いますぐ現場で役立つ物流実務のノウハウ

いますぐ現場で役立つ物流実務のノウハウ
著者 木村徹
ジャンル ビジネス
書店発売日 2012/04/19
ISBN 9784798033396
判型・ページ数 A5・248ページ
定価 2200円
(本体2000円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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実際の物流の現場にマッチした実践的な物流実務のマニュアルです。物流が「貨物を保管して配送するだけ」の業務であった時代は終わり、現在ではロジスティクスやサプライチェーンマネジメント(SCM)に変化して高度な知識を要するようになりました。本書では、物流の入門レベルを卒業し、より実務的な本を求める人を対象に業務上必要な事項にマッチした実践的な知識を解説。国内の物流のみならず、国際化が急速に進む現状に合わせて国際物流の知識も盛り込み、さらにはコンプライアンスの遵守に必要な知識を補完するため各項目における該当法令についても記述しています。物流担当者待望の使える必携マニュアルです!

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Chapter1 物流の基礎知識
1-1 物流の基本概念
●知っているようで知らない物流の基本
●物流の6つの活動
●物流の5つの領域
●企業連鎖の統合管理
●SCMの基本概念
1-2 サプライ・チェーン・マネジメントで物流管理を加速
●物流の社内での位置づけ
1-3 物流部門や物流企業の機能
●商物分離がはたして必要だろうか
●サードパーティロジスティクスの基本概念
1-4 サードパーティロジスティクス
●3PLとして必要な能力

Chapter2 物流拠点と物流施設
2-1 物流拠点を知る
●物流拠点とは単なる倉庫ではない
●物流拠点の種類
●物流拠点ネットワークの設計が物流戦略を決定する
●物流拠点配置は分散させるべきか、集約させるべきか
●倉庫の種類と用途
●自社倉庫と賃貸倉庫はどちらが得か
2-2 物流拠点の設置
●マルチテナント型倉庫とBTS型倉庫
●倉庫の賃貸借契約での注意点
●倉庫選定に必要なスペック
●倉庫内レイアウトによって業務効率が決まる
●不動産のオフバランス化とROA
2-3 物流拠点の売却で財務諸表の向上を図る
●自己資本比率を向上させる
●セールス・アンド・リースバック
●マテハン機器とは
2-4 マテハン機器
●パレットの種類
2-5 パレット無しでは物流センターの運営はできない
●パレットへの積載方法

Chapter3 倉庫運営
3-1 倉庫運営を知る
●倉庫のオペレーターは誰か
●物流企業の貨物保管は倉庫業法によって定められている
●商品の保管委託は倉庫寄託約款を知らなければならない
●倉庫から物流センターへ
●物流センターの業務の流れ
3-2 庫内作業・物流作業が物流品質を左右する
●保管効率を上げるためのABC分析
3-3 保管は倉庫の重要な機能
●棚卸によって保管の正確度が試される
●棚卸の命は「段取り」

Chapter4 在庫管理と発注
4-1 在庫管理
●在庫とは何かを考える
●在庫管理はどのように行うべきか
●在庫誤差はなぜ発生するのか
●在庫過剰がいけないと言われている理由を説明できるか
●適正在庫への取り組み
●在庫回転率を計算する
●発注を的確にコントロールすることによって適正在庫が保てる
4-2 発注
●定期発注方式
●定量発注方式
●発注担当者の悩み
●その他の簡易式発注方式
●ブルウイップ効果を知れば無駄な発注の原因が分かる
4-3 ブルウイップ効果

Chapter5 輸配送
5-1 運送、輸送、配送、輸配送を行うには
●運送の実態を知るところから始まる
●貨物運送は法律によって定められている
●運送方法によって変わる運送料金
5-2 運送料金体系
●輸配送コストを削減しなければならない
5-3 輸配送の効率化

Chapter6 物流システム
6-1 物流システムの導入
●物流システムは物流センターの必須アイテムである
●WMS(倉庫管理システム)で物流センターに変身
●TMS (輸配送管理システム)
●まだまだある物流関連システム
6-2 物流に関係するシステム

