これだけ! 燃料電池

これだけ! 燃料電池
著者 坂本一郎
ジャンル 理工書
書店発売日 2015/08/27
ISBN 9784798042725
判型・ページ数 A5・224ページ
定価 1540円
(本体1400円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

この本に関するお問い合わせ・感想

これからの私たちの生活を支えるエネルギーは、石油から水素に代わると見込まれています。実際に、家庭用燃料電池「エネファーム」やトヨタの燃料電池自動車「ミライ」など、燃料電池を動力源とした製品が増えています。本書は、水素を燃料とする燃料電池の基本的な仕組みと、燃料電池をとりまくマーケットや業界について解説した入門書です。ポイントをしぼって説明しているので、知識ゼロの人でもすぐに基礎が身につきます。

【サポートはこちら】https://www.shuwasystem.co.jp/support/7980html/4272.html
第0章 燃料電池とは何か?
0-1 実は燃料電池は電池ではありません

第1章 SFと思われていた燃料電池
1-1 アポロ13号は燃料電池を積んでいた
1-2 ハリウッドが思う燃料電池の役割
1-3 日本映画が思う燃料電池の役割
1-4 燃料電池を英語で学んだ中学生

第2章 21世紀の日本と燃料電池
2-1 日本の燃料電池開発はオイルショックから
2-2 市民の視線で見た燃料電池
2-3 燃料電池車の燃料に最適なのは?

第3章 手探り時代の燃料電池の開発
3-1 燃料電池の発見
3-2 燃料電池の進展
3-3 宇宙開発と燃料電池
3-4 宇宙用から民生用に代わる

第4章 自動車用燃料電池の開発
4-1 自動車の普及と大気汚染
4-2 固体高分子型の躍進が始まる
4-3 固体高分子型燃料電池のリースが始まる
4-4 カリフォルニア州の燃料電池評価

第5章 固体高分子(PEM)型燃料電池の仕組み
5-1 燃料電池と日本語
5-2 代表的な燃料電池の仕組み
5-3 三相界面と白金触媒
5-4 プロトンの通り道
5-5 燃料電池の種類

第6章 燃料電池自動車
6-1 水素が燃料に決まるまで
6-2 燃料電池自動車の市販開始
6-3 燃料電池車の新たな問題
6-4 誤解される燃料電池車の問題
6-5 自動車産業の合従連携

第7章 家庭用燃料電池エネファーム
7-1 温暖化対策と燃料電池施策
7-2 家庭用燃料電池の特徴と仕組み
7-3 定置用燃料電池を支えた企業
7-4 定置用燃料電池大規模実証事業
7-5 エネファーム普及と固定価格買取制度
7-6 エネファーム普及の障害は価格だけ

第8章 水素社会に向けて
8-1 水素のイメージ
8-2 日本初の水素ステーション
8-3 地方自治体の取り組み
8-4 アメリカの水素事情
8-5 世界へ広がる水素社会

ご注文

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連書籍

同じジャンルの商品

お知らせ

一覧