給与(または希望給与)をお聞かせください 94 給与額について聞く意図は?
30代・40代回答のポイントは?
「現職での年俸は950万円ですが、それ以上を期待します」
「実績および実力に見合うと思われた額を設定してください」
3-16 採用されたらいつから出社できますか? 96
入社の意思確認のため
30代・40代回答のポイントは?
「既に退職しておりますので、ご指定くださればいつからでも大丈夫です」
「採用決定後、1ヶ月間の猶予をいただきたいです」
3-17 他の会社も受けているのですか?
なぜ、他社への応募状況を聞くのか?
30代・40代回答のポイントは?
「他社は参考程度で、本命は御社です」
「現在は、御社一本に絞らせていただいております」
3-18 最後になにか質問はありますか?
入社の意欲を伝える最後のチャンス!
30代・40代回答のポイントは?
「御社の将来的なビジョンを教えていただけますか?」
「高い顧客満足度と社員満足度をキープされている秘訣は何なのでしょうか?」

第4章 30代・40代には「経営者の視点」での回答も求められる
4-1 有能な経営幹部がいないのですが、どうしたらいいと思いますか?
経営者から見た「優秀な人材」とは
30代・40代回答のポイントは?
「私でしたら、全社員による経営参画を進めます」
「御社でも、近い将来必ず経営に携われるポジションに就く所存です」
4-2 高齢の従業員が多いのですが、どうしたらいいと思いますか?
「従業員の高齢化問題」とは何なのか?
30代・40代回答のポイントは?
「技術継承の問題をクリアするべく、人材の補充を積極的に行います」
「高齢の方は、むしろ大きな戦力であると考えます」
4-3 従業員の教育・育成に手が回らないのですが、どうしたらいいと思いますか?
もはやOJTだけの人材育成は困難
30代・40代回答のポイントは?
「勉強会によるスキルアップが有効かと思います」
「目標管理シートを使い、時間をかけて面談を行っています」
4-4 「経営戦略」について、どのようにお考えですか?
「リーダー性」を確認することが目的
30代・40代回答のポイントは?
「経営陣と現場の管理職が、まずはきちんと話し合うことが大切だと考えます」
「同じことをしていてはダメ 継続的な変革が大切です」

