88のキーワードで解く 「金融危機」のカラクリ

88のキーワードで解く 「金融危機」のカラクリ
著者 山澤成康
ジャンル ビジネス
書店発売日 2011/07/29
ISBN 9784798030319
判型・ページ数 4-6・200ページ
定価 1540円
(本体1400円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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金融危機はなぜ起こるのか、なぜ繰り返されるのか、歴史、理論、メカニズム、そして今現在起きている金融危機まで、まとめてやさしく解説した経済入門書です。金融システムがいくら発達しても、経済の安定化機能がどれだけ整備されても、金融危機を防ぐことは難しいとされています。しかし、過去の危機から教訓を学びとって整理し、対策をすれば想定外の事態を避け、損失を最小限に抑えることができます。本書ではグローバル金融危機を中心に、大恐慌やバブル経済の仕組み、銀行危機や通貨危機、インフレ危機、対外債務危機、対内債務危機、自然災害、株価暴落などの金融危機の種類、理論、背景、具体例を鳥瞰図的に取り上げてやさしく解説しています。

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第1章 経済・金融危機とは
1 危機はいつでも起こる
2 経済危機の種類
3 銀行危機
4 通貨危機
5 インフレ危機
6 ハイパーインフレ
7 財政危機
8 株価危機
9 災害による危機
10 原子力発電所の危機
11 金融システム不安
12 サブプライム金融危機
13 グローバル金融危機の背景
14 過剰な緩和
15 グローバルインバランス
16 損失額の拡大

第2章 グローバル金融危機の背景
17 ヘッジファンド
18 投資銀行
19 商業銀行
20 住宅公社
21 格付け機関
22 モノライン
23 サブプライム・ローン
24 証券化
25 トランシェによるリスクの細分化
26 ABS
27 CDO
28 CDS
29 ケース・シラー住宅価格指数
30 VIX(恐怖指数)
31 CDSスプレッド
32 円キャリートレード

第3章 危機への対応
33 危機への対応策
34 IS―LMモデル
35 ニューケインジアンモデル
36 政策効果の違い
37 危機時の緊急対策
38 非伝統的金融政策
39 危険資産の購入
40 不良債権処理
41 公的資金による資本注入
42 金融システム安定化策
43 マクロプルーデンス政策
44 ボルカー・ルール
45 危機の予測
46 G20金融サミット
47 米国の対応
48 アメリカ再生・再投資法
49 英国、ECBの対応
50 日本の対応

第4章 これまでの危機
51 大恐慌
52 大恐慌の分析
53 大恐慌の原因は金融政策
54 「金の足かせ」
55 大恐慌からの復活
56 関東大震災
57 金融恐慌と昭和恐慌
58 ドルショック
59 オイルショック
60 英国IMF危機
61 南米累積債務問題
62 メキシコ通貨危機
63 S&L危機
64 ブラック・マンデー
65 ポンド危機
66 北欧の銀行危機
67 アジア通貨危機
68 ロシア財政危機
69 ITバブル崩壊
70 ギリシャ財政危機

第5章 バブルの理論
71 バブルから危機が発生する
72 チューリップバブル
73 南海泡沫事件
74 日本のバブル期
75 ハンガリーのハイパーインフレ
76 バブルの理論
77 株価のバブル測定法
78 合理的バブル
79 バブルの代替
80 情報カスケード
81 バブルに乗る
82 自信過剰
83 グリーンスパンの言葉
84 経済物理学
85 ブラック・スワン
86 デリバティブ
87 ブラック・ショールズ方程式
88 テールリスク

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