図解入門ビジネス 最新投資ファンドの基本と仕組みがよーくわかる本[第2版]

図解入門ビジネス 最新投資ファンドの基本と仕組みがよーくわかる本[第2版]
著者 岡林秀明
ジャンル ビジネス
シリーズ 図解入門 > 図解入門ビジネス
書店発売日 2010/12/21
ISBN 9784798028408
判型・ページ数 A5・344ページ
定価 1980円
(本体1800円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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投資ファンドの資金運用と事業スキームを、豊富な図表を使って解説した投資ファンド入門書です。投資ファンドはリーマンショック後、世界的な規制強化の流れ、政府系ファンドの台頭、金融商品の多様化、資金を集めるための上場化などを受けて大きく変化しています。本書では、投資ファンドの基礎知識から運用手法、環境の変化などに焦点をあて、それぞれのファンドのスキーム、代表的な銘柄、メリット、デメリットなどを解説します。日本のM&Aをリードするバイアウトファンド、ファンドに投資するファンド・オブ・ファンド、不動産業界を再生する不動産投資ファンドなど最新のトピックが満載です。

【サポートはこちら】https://www.shuwasystem.co.jp/support/7980html/2840.html
1-1 リーマンショック以降の投資ファンド
1-2 投資ファンドとは何か?
1-3 投資ファンドは、どんな役割を果たしているか?
1-4 なぜ投資ファンドに資金が集まるのか?
1-5 投資ファンドの何が問題になっているのか?

2-1 資産運用手段が豊富になった
2-2 資金調達手段が多様化した
2-3 金融システムの強化に役立った
2-4 時代は間接金融から直接金融へ動く
2-5 投資ファンドが仲介し、投資家の資金を企業に供給
コラム 地球的問題群の解決に貢献できるか――投資ファンドの課題

3-1 国家屈服させた投資ファンドの猛威
3-2 値下げ相場でも利益が得られる「から売り」
3-3 ロングポジションとショートポジション
3-4 差額に注目した裁定取引(アービトラージ)
3-5 主流はマルチ・ストラテジーに
3-6 通貨、不動産、商品などへ積極的に投資
(オルタナティブ投資)

4-1 投資ファンドの市場規模
4-2 投資ファンドの業者数
4-3 運用会社、ファンドマネージャーは何をしているか?
4-4 投資家は誰か? 年金基金の比重が増大

5-1 投資ファンドのスキーム
5-2 投資信託のスキームを利用したファンド
5-3 投資事業組合を利用したファンド
5-4 ファンド法が誕生
5-5 投資ファンドの種類
コラム 金融社会学を待望
――利潤は「目的」ではなく「手段」

6-1 バラエティーに富んだファンド
6-2 投資信託の基本スキーム
6-3 ファンドマネージャーがいっさいの責任を
6-4 投資信託の安定重視型から利回り追求型まで
6-5 ファンドのリスクとリターンが明確
6-6 特定の指数に連動するインデックスファンド
6-7 環境先進企業に投資 エコファンド

7-1 リーマンショックで一変、ヘッジファンドランキング
7-2 ヘッジファンドの歴史と市場規模
7-3 ヘッジファンドの投資スキーム
7-4 ハイリスク・ハイリターンとは限らない
7-5 ヘッジファンドは私募形式ファンド
7-6 投資家にとってのヘッジファンドの欠点
7-7 上場ヘッジファンドとファンド・オブ・ヘッジファンズ

8-1 アクティビストファンドは
イベント・ドリブン型のヘッジファンド
8-2 ライブドア対フジテレビの攻防戦でも大きな存在感
8-3 あくまで「利ざや」の獲得が目的
8-4 スティール・パートナーズのアデランス攻略戦
8-5 高い利回りの実現が要求される
8-6 アクティビストファンドの成功報酬は膨大
8-7 選択と集中戦略か、保有する株式を次々に売却

9-1 転換期迎えたベンチャービジネス市場
9-2 ベンチャーファンドの投資スキーム
9-3 ベンチャーファンドに出資しやすくなった
9-4 ベンチャーファンドには私募ファンドが多い

10-1 企業を完全に支配下に置くバイアウトファンド
10-2 バイアウトファンドの買収スキーム
10-3 バイアウトファンドが登場した理由
10-4 企業側にもニーズがあった
10-5 M&A市場のキープレーヤーになった
10-6 ファンドの規模は大きい
10-7 バイアウトファンドの目的は株式公開とMBO
10-8 企業再建成功のカギは「選択と集中」にあった