Chapter7 国際物流
7-1 国際物流で知っておかなければならないルール
●日本は貿易立国である
●国際物流の関門である通関と関税法
●インコタームズを知らなければ貿易取引ができない
●ウィーン売買条約を知ることでトラブルを未然に防ぐ
●輸出書類の流れと貨物の流れの概要
7-2 貿易の中での輸出の流れ
●通関を知らなければ輸出も輸入もできない
●国際輸送を担うフォワーダーとNVOCC
●コンテナを使用した運送
7-3 国際輸送とは
●国内物流とは違う梱包名称と梱包方法
●B/L
●AWB
7-4 国際輸送で使われる書類
●D/R
●SWB
●A/N
●サレンダー
●D/O
●S/I
●L/C取引の流れを知っていますか
7-5 信用状の仕組みを知る

Chapter8 物流料金と物流コスト
8-1 物流料金体系
●物流料金体系を考える
●トランザクション型
●フラットレート型
●リソースベース型
●アクティビティ・ベース型
●固定型
●管理型
●複合型
●物流コスト算定分類
8-2 物流コスト算定方法
●決算書から物流コストを知ることができるか
8-3 物流コストから物流を読み取る
●JILS・物流コスト調査報告書とは何か? ここから何が分かるのか?
●物流コストの締日を管理すれば正しい売上と利益が分かる
●物流コストを削減するためには物流を機能別に考えるとよい
8-4 物流コストの削減
●他社が行っている物流コスト削減方法が気になる
●人件費も物流コストです

Chapter9 保険
9-1 保険の種類を考える
●本当は必要ない保険
●火災保険
●物流賠償保険
●海上保険
●保険価格・保険金額・保険料はどう違うのか
●誰が付保するのか
●保険の始期はいつで終期はいつなのか
9-2 海上保険の実務
●知らないと損をする予定保険と包括保険
●会社の存続を危うくする製造物責任
9-3 PL保険

Chapter10 物流人材育成
10-1 物流に必要な能力・知識
●物流は体で行うのではなく頭で行う
●物流に関する資格を持っていて損をすることはない
●企業経営において人事評価は欠かせない
●最も基本となる5S評価
10-2 人事考課
●職務等級基準表の作成

Chapter11 物流アウトソーシング
11-1 物流のアウトソース先が物流戦略を左右する
●物流業者はどうやって探せばよいか
●RFIが、物流業者選定の第一歩
●RFPとRFQは、物流業者選定の最終戦
●物流企業の選定と評価によってこれからの物流が決まる
●アウトソースのトレードオフを考える
●SOPが作成できてやっと半人前
11-2 業務要領書を作成してみる
●SOPにはどんな項目と内容を記載すればよいのか
●下請法とは
11-3 下請法

Chapter12 物流契約書
12-1 契約書の必要性・重要性
●契約書作成は自分の仕事ではないと思っていませんか
●契約書と覚書の違いを説明してください
●契約書にはどのような内容が記載されているか自分で作成できるか
12-2 契約書の作成
●覚書、業務要領書とSLA

Chapter13 物流品質
13-1 品質改善の目的と目標
●物流品質を上げることができて始めて物流管理を行っていると言える
●物流品質のトレードオフを考える
●物流品質を向上させるためには何をすればよいのか
●物流品質について考えてみる
●物流品質改善項目例
●品質種類ごとの改善目的・目標・方法・期間の実例
13-2 品質改善の実行
●これからの物流のキーワード「環境」
●CO2排出量をどうやって算定するのか
13-3 環境問題を考える
●物流KPIとは何か
●物流KPIの指標を作成してみる
13-4 物流KPI
●KPIを継続するために必要なPDCA
●リスクマネジメントと災害対策
13-5 リスクマネジメント

Chapter14 物流コンサルティング
14-1 コンサルティング技術
●物流コンサルティング能力が物流を劇的に変化させる
●必須能力である物流ABC
●TOCとボトルネック
●SWOT分析によって客観的に自社の物流を見つめる
●ファシリテーションができないとコンサルテーションはできない
●プロジェクトマネジメントでの工程管理
14-2 プロジェクトマネジメント

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