第5章 弱みへの厳しい質問 30代・40代に求められる回答は?
5-1 実務経験が無いようですが、大丈夫ですか?
「未経験可」を楽観視しないこと
30代・40代回答のポイントは?
「マネジメント力でカバーしていきたいと思っています」
「現職は、広報・宣伝業務にも通じるところが多いかと思います」
5-2 もちろん、当社についてはかなり研究されてますよね?
多面的な要素がチェックされている
30代・40代回答のポイントは?
「御社の強さは、人材力にあると思います」
「?経営革新?をお客様企業にもたらしたい、そう思っております」
5-3 前職の経験を捨てることに抵抗は無いのですか?
無駄になる経験など無い、と考えること
30代・40代回答のポイントは?
「専門知識は勉強の必要がありますが、ポータブルスキルには自信があります」
「リソースマネジメントの能力は、業界に関係ありません」
5-4 経験があるとのことですが、当社とはやり方が違いますよね?
同業他社からの転職と言えど甘く見ないこと
30代・40代回答のポイントは?
「最も大切な要素に変わりはありません」
「異なるやり方での経験を武器に、差異化を目指します」
5-5 転職回数が多いようですね
ハンデになってしまう場合は?
30代・40代回答のポイントは?
「一貫したキャリアを積んできたつもりです」
「堅調にキャリアを積み重ねてこれたと思います」
5-6 転職経歴に一貫性が無いのではありませんか?
本当に一貫性が無いのか?
30代・40代回答のポイントは?
「未経験な業界への転職だとは思っておりません」
「接客の基本をたたき込まれたことも、大きな武器になると思います」
5-7 前の職場をすぐ辞めていますが、なぜでしょうか?
不平不満を言わないこと
30代・40代回答のポイントは?
「出向先でのプロジェクト早期終了を、良い機会だと考えました」
「前職への転職は、家庭の事情によるものです」
5-8 応募条件の資格を取られていないようですが?
まずは事前確認を!
30代・40代回答のポイントは?
「同等の資格を取得しており、実務経験もあります」
「今月中には取得できます。また、CCIEにも
挑戦していきたいと考えてます」
5-9 当社では、あなたがお持ちの資格を活かせないと思うのですが?
難関資格はハンデになる場合も
30代・40代回答のポイントは?
「直接的ではないかもしれませんが、武器になりえる知識です」
「コーチングは、自身のスキルアップにこそ有効です」
5-10 職場での年齢差は気になりませんか?
そんな環境でうまくやれるの?という懸念
30代・40代回答のポイントは?
「以前の職場でも、年上の部下がおりました」
「褒める・叱るで、コミュニケーションを図ります」
5-11 この転職に関して、ご家族はご存知ですか?
予想以上に厳しく見られている
30代・40代回答のポイントは?
「もちろん、妻にも子供にも伝えてあります」
「会社都合による退職のことも含めて、全て伝えてあります」
5-12 健康状態に問題はありませんか?
精神的な強さも含めた健康状態が問われる
30代・40代回答のポイントは?
「毎週日曜日、欠かさず走り込んでいます」
「心身ともに充実しており、すこぶる健康です!」
5-13 お子さんが小さいようですが、病気のときはどうしますか?
緊急時の対応について明確にすること
30代・40代回答のポイントは?
「近くに住む両親にも、協力をお願いします」
「妻が専業主婦のため、問題無いと思います」
5-14 当社でやって行くのは、あなたでは難しいのではないですか?
圧迫質問もポジティブに捉えること
30代・40代回答のポイントは?
「中小企業だからこそ鍛えられるスキルというものがあると思います」
「情報収集とトレーニングで力を維持しました」
第6章
6-1 人事・人材開発系は専門分野を明確にすること
人事・人材開発系の基本的な視点
30代・40代回答のポイントは?
「評価制度の見直しで社員のモチベーションを高めました」
「社内研修を工夫しながら実施してきました」
6-2 経理事務系は専門知識と実務経験で
経理事務系の基本的な視点
30代・40代回答のポイントは?
「管理会計的な視点からも業務を行うよう心がけました」
「他部署の者に対して、経理業務についての講義を開きました」
6-3 総務・広報系は業務範囲を明確に
総務・広報系の基本的な視点
30代・40代回答のポイントは?
「総務は、会社全体を盛り上げるべき立場でもあります」
「イメージ作りを重視し、同時に部下の指導にもあたってきました」
6-4 企画・マーケティング系は情報と広い視野が決め手
企画・マーケティング系の基本的な視点
30代・40代回答のポイントは?
「メンバーの自由な発想を起点とした商品企画を心がけておりました」
「BRICSの台頭と購買力には早くから注目いたしました」
6-5 サービス・販売系は店づくりの実績を
サービス・販売系の基本的な視点
30代・40代回答のポイントは?
「創意工夫で新しいサービスを考案し、結果にも結びつきました」
「お客様の立場に立った店舗運営を心がけています」
6-6 営業系は業界知識と実績を裏付ける数字で勝負
営業系の基本的な視点
30代・40代回答のポイントは?
「お客様の年代に合わせた戦略を常に心がけておりました」
「ニッチ商品に関する知識には、かなり自信があります」
6-7 マスコミ系は媒体と顧客の特質にマッチした提案を
マスコミ系の基本的な視点
30代・40代回答のポイントは?
「対象を絞り込んだ効果的な広告を打てるかどうかがポイントです」
「3D映像革命の一役を担えたらと思っています」
6-8 金融系はどの分野のスペシャリストなのかを明確に
金融系の基本的な視点
30代・40代回答のポイントは?
「この年齢で、30名の部下を持つマネジャー職に就いております」
「一貫して中小企業への営業を担当してきました」
6-9 スペシャリスト系は経験・自己研鑽意欲・情報発信力が大事
スペシャリスト系の基本的な視点
30代・40代回答のポイントは?
「理想的なチーム運営に近づけたのではないかと思っております」
「人と人のコミュニケーションが大切です」
6-10 技術開発系はスキルと統括力で
技術系の基本的な視点
30代・40代回答のポイントは?
「「皆で燃える!」というモットーを浸透させてきました」
「複数の人間の異なる視点と発想が不可欠です」
6-11 IT・通信系はスキルと幅広い業務知識で
IT・通信系の基本的な視点
30代・40代回答のポイントは?
「幅広いシステムの構築経験が私の財産です」
「低コスト・高信頼性・業務の効率化において、高い評価をうけました」

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