図解入門業界研究 最新土木業界の動向とカラクリがよーくわかる本[第2版]

概 要

土木業界は、東日本大震災の復興需要や高度成長期に建設されたインフラの更新需要などにより、上昇傾向にあります。その一方で、高齢化や技能承継などの課題を抱えています。本書は、土木業界の仕組みや最新の情報を、図解をまじえてわかりやすく解説した業界研究書です。第2版では、新しい法律の制定や制度の変更、新技術の開発などを最新のものに改めました。業界への就職・転職を志す人、業界を知りたい人におすすめします。

著者 阿部守
価格 本体1500円(税別)
ISBN 978-4-7980-5066-9
発売日 2018/2/22
判型 A5
ページ数 260
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目次

第1章 土木業界の現状

1-1 安全な社会資本を整備する土木の役割

1-2 日本の高度成長を支えた土木業界

1-3 明るさを取り戻してきた土木業界

1-4 公共工事の予算の仕組み

1-5 見直されるストック効果

1-6 回復してきた土木業界の利益率

1-7 不足する技術者と技能者

1-8 土木業界を管轄する国土交通省と地方整備局

1-9 試行錯誤の入札制度改革

1-10 土木業界の生産性革命

コラム 女性技術者の進出

第2章 土木業界の構造

2-1 土木構造物の企画から完成まで

2-2 入札で重視される工事実績

2-3 経営内容重視にシフトした計審(経営事項審査)

2-4 技術を価格に換算する総合評価方式

2-5 リスクを避けるJV(共同企業体)の仕組み

2-6 利益を生み出す積算と原価管理

2-7 工期を守るのが建設会社の使命

2-8 公共工事を厳しく管理する会計検査

2-9 建設コンサルタントは土木の設計事務所

2-10 海外に活路を開く大手ゼネコン

2-11 港湾や海岸の整備で活躍する海洋土木会社

2-12 水を確保して有効に活用するダム建設の仕事

2-13 街と街、人と人をつなぐ橋の仕事

2-14 地盤に応じて変わるトンネルの仕事

2-15 外からはわからない地盤改良の仕事

2-16 埋立・浚渫を行う港湾の仕事

2-17 途切れることなく線路をつなぐ鉄道の仕事

2-18 効率良い移動を助ける道路の仕事

コラム 日本の原風景を守る「多自然川づくり」

2-19 洪水を防ぐ河川の仕事

2-20 衛生・環境を守る下水道の仕事

2-21 産業を支えるエネルギーの仕事

コラム ダムの歴史

2-22 コンクリートを製造する生コン工場

2-23 診断が重要な構造物のメンテナンス工事

2-24 受注に有利な土木の仕事

コラム 橋の型式

2-25 経験が問われる技術士の資格

2-26 コンクリートの品質を管理するコンクリート技士

コラム 土木業界の仕事

第3章 土木業界の規制・法律

3-1 業界の基本ルール「建設業法」

3-2 解体工事業の新設

3-3 土木業界の将来を支える担い手3法の改正

コラム ローマ街道は古代の高速道路

3-4 道路法で決められる道路の種類

3-5 不法投棄を許さない建設リサイクル法

3-6 河川整備の計画を定める河川法

3-7 路線や運賃を認可する鉄道事業法

3-8 海岸の保全と利用を管理する海岸法

3-9 日本の暮らしを支える港湾と港湾法

3-10 地下水を守る土壌汚染対策法

3-11 都市の発展と秩序ある整備を行う都市計画法

3-12 市街地を整備する市街地開発事業

3-13 価格と品質を評価する総合評価方式

3-14 建設工事の通知表「工事成績評定」

3-15 中小建設会社の資金繰りを助ける中間前払金制度

3-16 災害に強い国を作る国土強靭化基本法

コラム 施行時期の平準化が進む公共工事

第4章 土木業界の技術開発

4-1 ビッグプロジェクトで培った日本の土木技術

4-2 世界をリードする日本の土木技術

4-3 広がる開発力の格差

4-4 新しい技術を共有する「新技術情報システム」

4-5 土木構造物の地震被害

4-6 必ず来る大地震への対策

4-7 世界最長の海底トンネル、青函トンネル

4-8 世界一長く、高い吊り橋、明石海峡大橋

コラム 水中でも固まるコンクリートの不思議

4-9 豪雪地帯を走る北陸新幹線

4-10 日本企業が建設したボスポラス海峡トンネル

4-11 GNSSとドローンを利用した新しい測量技術

4-12 工事の出来を左右する建設機械の活用

4-13 東京五輪の競技環境を向上させる遮熱性舗装

4-14 ムリ、ムダ、ムラをなくすICT施工

4-15 土木で進むIoTの活用

4-16 コンクリートを若返らせる維持補修技術

4-17 現場作業を楽にする未来の作業服

4-18 土木遺産が示す先人の心意気

コラム 土木と建設で異なるコンクリートの硬さ

第5章 土木業界の問題点

5-1 多発する道路の陥没

5-2 土木業界の労働条件

5-3 きつい、汚い、危険からの脱却

5-4 変わりつつある下請との関係

5-5 低下する発注者の技術力

コラム 洪水を防ぐ巨大な地下のため池

5-6 不足する点検、メンテナンス人材

5-7 将来を支える技術の伝承

5-8 談合は本当になくなるのか

5-9 くじ引きで決まる公共工事の受注

5-10 監督処分と入札参加資格停止

5-11 公共工事のコスト削減

5-12 どこまで伸びる新幹線

コラム 設計者の顔が見えない土木構造物

コラム 土木工学科のカリキュラム

第6章 土木業界の将来展望

6-1 公共工事は誰のため?

6-2 公共工事の是非を検討する事業評価

6-3 PFIは自治体を救うか?

6-4 ますます求められる土木構造物の長寿命化

6-5 国土の流出を防ぐ土木の技術

6-6 災害時に力を発揮する土木業界

6-7 リニア新幹線で近づく東京と大阪

6-8 これから伸びる維持補修市場

6-9 効率を高める「ワンデーレスポンス」活動

6-10 世界から求められる日本のインフラシステム

6-11 土木構造に求められる景観への配慮

6-12 CIMが変えるこれからの社会資本整備

6-13 住民に信頼される土木業界へ

コラム 建設会社の順列を決める経審

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