11-1 リスクを最小限にするために、
投資対象をコントロール
11-2 年金基金から資金が集まった
企業再生ファンド誕生の背景
11-3 「ハゲタカ来襲」といわれた新生銀行再建
11-4 プロ経営者送り込み、再建へのかじとり役に
11-5 難題多し、テーマパーク再建
ハウステンボスの2度の挫折
11-6 地方企業の経営再建をサポートする
地域再生ファンド
コラム 投資ファンドの名称 投資対象か、投資スキームか
11-7 メザニンファンドの登場
11-8 日本航空の再建はなるか
官民ファンド、企業再生支援機構が管財人に

12-1 もっとリスクを低く、リターンを大きく
12-2 ファンド・オブ・ファンズの歴史
12-3 ファンド・オブ・ファンズの投資スキームと市場規模
12-4 ファンド・オブ・ファンズのメリットとデメリット
12-5 ファンド・オブ・ファンズの特性生かした
ライフサイクルファンド

13-1 主に商品の先物・オプション市場で運用
13-2 いかにリスクを少なくするか
13-3 オルタナティブ人気で、拡大する商品市場
13-4 商品ファンドのスキーム
13-5 投信に市場奪われ、商品ファンド市場は縮小

14-1 アートファンドが美術品の流出を食い止めた
14-2 個人投資家を対象にした現物ファンドが続々登場
14-3 独立開業希望者に福音、レストランファンド
14-4 知名度は屈指 競走用馬ファンド
14-5 運用成績は絶好調 ワインファンド

15-1 わが国初の知的財産ファンドが発足
15-2 公募映画ファンド第1号は『甲賀忍法帖』の実写化
15-3 クール・ジャパン担うアニメに投資 アニメファンド
15-4 知的財産権も信託の対象になった
15-5 巨大コンテンツファンドも登場
製作委員会方式の限界を超えた投資スキーム
15-6 小口化して購入しやすく 市民参加型の音楽ファンド

16-1 不動産が身近な金融商品となった
16-2 オフィスビル、商業施設、
住居などを投資対象とした
16-3 情報の透明性、売買のしやすさが強み
16-4 不動産投資信託の3つのタイプ
16-5 不動産投資信託のスキーム
16-6 金融危機きっかけに、REITの再編・合併が活発化

17-1 「不動産の冬の時代」の不動産投資ファンド
17-2 巨大不動産投資ファンドの挫折
17-3 バランスシートから不動産を外すことができる
17-4 米系から国内の投資ファンドへ主役が交替
17-5 不動産投資ファンドのスキーム TMKを使った場合
コラム 三菱地所、欧州の不動産投資ファンドを子会社化
17-6 不動産投資ファンドのスキーム
不動産特定共同事業を使った場合
17-7 不動産投資ファンドのスキーム
合同会社+匿名組合スキーム(GK-TKスキーム)

18-1 取引所間の競争がETFを急拡大させた
18-2 日本のETF市場も急速に拡大
18-3 インデックスファンドと上場株式の長所を備えた商品
18-4 指定参加者がインデックスとのかい離を調整
18-5 難産の末、誕生した商品ETFが人気

19-1 政府系ファンド (ソブリン・ウェルス・ファンド)の台頭
19-2 石油収入を原資に、経済戦略の中核担う 中東の政府系ファンド
19-3 アブダビ投資庁筆頭に戦略的投資を実行する アブダビ首長国の実力
19-4 巨額の外貨準備を活用する 中国政府の先兵、中国投資
19-5 海外企業に積極的に投資、 シンガポールの政府系ファンド
19-6 石油取引税を財源に急成長、 ロシアの政府系ファンド
19-7 ノルウェーの秘密兵器、政府年金基金
19-8 日本政府が構想する政府系ファンド

20-1 「ギリシャ危機」利用し、ヘッジファンドが莫大な利益
20-2 EU、投資ファンド規制を強化
20-3 規制強化へ大きく揺り戻し 米国の金融規制改革
20-4 米金融改革の軸は「ボルカー・ルール」 政府対ウォール街の攻防
20-5 投資ファンドにも規制の網が 金融商品取引法
20-6 規制、罰則が強化された一面も
20-7 内部統制報告書の提出が義務づけられた

21-1 投資ファンドが進化する
21-2 採算性をいかに保つか 社会投資ファンド
21-3 貧困問題の克服目指す 非営利ファンド、アキュメン・ファンド
21-4 目指すのは収奪か、食糧問題の解決か 農地投資ファンド
21-5 森林投資ファンドは環境保全にも多大な貢献
21-6 日本初の林業支援ファンド「共有の森ファンド」
21-7 道路、エネルギーなどに投資 インフラファンド
21-8 複数の船舶を保有し、海運会社に貸し出す 船舶投資ファンド
コラム インパクト・インベストメント債券 貧困や環境問題解決に使い道を限定した債券

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