ポケット図解 行動経済学の基本がわかる本

ポケット図解 行動経済学の基本がわかる本
著者 Haward S.Danford
ジャンル ビジネス
書店発売日 2013/03/12
ISBN 9784798037318
判型・ページ数 4-6・152ページ
定価 880円
(本体800円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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心理学の知見を援用して経済活動の本質にせまる「行動経済学」の入門書です。天気がよくて気分がいいから今日はちょっと贅沢をしよう――こうした心理による経済への影響は伝統的な経済学では例外(アノマリー)として理論の対象外となってきましたが、このアノマリーに注目したのが行動経済学です。本書は、ダニエル・カーネマンとエイモス・ドヴェルスキーが提唱した行動経済学の基礎であるプロスペクト理論、理論を実社会に応用した顕著な例であるリバタリアン・パターナリズム、ヒューリスティクスによる間違いやバイアスの問題、インセンティブやコミットメント理論などを図やイラストを使ってわかりやすく解説。経済行動の心理的な側面と根拠がわかります!

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第1章 行動経済学とは何か
1-1 経済学に「行動」が付くと
1-2 アノマリー
1-3 システム1とシステム2
1-4 プロスペクト理論
1-5 リバタリアン・パターナリズム
1-6 本書の構成
コラム バットとボールの問題

第2章 ヒューリスティクス
2-1 思考の近道
2-2 ヒューリスティクスを構成するもの
2-3 利用可能性ヒューリスティック
2-4 クライマックス効果
2-5 代表性ヒューリスティック
2-6 小数の法則とギャンブラーの誤り
2-7 大数の法則と平均への回帰
2-8 確証ヒューリスティック
2-9 感情ヒューリスティック
2-10 アンカリング
2-11 ドア・イン・ザ・フェイス
2-12 プライミング効果
2-13 「第1感」は本当に正しいのか
2-14 バイアスを回避する
コラム 錯視に見る人間の思い込み

第3章 プロスペクト理論
3-1 保有効果もアノマリー
3-2 価値関数
3-3 損失を回避する
3-4 保有効果が生じる理由
3-5 現状維持バイアス
3-6 感応度逓減性
3-7 利得はばらし損失はまとめる
3-8 参照点に依存する
3-9 変われないニッポン
3-10 アレのパラドックス
3-11 確率加重関数
3-12 確率による人の態度
3-13 4分割パターン
コラム 当選確率1000万分の1

第4章 フレーミング
4-1 フレーミングと意思決定
4-2 損失フレームと利得フレーム
4-3 美徳財と悪徳財
4-4 燃費の錯覚
4-5 オプトインとオプトアウト
4-6 フレーミングの広狭
4-7 比較可能性
4-8 おとり
4-9 希少価値
4-10 ハーディング効果
4-11 真ん中を選ぶ傾向
4-12 多すぎる選択肢
コラム 「させていただきます」というフレーミング

第5章 選好の逆転
5-1 時間割引率
5-2 双曲型割引
5-3 符号効果
5-4 上昇選好
5-5 計画の先送り
5-6 自信過剰
5-7 インセンティブ
5-8 コミットメント
5-9 ドル・オークション
5-10 サンクコストの呪縛
コラム 選好の逆転とフレーミング

第6章 お金と公正
6-1 メンタル・アカウンティング
6-2 無料のコンサート・チケット
6-3 フリーミアム
6-4 お金とお金でないもの
6-5 公正と不正の狭間で
6-6 共有地の悲劇
6-7 モラル・ハザード
6-8 社会規範と市場規範
6-9 公正さを保つ処方箋
6-10 行動経済学とナッジ

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